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新妹魔王の契約者第9話「主従の功罪」

今回それぞれのエピソードは終盤に向けて事態の急展開のはずなんだが、作劇を簡単にしすぎてエロスもバトルも盛り上がらないこと夥しい。
原作のノベルとコミックをパラパラと見た印象では、特にコミックスではバランスもテンポも良かったのに、アニメではエロもバトルも中途半端な出来栄え。
斎藤久監督にシリーズ構成が吉岡たかをコンビに期待していたが、制作のアイムズのレベルに落ち着かざるを得なかったということか。

柚希の主従契約の儀式という名の主人公との初体験、ビデオ撮影付きの公開プレイもリビドー感じさせず。修正は致し方なくても、プレイ自体が事務的すぎて視聴者の下半身に響かない。目の前で二人のプレイを見せつけられて、どうして澪は嫉妬による呪いの発動という発情をしなかったのだろう。この状況を受け入れているのも都合良すぎる気がする。
結局は万理亜も澪の育ての親の仇ゾルギアの手先。ゼストと連動して澪を差し出すことになったのだが、これも驚きの状況にしては感情変化が薄い。
終盤に盛り上がってくれる可能性も万が一あるかもしれないので、期待は残しておきたい。

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