宝くじで10億円当たるのは本当に幸せなのだろうか、当ったつもりでシミュレーションしてみた

幸せになる        2015年06月29日

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宝くじで10億円当たるのは本当に幸せなのだろうか、当ったつもりでシミュレーションしてみた

日本でも当選最高額は上昇の一途か

私たち働くサラリーマンの永遠の夢、宝くじの高額当選。

海外でも数100億円相当という目もくらむような高額当選が存在する一方、日本でも高額の当選額として10億円を超える当選額が存在することが確認されている。

札束日本人が一生遊んで暮らせる金額がおよそ5億円と言われている。これは何年間生きるかにもよるが、例えば5億円を50年で割ったとすれば、月換算にして

500,000,000円÷600月=833,333.333333…円

ということで、毎月80万円以上もの自由に使えるお金が存在することになる。これがもし6億円ならば毎月100万円、10億円になれば毎月160万円以上ものお金が自由に使えるということになるのである。

さぁここからが本番だ。あなたならこの生涯給与と言っても過言ではない大金を何に使うであろうか?

私なら真っ先に住宅ローンを完済して、クルマも買い替えよう。パソコンも古くなったから新しくして、趣味の遊び道具も欲しい。いつもはお金がかかるから避けていたGWど真ん中に海外に行くことだって余裕だ。そうだ、いっそのこと家ももう1軒買ってしまおう!

使い道 金額
住宅ローン完済 ¥27,000,000
クルマ買い替え ¥5,000,000
新しいパソコン ¥200,000
趣味の遊び道具 ¥200,000
GWど真ん中に海外旅行 ¥500,000
家ももう1軒 ¥40,000,000
¥72,900,000
残り金額 ¥927,100,000

 

全部こなしてもまだ9億2700万円以上も余るぞ!!どうしよう使い切れない!!すげぇー!!

……。宝くじはこうやって捕らぬ狸の皮算用をしているときが一番楽しいのかもしれない。

高額当選者は本当に存在するのか

日本には1000万円を超える高額当選者にのみに配られる「その日から読む本」なるものが存在するらしい。

その本には高額当選者としての心得が事細かに記されており、浮かれた高額当選者の気持ちを害せずに安全に巨額のお金を運営するノウハウが詰まっている。かいつまんで紹介すると、

「受け取った当せん金は、とりあえず安全な場所へ」

「当せん直後は、興奮状態にあるという自覚を」

「ひとりでも人に話せば、うわさが広まるのは覚悟しよう」

「当せん金は、当面使うお金と残すお金に分ける」

「もしもの時のために遺言状を作る」

ざっとこんな感じの言葉のオンパレードだ。特に最後のひとつには思わず身震いを覚えたが、これは裏を返せば過去にこのようなトラブルがあったことの示唆にほかならないだろう。

毎年の宝くじが開催されるたびに、このような思いを味わう高額当選者は必ず存在する。これは間違いない事実である。

小野雄吾(HOW MATCH編集長)
小野雄吾(HOW MATCH編集長)
1975年8月、東京都出身。Web制作の仕事を経て、2015年よりサラリーマンの悩みと幸せを金額で解決するWebメディア、HOW MATCHを立ち上げる。編集長とはいえ実際はたった1人で運営しているので編集長と言えるのかは甚だ疑問。
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