高知新聞
天気追加:
台風情報
中部の天気
東部の天気
西部の天気

高知のニュース
国内・国際ニュース
おすすめトピックス

高知新聞購読申し込み


高知新聞NIE



スマートフォン(Android/iPhone)にも対応
坂本龍馬の部屋

こみゅっと申込み

イベント情報

とさあち
いちの土佐
おすすめグルメガイド

ピックアップ
高知ときの博物館
岩崎四代物語
高知ファイティングドッグス

まんが
きんこん土佐日記web版
単行本8巻発売!
にゅーすけっち

病院・診療所 診療科目ガイド

ミュージアムマップ
イベント情報

音声ブラウザーご使用の方へ

47clubでお買い物

Google


 
高新写真コンテスト募集
声ひろばなど投稿
記事データのご利用
後援申請の用紙
サイトからのお知らせ


高新住宅総合展示場ライム

土佐いごっそう倶楽部

47news

釣りタイムズ
地球33番地公式サイト

企業情報
高知県内リンク

ライン

ライン

【1】軍鶏鍋 ・・・ 果たせなかった最後の食事

 「龍馬の好物といえば軍鶏(しゃも)鍋」が有名なのは、やはり司馬遼太郎の名作「竜馬がゆく」からでしょうか。龍馬が何者かに襲撃され、命を落とした夜、風邪気味のため温まろうと軍鶏鍋を所望したことが描写されています。

 軍鶏鍋が料理屋から届く前に襲撃を受け、龍馬は結局、好物を食べることなくこの世を去ります。その時一緒にいたのが、龍馬の盟友でやはり土佐人の中岡慎太郎。実は、土佐は昔から鶏との関わりが深い土地なのです。

サンプル画像

食材名 軍鶏(しゃも)
原産地 タイ
分類 キジ目キジ科
調理法 飼育が難しく、肉質がよいことから高級食材として人気。鍋のほか焼き鳥や、くん製なども。

 軍鶏はタイ原産で、呼び名もタイの当時の名「シャム」に由来します。江戸時代初期までに日本に伝わり、闘鶏用、観賞用、食肉用として愛されてきました。土佐では「小軍鶏」と呼ばれる小さめの種類が多く、昔から民家などで広く飼われていたようです。安芸郡安田町には県内唯一の闘鶏場が残り、今も12月から翌年6月までの毎週日曜、闘鶏が行われています。

 土佐では軍鶏だけでなく、昔から鶏肉を飼育するのが盛ん。日本鶏の主な34種のうち、東天紅や県鳥の尾長鶏をはじめとする8種が高知原産とか。近年では土佐地鶏を元にしたブランド鶏「土佐ジロー」も名高いですね。

 そんな土佐に生まれ育ち、地鶏や軍鶏を食べて育った龍馬だから、長じても軍鶏鍋が好物だったのでしょう。放し飼いの地鶏は味が濃く、肉質も締まって風味豊か。そんな土佐の軍鶏鍋や鶏鍋は、甘辛いすき焼き風が一般的。ニンニクの葉やネギ、豆腐などを一緒に煮込み、溶き卵に絡めて食べるとおいしいですよ。

ライン

「龍馬の鍋」売り出す 南国市才谷

 坂本家の初代から三代目までの墓が残る山間の地、高知県南国市才谷。ここを中心とした南国市の農家や商工会有志らで作る「ごめんシャモ研究会」(小笠原治幸会長)が新たな市の加工特産品として軍鶏や野菜を売り出そうとしています。

 龍馬ゆかりの地として、龍馬の好物を商品化し、地域を振興しようという企画。会員らは味付けや具材について熱く鍋談議≠オ、うまい鍋を作り出そうとしています。

 龍馬が「才谷梅太郎」の変名を使っていたことは有名。龍馬の先祖が眠り、当時の雰囲気を感じさせる山村は2009年10月、「全国龍馬ファンの集い」ツアーで多くのファンが訪れました。この山間が今後、新たな龍馬ゆかりの名所になるかもしれません。

ライン

ここでご紹介しているのは一部の抜粋。携帯サイト「坂本龍馬の部屋」には、もっと詳しく掲載しています。ぜひ一度ご覧ください!
  →さらに詳しくは携帯サイトで!

 

>>「龍馬が食べる」 次の記事

>>「龍馬が食べる」 トップへ

>>「坂本龍馬の部屋」 トップへ


ライン

 

高知新聞HPサイトマッププライバシーポリシーネット上の著作権新聞購読お問い合わせ

Copyright 2006 The Kochi Shimbun. All Rights Reserved.
掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。
すべての著作権は高知新聞社に帰属します。  
サイトマッププライバシーポリシーネット上の著作権新聞購読お問い合わせ