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外国人旅行者 45年ぶり出国日本人上回る
7月23日 4時03分

外国人旅行者 45年ぶり出国日本人上回る
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円安などの影響で海外から日本を訪れる外国人が増えていますが、この半年間に日本を訪れた外国人旅行者の数は、同じ期間で海外に出国した日本人の数を、大阪万博が開かれた昭和45年以来、45年ぶりに上回りました。
日本政府観光局によりますと、ことし1月から6月までの半年間で日本を訪れた外国人旅行者は、推計で去年の同じ時期と比べて46%増えて913万9900人となり、上半期として過去最高を記録しました。
一方、同じ期間に海外に出国した日本人は762万2800人で、入国した外国人旅行者の数が出国した日本人を上回りました。
こうした逆転現象が起きるのは大阪万博が開かれて多くの外国人旅行者が日本を訪れた昭和45年以来で、45年ぶりのことです。
その後はジャンボジェット機の就航で大量輸送時代が到来し、価格の安いパックツアーが普及したことや、円高が進んだことで日本人の海外旅行者数が大幅に増加し、出国者が入国した外国人旅行者を一貫して上回ってきました。
ことしは円安傾向が続いていることやビザの発給要件の緩和などで、外国人旅行者の増加が続いている一方、日本人にとっては円安により海外旅行が割高になっていることで逆転傾向は続きそうです。

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