【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の外務省報道官は21日、イラン核協議が最終合意したことを北朝鮮核問題の進展につなげようとする米国に対し不快感を示し、核兵器を放棄しないとの立場をあらためて強調した。朝鮮中央通信の記者の質問に答える形で述べた。
報道官は「一方的に先に核を凍結したり放棄したりすることを論じる対話には全く関心がない」と強調した。米国務省報道官が14日、「北朝鮮が非核化と関連し誠実で信頼に値する態度を示してこそ交渉に乗り出すことができる」と述べたことに対し、交渉の可能性を一蹴した形だ。
北朝鮮外務省の報道官はイラン核協議の最終合意について「自主的な核活動の権利を認められ、制裁解除に向けた長期間の努力によりイランが成し遂げた成果」と評価しながらも、「われわれは実情が完全に異なる」と強調。「われわれの核抑止力は半世紀以上続く米国の核の脅威と敵対視政策から国の自主権と生存権を守るための必須の手段であり、交渉のテーブルに載せる取引物ではない」と主張した。