こんなつぶやきが回ってきて、
日本マイクロソフト、「Windows 10」への無償アップグレードを抑止する方法を案内 http://t.co/dceTWM0mIl pic.twitter.com/YhXrB31ruM
— 窓の杜 (@madonomori) 2015, 7月 23
え、あれって勝手にアップグレードするの!?最悪じゃん!!
って事でアップグレードを無効化(阻止)する方法をサクッと紹介(という割に長い)。
正確には「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
朝起きたらWindows7がWindows10になってた
…な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…」みたいな事ではなく(笑)、
2015年7月29日以降は「Windows10のアップグレードファイルが自動でダウンロードされ、アップデートを促すホップアップが表示されるようになる」というもので、勝手にWinodws10をDLされると回線の帯域食われたりHDDの肥やしになるのが嫌!とか、ホップアップやWindowsUpdate画面でついウッカリ「はい」を押してしまうなどを防ぐ…的なものですかね(*´∀`)ゞ
仕事で使ってる人はお使いのソフトが動かなくなったり、プリンタやタブレットなどの周辺機器が認識しなくなる可能性があるので暫くはWindows10へのアップグレードは様子を見た方が良いと思います。
夏コミ前ですし特に作家さんは…('A`)
この辺でポチッと押しそうでホント怖い:;(∩´﹏`∩);:
いやいやw pic.twitter.com/zyz4kkVixS
— かわにょ (@kawanyo) 2015, 6月 3
■①更新プログラムの適用
まず、Windows10へのアップグレードを抑止するにはWindowsの更新プログラム
「KB3065987」(Windows 7 SP1の場合)または、
「KB3065988」(Windows 8.1の場合)を適用した状態が必須です。
(特に設定していなければWindowsUpdateが自動で適用してるハズです)
上記のリンクから対応OSのページへジャンプして、
更新プログラムを入手・実行してください。
こんな感じのページに飛びます。
この画像の下の部分の「x86(32bit)」または「x64(64bit)」からお使いのOSに適した方を選択してください。
■②使ってるOSのbit数が分からない
32bitか64bitか分からない場合は、コントロールパネルを開いて表示方法を「カテゴリ」にして、「システムとセキュリティ」を開き、
「システム」をクリックすると、
お使いのPCのシステム情報が表示されます。
ここの「システムの種類」に記載されたビット数がお使いのOSのビット数です。
32bitOSはメモリ4GBまで、64bitOSは4GB以上のメモリが搭載可能で、32bitOSでは過去のOS(WindowsXPなど)との互換性が64bitOSより良いので古いソフトを扱う場合に適しています(たぶん
■③更新プログラムの適用(続き)
利用しているOSに適した方を選択したら、このような画面になるので、
「Japanese(日本)」を選んでください。そうすると、
日本語のページになるので「ダウンロード」を押してプログラムを入手・実行してください。
実行の際に既にWindowsUpdateなどで適用済の場合はそのようなメッセージが出ます。
適用されてない場合はインストーラーが立ち上がります。
そのまま進んでインストールを完了してください。
■④無償アップグレードを抑止を適用
いよいよ本題。
impressの記事によると、
「ローカル グループ ポリシー エディター」を開いて、[コンピューターの構成]→[管理用テンプレート]→[Windows コンポーネント]→[Windows Update]の順に画面を開くと[Turn off the upgrade to latest version of Windows Update]というキーがあり、それをダブルクリックで開いたら、値を“未構成”から“有効”へと変更すると無効になる
と書いてありますが、Windows7HomePremiumやStarter、Windows8(Proではない)はローカルポリシーの管理がありませんので上記の方法は出来ません。
…impressなにげに意地悪だな!(笑
impressが参照している元記事も、
ちょっと初心者には(記事の)敷居が高いね!(ノ∀`)
そこで上記の記事を簡単にご紹介(ようやく本題w)
まず、(Windows8xで)スタートを右クリックしてメニューを表示して「コマンドプロンプト(管理者)」をクリック。
(Windows7ではスタート>すべてのプログラム>アクセサリ>コマンドプロンプトを右クリック>管理者として実行)
このような画面になります。
そしたら先ほど記載した元記事のページ(Windows Update からの Windows 10 への無償アップグレードを抑止する方法)に記載のコマンドをコピペします。
----------ここから
reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate /v "DisableOSUpgrade" /t REG_DWORD /d 00000001 /f
----------ここまで
※blogからのコピペは改行や空白が入ってしまう場合があるので
メモ帳などに一度コピペして念のために確認して下さい。
コピペした内容をコマンドプロンプトに貼りつけます。
このようになります。
ここで実行(ENTER)します。すると問題なければ、
「この操作を正しく終了しました」と出ます。
もしエラーが出たり上記のようなメッセージにならない場合はコピペ時に改行や空白が含まれています。
■⑤エントリされているか確認
上記のコマンドがレジストリに反映されているか確認します。
※レジストリは誤った操作をするとOSが起動しなくなります。慎重に操作してください!
先ほど同様(Windows8xで)スタートを右クリックしてメニューを表示して今度は「ファイル名を指定して実行」をクリック。
(Windows7ではスタート>プログラムとファイルの検索)
「regedit」と入力し実行(ENTER)してください。
レジストリエディタが立ち上がりますので、
「HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Policies¥Microsoft¥Windows¥WindowsUpdate」
まで潜ってください。
上記画像のように左のウィンドウに「WindowsUpdate」というキーがあり、
右のウィンドウに「DisableOSUpgrade」という名前で「REG_DWORD」という種類のデータ値が「(1)」となっているものがあれば適用されてます。
万が一ない場合や値などが違う場合は下記の方法で手動登録します。
■⑥手動でレジストリに記述する
同様にレジストリエディタを起動します。
上記の方法で登録してない場合は下記のようなレジストリになってますので、
「HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Policies¥Microsoft¥Windows」
まで潜ってください。
「Windows」の所で右クリック「新規」>「キー」とすると
「新しいキー」が現れるので「名前の変更で」
「WindowsUpdate」に変更して下さい。
「WindowsUpdate」キーの中(右ウィンドウ)で右クリック>新規>DWORD(32ビット)値を選択し、
「新しい値#1」を「名前の変更」で、
「DisableOSUpgrade」に変更してください。
最後に「DisableOSUpgrade」を右クリック>修正で、
「DWORD(32ビット値)」の値のデータを「1」に修正してください。
以上で「Winodws10への自動無償アップグレードを抑止」が機能してるハズですが、実際に稼働してるのはまだ私も見てないので何とも言えません(笑
記述に誤りなどありましたらお知らせくださいm(_”_)m
■⑦おまけ:パソコンに「管理者じゃない」と言われた
家族や学校で1台のパソコンを複数人でアカウントを分けて使用している場合、管理者(オーナー/アドミニストレーター)じゃないと言われる事があります。
コントロールパネルの、
「ユーザーアカウントとファミリーセーフティ」をクリックすると、
登録されているユーザーが表示されるので確認してみて下さい。
「Administrator(管理人)」以外の場合は該当アカウントを選択し、
管理者に切り替えてください。
※切り替えには管理者の権限が必要なので他の管理権限を持ったアカウントの人に操作して貰って下さい。
見出し画像は夏宮ゆずさんに頂きました。ありがとうございます~ヾU*'ω')ノ"