「ナマズ」重好評、通常販売へ　ウナギの半額以下が目標

　近畿大（大阪府）が開発し、土用の丑の日の２４日限定で東京・銀座と大阪市の大学直営の飲食店で試験販売した「うなぎ味のナマズ」重は、用意した計６０食が完売した。「ウナギの代替品としては十分」と客の評判も上々。全国の飲食店や外食チェーンと商談が進行中で、大学は今冬からの通常販売を目指す。

　２４日に銀座店が実施した顧客アンケートでは、１８人中１１人が「また食べたい」と答えた。「よく分からない」は６人で、「食べたくない」も１人いた。

　大学によると、この日は２２００円で販売したが、生産量を増やすことで将来的にはニホンウナギの半額以下で提供できる見込み。