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箱根の宿泊客 火山活動で40%近く減
7月23日 4時03分

箱根の宿泊客 火山活動で40%近く減
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神奈川県の箱根山に火口周辺警報が出されるなど火山活動の活発化の影響で、箱根町の旅館やホテルへのことし6月の宿泊客は、去年の同じ時期よりも40%近く減っていることが町が行った調査で分かりました。
箱根町は火口周辺警報が出されるなど箱根山の火山活動の活発化による観光業への影響を調べるため、今月2日からホテルや旅館、土産物店などを対象に調査を行い、22日、結果を公表しました。
それによりますと、回答があった65軒の旅館やホテルの宿泊客は去年の同じ時期に比べて、5月は21.4%、6月は37.4%少なくなっています。さらに今月1日現在での予約状況を聞いたところ、去年と比べて今月分は37.1%、8月分は46.3%少なくなっています。
また、飲食店や土産物店の売り上げも5月、6月の2か月間で、去年の同じ時期と比べて30%から40%ほど少なくなっていて、夏の観光シーズンを前に影響が広がっていることが分かりました。
箱根町は、「調査結果から危機感を再認識させられた。噴火警戒レベルの引き上げの影響が出ているとみられる。今月以降の調査も引き続き行って、今後の支援策を検討したい」と話しています。

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