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ソユーズ 太陽電池パネル1枚開かず
7月23日 9時09分

日本人宇宙飛行士の油井亀美也さんが乗り組み、国際宇宙ステーションに向けて飛行しているソユーズ宇宙船で本来、2枚開くはずの太陽電池パネルのうち、1枚が開いていないことが分かりました。これについてJAXA=宇宙航空研究開発機構は、「必要な電力はもう1枚でまかなえており、今後の飛行への影響はない」としています。
日本人宇宙飛行士の油井亀美也さんが乗り組んでいるロシアの宇宙船「ソユーズ」は、日本時間の午前6時2分に打ち上げられたあと地球を周回する軌道に入り、およそ6時間をかけて国際宇宙ステーションに向かっています。
しかし、JAXAによりますと、ソユーズ宇宙船で本来、2枚開くはずの太陽電池パネルのうち、1枚が開いていないことが分かったということです。
ソユーズ宇宙船では、宇宙空間に出ると、折りたたまれた長さ4メートルの2枚の太陽電池パネルが自動で開き、発電した電力は地上との通信や、宇宙船内の温度管理などに使用されています。
太陽電池パネルの1枚が開いていないことについて、JAXAは「太陽電池パネルは1枚でも必要な電力をまかなえる設計になっているうえ、バッテリーも搭載されているので、今後の飛行への影響はない」としています。
JAXAによりますと、ソユーズ宇宙船では去年9月にも太陽電池パネルの1枚が開きませんでしたが、飛行に影響はなかったということです。

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