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ストレスチェック、厚労省がプログラム開発- 今秋めどに完成予定、無料配布へ
厚生労働省は22日、ストレスチェックを受ける人が画面で入力したり、結果を出力したりできるプログラムを開発していることを明らかにした。12月に施行されるストレスチェック制度に役立てることが目的。今秋をめどにプログラムを完成させ、無料で配布する方針だ。【新井哉】
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同制度は改正労働安全衛生法に基づいて導入される。産業医や保健師らが実施者となり、職場での労働者のストレスの程度を点数化し、その度合いの高い人を選定。労働者の希望に応じ、産業医や外部の医師による面接指導を行い、必要に応じて精神科の専門医などを紹介し、ストレス要因となる職場環境の改善につなげる。
開発中のプログラムは、同制度の導入や実施を円滑に進めるのが狙いで、労働者が画面でストレスチェックを受けることができる機能に加え、▽労働者の受検状況を管理する機能▽個人のストレスチェック結果を出力する機能▽集団ごとの集計・分析結果を出力する機能―などが盛り込まれる見通し。
また、労働基準監督署に報告する情報を表示したり、あらかじめ設定した判定基準に基づき、自動的に高ストレスの人を判定したりする機能も加える予定という。
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