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4本足のヘビ 英独研究者が化石発見7月24日 22時04分
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1億年以上前に生息していた大昔のヘビに4本の小さな足があったとイギリスなどの研究チームが発表し、陸上で活動していた4本足のトカゲがヘビに進化したとする仮説を裏付ける新たな研究成果として注目されています。
これは、イギリスとドイツの研究チームがアメリカの科学雑誌「サイエンス」の電子版で発表したものです。研究チームは、ブラジル北東部で、1億数千万年前の地層から4つの小さな足がある、は虫類の化石を発見し、その骨格などを詳しく調べたところ、ヘビと同じ特徴を持つことが分かったということです。
このため研究チームは、化石は1億年以上前に生息していた大昔のヘビのもので、さらに、4つの足があるヘビが発見されたのは初めてだとしています。ヘビは、体長およそ20センチで、長さ4ミリほどの前足とおよそ7ミリの後ろ足があり、それぞれの足には5本の指があります。
研究チームは、4本の足が、体の大きさに比べて小さいことから移動のためではなく、獲物などをつかむために使っていたのではないかと見ています。今のヘビが、なぜ足のない姿になったのかを巡っては、海などの水中で泳ぎやすいよう足を小さくしていったという説と、陸上にいた4本足のトカゲが地中で生活していくなかで足を小さくしていったという説の2つの仮説があります。今回、発見された化石は、陸上のトカゲがヘビに進化したとする仮説を裏付けるとして注目されています。
このため研究チームは、化石は1億年以上前に生息していた大昔のヘビのもので、さらに、4つの足があるヘビが発見されたのは初めてだとしています。ヘビは、体長およそ20センチで、長さ4ミリほどの前足とおよそ7ミリの後ろ足があり、それぞれの足には5本の指があります。
研究チームは、4本の足が、体の大きさに比べて小さいことから移動のためではなく、獲物などをつかむために使っていたのではないかと見ています。今のヘビが、なぜ足のない姿になったのかを巡っては、海などの水中で泳ぎやすいよう足を小さくしていったという説と、陸上にいた4本足のトカゲが地中で生活していくなかで足を小さくしていったという説の2つの仮説があります。今回、発見された化石は、陸上のトカゲがヘビに進化したとする仮説を裏付けるとして注目されています。