韓国観光公社が21日に発表した統計によると、先月に韓国を訪れた外国人観光客は75万925人で、前年同月(127万3627人)に比べ41%減少した。中東呼吸器症候群(MERS)の流行で韓国旅行を取りやめた外国人が多かった。外国人客が前年同月比で減少したのは2013年5月(2.5%減)以来、約2年ぶり。
国・地域別では、中国人が45%、日本人が42%、それぞれ減少した。韓国旅行の自粛・再考を促す警報を発令した台湾と香港からの観光客は、それぞれ76%、75%の大幅減となった。