週末温泉
宮城県を中心とした温泉めぐり
赤這温泉 阿部旅館
今日は、休みがとれたので平日温泉。
向かった先は、赤這温泉阿部旅館。
場所は、東鳴子温泉の川向かい。
旅館の建物は、グリーム色なので、見つけやすい。
川沿いの道から坂を少し上り、旅館の玄関前を過ぎて奥に進むと駐車場がある。
玄関から中に入る。
今日は、大女将さんが出迎えてくれ、帳場で受付をする。
お風呂は2箇所。
玄関から見て左側の廊下を奥まで進んだところにある。
お風呂のドアの近くに3種類の札があり、状況に応じてドアノブに掛けて使用することができる。
まずは、手前のお風呂へ。
今日は他にお客さんがいないので、連れと2人で貸切にする。
脱衣所は狭いが、整頓されている。
浴室に入った瞬間にアブラ臭が感じられ、気分が高揚する。
浴槽は6人サイズ。
塩ビ管の湯口からは熱いお湯が勢いよく注がれている。
こちらのお湯は、赤這3号泉を使用。
泉質は、含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉で中性のお湯。
湯温は少し高めで、シャキっとした浴感。
匂いは、アブラ臭、硫黄臭、金気臭のミックス。とてもいい香りでうっとりとする。
色は無色に近いが、若干白っぽく濁っている。
浴槽の隅に設けられた切り欠けからは、溢れたお湯が静かに流れ出している。
鏡の付いた洗い場が2箇所。
水道の蛇口のみで、お湯の出るカランやシャワーはない。
続いて、奥のお風呂に向かう。
こちらも貸切の札を掛けて使用。
脱衣所は、同じような感じだが、籠の色が違う。
浴室に入ったとたんに金気臭が感じられる。
塩ビ管からはドバドバとお湯が注がれている。
赤這1号泉と3号泉の混合泉。
泉質は、ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉で中性。
湯温は若干低め。
前回訪問時は、手前のお風呂が温め、奥が熱めだったので、今回は逆になっている。
匂いは、金気臭。
もしかしたら、注がれているお湯も逆になっているのかも知れない。
次回訪問したら聞いてみようと思う。
浴槽の切り欠けからは、溢れたお湯が排出されている。
洗い場は2箇所。
浴槽から直接お湯を汲んで、体や髪を洗う。
石鹸のみ備えられているので、シャンプーは持参したものを使う。
お風呂から上がり、帳場まで来ると、今度は女将さんが見送ってくれる。
川の上を流れる風が大変気持ち良い。
対岸には、東鳴子の温泉街が見える。
お風呂場の外には源泉井戸がある。
周囲にはアブラ臭や硫黄臭が漂っている。
前回はこの辺りで猫が昼寝していたが、今回は発見できなかった。
阿部旅館はお湯が素晴らしく、宿の人たちも感じがいいので、いつか泊まってみたいと思う。
前回の訪問はこちら
赤這温泉 阿部旅館
場所 宮城県大崎市鳴子温泉字赤這125-1
料金 300円
時間 9:00~18:00
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おおう牧場
赤倉温泉からの帰り道、おおう牧場でランチをとることにした。
ここは、国道47号線沿いにあるので、最上方面からの帰りに何度か寄っている。
最初は、店の名前から、ステーキか焼肉の店と思って入って、メニューを見てびっくりした記憶がある。
メニューには、定食や鳥の唐揚げはあるが、ステーキや焼肉はない。
そばと中華そば中心のお店。
また、自家栽培、自家製粉、石臼碾きのそばを売りにしている。
お店の前には、広い駐車場がある。
店も広くて、入口付近に6つぐらいのテーブル席があり、奥には座敷の席がある。
私が注文したのは、天ぷらもりそば(1350円)
天ぷらは、えび天と数種の野菜天で、荒塩でいただく。
アスパラと舞茸が特に美味。
天ぷらの量がけっこうあるので、2人でシェアしながらいただく。
小鉢は、ひじきの煮物。
一緒に煮てあるこんにゃくがプリプリで、いい食感。
あとはお新香。
そばは、二八ぐらいで、ほのかなそばの香りが感じられる。
もちもちとした独特の食感がある。
たれは、若干甘めで、出汁がよく効いている。
連れは、もりそば(750円)を注文。
こちらには天かすが付いている。
食後のそば湯は濃厚で、最後まで飲みきった。
そばだれに、残しておいた薬味のネギとわさびを混ぜて飲むといける。
以前寒い時期に立ち寄ったときに食べた中華そばとみそこんにゃくが美味しかった。
次回は、もつ煮込みを食べてみようと思う。
おおう牧場
場所 山形県最上郡最上町堺田156-12
時間 10:00~17:00
定休 火曜日
赤倉温泉 いづみ荘
今日は、山形県の赤倉温泉にあるいづみ荘に行ってきた。
温泉街の狭い路地を進むといづみ荘があり、向かいに駐車場がある。
以前訪問した時には、ちょうどお湯を入れている途中で、その日は断念したので、今日は再チャレンジとなる。
玄関から中に入ると愛想のいい女将さんが出迎えてくれる。
お風呂は男女別にあるが、他にだれもいないので、大きい方の男湯を貸切にして使ってもよいとのこと。
お言葉に甘えて、連れと久しぶりの混浴をすることにした。
お風呂は階下にあるので、階段を使って下に降りる。
廊下を進むと、まず女湯がある。
さらに奥に進むと男湯がある。
脱衣所には棚と籠とベンチがある。
清掃が行き届いているので、気持ちよく使うことができる。
貸切使用のため、内側から鍵を掛ける。
浴室に入った瞬間、僅かながらフワッと石膏臭が感じられる。
大好きな赤倉の香りにうっとり。
しばらく誰も入っていなかったようで、浴室の床は乾いている。
浴槽は4人サイズ。
湯口からは熱めのお湯が少しずつ注がれている。
泉質は、カルシウム・ナトリウム-塩化物泉。
無色透明のきれいなお湯。
湯口の周りはには、カルシウムが堆積している。
お湯の表面の温度はかなり高くなっているが、底の方が温いので、手足を使って湯もみするとちょうど良い温度になる。
浴槽の隅に設けられた切り欠けからは、静かにお湯が溢れ出している。
2人で同時にお湯に浸かると、溢れ出したお湯で、浴室の床は洪水状態になる。
浴室の隅では、2匹の可愛らしいカエルが見守っている。
洗い場は2箇所あり、シャンプー類完備。
シャワーの出具合も良好。
貸切なので、だれに気兼ねすることもなく、1週間ぶりの温泉を十分に満喫することができた。
当然のことながら、桶を枕にしてトド寝したり、お湯に浸かったりして、寛ぎの時間を過ごした。
だれもいない女湯を探検してみる。
脱衣所は、男湯よりも小さめ。
細長い浴室の奥に浴槽がある。
こちらも男湯と比べて少し小さい。
洗い場は1箇所で、シャワー・シャンプー類完備。
今日は、貸切使用のため、ゆったり・のんびりと過ごすことができた。
また、源泉掛け流しのお湯は新鮮そのもので大満足。
赤倉温泉のお湯は自分の好きなタイプのお湯。
あと何軒か訪問したい場所があるので、また行ってみようと思う。
いづみ荘
場所 山形県最上郡最上町大字富澤1005-7
料金 大人500円 子供300円
時間 10:00~16:00
鳴子温泉 旅館すがわら(再訪)
今日は、鳴子温泉の旅館すがわらに行ってきた。
当初は、山形県の赤倉に行くつもりだったが、すがわらの前を通ったときに、駐車場に車がほとんどないことに気づき、急遽変更した。
場所は、ガソリンスタンドのある交差点から入り、幸雲閣の少し先。
旅館すがわらは、木造の風格ある建物。
ちょこっと見えているアクアは、最近ヴィッツから乗り換えたばかりの車で、まだ1000kmも走っていない。
玄関から中に入り、フロントで受付をする。
お風呂は2階と3階にあるので、階段を上る。
今日は、女湯が2階、男湯が3階となっている。
3階の大浴場の手前左側には貸切風呂が2つあり、空いていれば自由に入ることができる。
前回訪問したときには、貸切風呂に入らなかったので、まずは貸切風呂を目指す。
しかし残念ながら、清掃とお湯の入れ替え中で、入れず。
大浴場に入った後にもう一度行ってみるが、お湯を入れている最中で、まだ30分はかかるとのことなので、諦めた。
脱衣所は広めの造りで、入口付近には貴重品ロッカーがある。
洗面台にはドライヤーが備えられている。(今の時期はあまり必要はないが・・・)
石造りの浴槽は、とても大きくて、20人以上が入ることができる。
湯口からは熱いお湯がチョロチョロと注がれている。
泉質は、ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉で、PH8.7のアルカリ泉。
ヌルヌル感のあるお湯は、少し濁りがある。
湯口付近の湯温はかなり高く、特にお湯の表面が非常に熱くなっているので、手足で湯もみしながらお湯に浸かる。
洗い場は4箇所あり、シャワー・シャンプー類完備。
内湯で長湯した後は、熱くなった体を冷ますために露天風呂へ向かう。
石造りの浴槽は2人サイズ。
今日は、宮城県でも30℃を超える真夏日。
日陰に陣取り、お湯に浸かったり、浴槽の縁に腰掛けたりしながら、しばし寛ぐ。
竹筒の湯口からは熱いお湯がチョロ出し。
溢れたお湯は浴槽に付けられた切り欠けから静かに外に流れ出している。
お風呂から上がり、1階のロビーで連れを待っていると、涼しい風が通り抜けてとても気持ちがいい。
今日は、日曜日にも関わらず、ほぼ貸切状態。
貸切風呂に入れなかったのは残念だったが、大浴場と露天風呂を満喫することができた。
次回こそは貸切風呂に入りたいと思う。
前回の訪問はこちら
旅館すがわら
場所 大崎市鳴子温泉字新屋敷5
料金 500円
時間 10:30~14:00
鎌先温泉 すゞきや旅館
今日は、仙南に用事があり、その帰りに鎌先温泉のすゞきや旅館に寄ってきた。
以前、一度行ったことがあるが、土曜日でお客さんが多かったために、「日帰り入浴できません」の表示があり、入れなかったので、日曜日を狙って再チャレンジしてみた。
車は、鎌先温泉の共同駐車場に入れる。
駐車場は、旅館ごとにスペースが決められている。
すゞきやのスペースはほぼ満車状態だったが、1台分空いていたのでぎりぎりセーフ。
すゞきや旅館は、駐車場のすぐ向かい側にある。
一部4階建ての立派な建物。
玄関から中に入り、フロントで受付をする。
入浴料を払い、入館時刻と氏名を記入する。
駐車場が一杯だったので混雑していることを心配していたが、11時過ぎに1つ記載があるだけで、後は空欄。
もしかしたら貸切状態になるのでは、と期待が膨らむ。
お風呂は2箇所にある。
最初に向かったのは、3階の大浴場。
エレベーターで3階に上がり、廊下を少し歩くとお風呂がある。
ここには、「4階の展望露天風呂もどうぞご利用ください」というありがたい表示がある。
脱衣所はきれいで広いので、気持ちよく使うことができる。
なお、貴重品ロッカー等はない。
今日の男湯は石風呂。
女湯の方は黄金風呂となっている。
毎日午後6時に暖簾の入れ替えが行われているので、宿泊すれば両方に入ることができる。
長方形の石風呂は10人サイズ。
湯口からは熱めのお湯が勢いよく注がれている。
泉質は、ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉で、PH8.0の低張性アルカリ性低温泉。
源泉温度が低いために、加温しての注入。
湯使いは、循環濾過、塩素消毒ありとなっているが、塩素臭はほとんど感じられない。
熱めのお湯は、若干のヌル感がある。
匂いはほのかな温泉臭。
洗い場は5箇所あり、シャワー・シャンプー類完備。
浴室内には、別のシャンプー・コンディショナーも用意されている。
予想通り、完全貸切状態。
トド寝はしなかったものの、十分に寛ぐことができた。
続いて、展望露天風呂に向かう。
展望風呂は4階にあるので、階段を登って移動する。
こちらの脱衣所も広くてきれい。
洗面台にはドライヤーが備えられている。
屋根付きの露天風呂は、檜造りの4人サイズの円形のお風呂。
泉質は、大浴場と同じ。
浴槽には切り欠けが設けられ、溢れたお湯は外に流れ出している。
循環とかけ流しの併用。
洗い場が2箇所あり、シャワー・シャンプー類が備えられている。
お風呂からの眺めはとてもよく、周りの木々や温泉街がよく見える。
今の時期の露天風呂は、気持ちがいい。
お湯に浸かって火照った体を涼しい風が冷ましてくれる。
出たり入ったりしながら湯浴みを楽しむ。
こちらも嬉しいことに終始貸切状態。
露天風呂からは、湯主一條が見える。
木造旅館の一條は、いつか泊まってみたい宿の一つだ。
前回は撃沈したが、今日は貸切状態。
鎌先のお湯を心ゆくまで楽しむことができて大満足だった。
鎌先温泉 すゞきや旅館
場所 白石市福岡蔵本字鎌先1-38
料金 500円
時間 11:00~15:00