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託児施設で死亡の乳児 顔にあざのような痕
7月24日 5時00分

去年7月、宇都宮市の託児施設で、生後9か月の赤ちゃんが熱中症で死亡し、元施設長ら3人が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された事件で、死亡した赤ちゃんの顔にあざのような痕ができていたことが分かり、警察は預けられていた際の詳しい状況を調べています。
去年7月、宇都宮市の託児施設「託児室といず」で、生後9か月の山口愛美利ちゃんが宿泊保育中に熱中症で死亡し、警察は23日、施設を経営していた元施設長の木村久美子容疑者(58)ら3人が、38度以上の高熱を出していた愛美利ちゃんを医療機関に診せずに放置していたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕しました。3人は「医者に連れて行くような症状ではないと思った」などと容疑を否認しているということです。
警察などによりますと、愛美利ちゃんは当時、1人で預けられていましたが、死亡した愛美利ちゃんの顔の目の周りなどにあざのような痕ができていたことが分かりました。
また、警察や宇都宮市には、この施設が、預かった子どもたちを毛布でぐるぐる巻きにして、身動きができないようにすることもあったという情報が寄せられていたということです。警察は、愛美利ちゃんの顔にあざのような痕ができたいきさつとともに、施設でどのような保育が行われていたのか、実態を詳しく調べています。

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