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 本紙で「論壇時評」を連載中の作家・高橋源一郎さん(64)が、この夏、第2次世界大戦で命を落とした伯父・宗彦さんの戦没地を初めて訪ねました。日本から3千キロ余り離れた南方の島、フィリピンのルソン島です。70年もの時を隔てた「慰霊の旅」から見えてきたものは何だったのか。寄稿してもらいました。

 大阪…