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防衛白書 韓国が竹島の記述に抗議7月21日 21時18分
ことしの防衛白書で島根県の竹島を、これまでと同様の表現で、「わが国固有の領土」と記したことなどに対し、韓国政府は「両国の新しい未来を開こうとする私たちの努力をむだにする行為だ」と批判したうえで、日本大使館の公使を呼んで抗議しました。
ことしの防衛白書は、島根県の竹島についてこれまでと同様の表現で、「わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が未解決のまま存在している」と記すとともに、昨年に続き、防空識別圏の図を載せてこの中で、竹島周辺を日本の領空と表記しています。
これについて、韓国外務省の報道官は21日、「このような挑発は、国交正常化50周年をむかえ、両国の新しい未来を開こうとする私たちの努力をむだにする行為だ」とする、声明を読み上げて批判しました。
また、韓国外務省のイ・サンドク(李相徳)北東アジア局長は、日本大使館の金杉憲治総括公使を呼び、「島は韓国固有の領土であり、日本の不当な主張を決して認めることはできない」と抗議しました。
これに対して金杉公使は、「竹島は日本固有の領土であり、抗議は全く受け入れられない」と反論したということです。
これについて、韓国外務省の報道官は21日、「このような挑発は、国交正常化50周年をむかえ、両国の新しい未来を開こうとする私たちの努力をむだにする行為だ」とする、声明を読み上げて批判しました。
また、韓国外務省のイ・サンドク(李相徳)北東アジア局長は、日本大使館の金杉憲治総括公使を呼び、「島は韓国固有の領土であり、日本の不当な主張を決して認めることはできない」と抗議しました。
これに対して金杉公使は、「竹島は日本固有の領土であり、抗議は全く受け入れられない」と反論したということです。