2012-06-01 14:11:27

チェルノブイリと福島第1原発被災を比較

テーマ:東日本大震災
チェルノブイリ出張報告 - 福島第1原発被災と比べて

5月30日、参議院会館内で、東電福島第1原発災害対策本部と公明党福島復興再生推進プロジェクトチーム合同会議を開催し、内閣府原子力被災者生活支援チームから、チェルノブイリ原発事故による被災者への対応について聴取しました。

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報告書の目次にもあるように、福島第1原発事故は、チェルノブイリ原発事故に比べ、セシウム137の放出量1/6、汚染面積6%、放出距離1/10。

原子炉そのものが爆発したチェルノブイリ原発事故の影響は、福島より甚大です。

 チェルノブイリの場合、6千以上の子どもに小児甲状腺がんが引き起こされたとの報告があります。
一方、国連科学委員会およびロシア事故25周年レポートでは、白内障、固形がん、白血病などの他の疾病との因果関係は確認されていないとの報告がありました。

 しかし、甲状腺がんが多発発症したのは、避難や食品規制などの初動が遅れたため、牛乳によるヨウ素摂取等が理由とされています。

牛乳の食品規制は、チェルノブイリは事故10日後に導入した規制値3,700Bq/kgに対して、福島は事故6日後に導入した300Bq/kgと、福島第1原発事故の甲状腺被ばく量は、十分低いレベルにあるとのことでした。
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以上が報告の内容ですが、、がん発生期間は5年後以降と言われています。
子どもを持つ親としては、少しでも放射線量の少ない土地への移転を最優先に考えるでしょう。
その気持ちは当然だと思います。

今回の福島特別措置法により、福島県民全員の健康調査実施と、18歳以下の医療費無料化を実現したました。

これからも正しい情報提供に全力で尽力し、早期除染に挑戦し続ける決意です。






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