藤森かもめ
2015年7月23日18時32分
めざせ「DJ車掌」とばかりに、JR西日本が車内放送の工夫に取り組んでいる。気の利いた話をすることで、混雑時の乗降をスムーズにするとともに、同社のイメージアップもはかる。本格的な夏祭りシーズンを控え、準備にも熱がこもる。
■天神祭に向けて
「天神祭は浴衣姿が多い。『帯をドアに挟まれないように』と加えよう」
「熱中症対策に『のどの渇きも忘れるほど楽しいお祭りですが、水分補給をして、体調管理にはお気を付け下さい』はどうか」
「『お時間の許す限り、屋台などで余韻をお楽しみ下さい』と放送すれば、帰りのラッシュを緩和できるのでは」
同社の大阪支社で9日に開かれた勉強会。この日のテーマは「おもてなし放送」。20~30代の車掌22人が集まり、24~25日の天神祭を前に、車内アナウンスの文案を練っていた。
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