日経 フィナンシャル・タイムズを買収へ

7月23日 23時44分

日本経済新聞は、イギリスの経済紙、フィナンシャル・タイムズを買収することで、親会社のピアソンと合意しました。

イギリスのメディア大手のピアソンは２３日、傘下のフィナンシャル・タイムズを日本経済新聞社に８億４４００万ポンド(日本円でおよそ１６００億円)で売却することで合意したと発表しました。
日本経済新聞社に売却することについて、ピアソンのジョン・ファロンＣＥＯ＝最高経営責任者は、「日本経済新聞は、長年にわたり、ジャーナリズム界で、質が高く公平で信頼性のあるメディアであることを示してきた。フィナンシャル・タイムズは日本経済新聞の傘下で、今後も繁栄を続けると確信している」とコメントしています。
フィナンシャル・タイムズは１８８８年に創刊した世界有数の経済紙で、去年の発行部数は７２万部に上っていて、このうち７０％がオンラインによる購読となっています。