学生の窓口編集部

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あなたはパクチー、好きですか?タイ料理をはじめ東南アジアの料理や南米の料理でも登場する人気の食材のパクチーですが、嫌いな人が多いのも事実。実はこれ、持っている遺伝子によるものなのだとか。

生活の中のちょっとしたナゾを科学で解決するYoutubeチャンネル「SciShow」が、パクチーを嫌う人が多いことの理由を説明。それによると、嫌う人たちは、臭いを感知する遺伝子が他の人と異なるとのことで、世界の人口の推定4〜14%程の人にとって、パクチーは石鹸のような味に感じるのだそう。

なぜパクチーが嫌いな人が居る?「嫌いになる遺伝子を持っている」
過去数年間、科学者たちが行った一卵性および二卵性双生児を対象とした比較調査によると、パクチーを嫌う人たちがアルデヒドという成分に反応するOR6A2という特定の嗅覚受容体を持っていることが明らかに。アルデヒドはパクチーをはじめバニラやシナモン、そして石鹸の成分にも含まれています。

ただ、この遺伝子を持っていない人の中にもパクチーが石鹸のような味がすると感じる人が居たことから、より複雑な遺伝子要因が関わっているとの見方もあるとのこと。

もしあなたがパクチー嫌いだったり石鹸のような味がすると感じたら、それはきっと洗い残しがあるわけではなく、あなたの遺伝子によるものです...!

参考:
If you hate cilantro, blame it on your genes
http://www.foxnews.com/leisure/2015/06/25/if-hate-cilantro-blame-it-on-your-genes/