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J1とJ2 初めて債務超過のクラブなくなる
7月23日 0時07分

サッカーJリーグの各クラブの昨年度の財務状況が発表され、J1とJ2では債務超過のクラブが初めてなくなりましたが、J1のサガン鳥栖が2期連続の赤字となり、Jリーグでは経営改善のサポートを続けるとしています。
Jリーグのクラブライセンス制度ではJ1とJ2のクラブは昨年度まで3期連続で赤字になったクラブと、昨年度、債務超過のクラブはリーグに参加できなくなります。
Jリーグは3月期決算のため、5月の発表からは漏れていたJ1の柏レイソルと、J2のジュビロ磐田も加えたJ1とJ2の合わせて40クラブの昨年度の財務状況を発表しました。
それによりますと、債務超過のクラブは前の年度は11ありましたが、昨年度はすべて解消され、初めてなくなりました。Jリーグは各クラブが広告収入を増やすなど健全な経営を進めている結果だとしています。
その一方で、サガン鳥栖は昨年度、3億6000万円の赤字で2期連続の赤字となり、今年度も赤字となった場合はリーグに参加できなくなります。Jリーグでは、サガンへの経営改善のサポートを続けていますが、「改善しつつある」として注視していく方針です。
また、J3は今年度末の時点で3期連続の赤字か、債務超過に陥ったクラブはリーグに参加できなくなりますが、ブラウブリッツ秋田とガイナーレ鳥取が昨年度、債務超過となり、藤枝MYFCとFC琉球が2期連続の赤字となっています。Jリーグでは引き続き、注意深く見守るとしています。

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