▼ ぎっくり背中
本日来院された男性の方。
「昨日の夜、リモコンを取ろうとしたら、突然、ぎっくり腰のような感じで、背中が痛くなりました。ぎっくり背中っていう痛みです」
とのこと。
何度もぎっくり腰は、経験されているとのことで、このような表現になったようです。
全体に、お体を拝見すると、実際目立って過緊張しているのは、横隔膜。
横隔膜は、肋骨や下部胸椎、上部腰椎にも付着していますから、
本人の感覚的に、ぎっくり腰のような、というのもうなずけます。
あらためて、横隔膜から、体全体に視野を広げてみると、
下行結腸へ、そこから、左股関節、左顎へという緊張のライン。
そのあたりを伺うと、
「先週末、親知らずを抜きました」とのこと。
抜いたのは、左下だったということで、
カラダの連鎖として下顎-股関節もありますから、
そういうつながりの中で、股関節-骨盤底-横隔膜と緊張が連鎖したのかも知れません。
今回の場合、
横隔膜の過緊張があって、それを直接的に緩めていくという方法論と、
横隔膜が緊張しなくてもいいカラダの状態に戻していくという方法論とが
あるかと思いますが、後者の方法で施術を行いました。
これまでのクセもいろいろあるお体でしたので、そのあたりも、お伝えしつつ、
一応、直接横隔膜や脊柱に働きかけることなく、
対象部位の過緊張は抜けてくれました。
呼吸の深さも、施術前には、2・3秒ずつの吸う、吐くでしたが、
痛みなく、それぞれ20秒ぐらいの深さで呼吸もできましたし、
本人も、「まだ重苦しさはあるけど、型にはまって動けないという感じではなくなった」
と仰っていました。
こういう時こそ、調子に乗って深追いするものではないので、
今日はここまでとしました。
「痛いところを直接やらなくても、よくなるんですね」
と本人もお仰っていましたが、
痛みの直接の原因があるとしても、その原因と思われる部位も、
実は、ほかの何かの影響で、
犠牲になってしまった部位、ということは多々あります。
おそらく、痛みの直接の原因となった横隔膜の過緊張。
しかし、その横隔膜もまた、加害者ではなく、被害者だったということでしょうね。
「昨日の夜、リモコンを取ろうとしたら、突然、ぎっくり腰のような感じで、背中が痛くなりました。ぎっくり背中っていう痛みです」
とのこと。
何度もぎっくり腰は、経験されているとのことで、このような表現になったようです。
全体に、お体を拝見すると、実際目立って過緊張しているのは、横隔膜。
横隔膜は、肋骨や下部胸椎、上部腰椎にも付着していますから、
本人の感覚的に、ぎっくり腰のような、というのもうなずけます。
あらためて、横隔膜から、体全体に視野を広げてみると、
下行結腸へ、そこから、左股関節、左顎へという緊張のライン。
そのあたりを伺うと、
「先週末、親知らずを抜きました」とのこと。
抜いたのは、左下だったということで、
カラダの連鎖として下顎-股関節もありますから、
そういうつながりの中で、股関節-骨盤底-横隔膜と緊張が連鎖したのかも知れません。
今回の場合、
横隔膜の過緊張があって、それを直接的に緩めていくという方法論と、
横隔膜が緊張しなくてもいいカラダの状態に戻していくという方法論とが
あるかと思いますが、後者の方法で施術を行いました。
これまでのクセもいろいろあるお体でしたので、そのあたりも、お伝えしつつ、
一応、直接横隔膜や脊柱に働きかけることなく、
対象部位の過緊張は抜けてくれました。
呼吸の深さも、施術前には、2・3秒ずつの吸う、吐くでしたが、
痛みなく、それぞれ20秒ぐらいの深さで呼吸もできましたし、
本人も、「まだ重苦しさはあるけど、型にはまって動けないという感じではなくなった」
と仰っていました。
こういう時こそ、調子に乗って深追いするものではないので、
今日はここまでとしました。
「痛いところを直接やらなくても、よくなるんですね」
と本人もお仰っていましたが、
痛みの直接の原因があるとしても、その原因と思われる部位も、
実は、ほかの何かの影響で、
犠牲になってしまった部位、ということは多々あります。
おそらく、痛みの直接の原因となった横隔膜の過緊張。
しかし、その横隔膜もまた、加害者ではなく、被害者だったということでしょうね。
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