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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋40年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。夢と勇気と感動を与えるブログ。


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28日、JBC(日本ボクシングコミッション)安河内 剛 前事務局長に対する処分が発表された。


安河内氏は不正経理による横領などの背任行為はなかったが、組織管理の面で不十分な点があったとして、降格処分。後任には、森田健事務局長代行が就任。また、斎藤慎一専務理事が専務を辞任し、秋山弘志理事の専務理事就任が決まった。


背任行為なかったが・・・膳事務局長を降格(日刊スポーツ)


私のところへ来た関係者からの第一報には、「安河内氏は、東京ドームの社員になるらしい」とあった。


う~ん、ハテ?


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安河内氏、事務局員に降格(毎日新聞)


この問題を正確に伝えて来ている毎日新聞記事は、”安河内氏の新職務について森田氏は「林有厚コミッショナーが『ボクシングとかかわりのない職務につける』と言っている」と説明。”


渦中の安河内氏は、「一職員から出直したい」と語っている様子と伝え、日本プロボクシング協会の大橋秀行会長は、この日の決定を受け「今の体制(JBC)のままで行く」と、新体制への支持を表明した模様。


森田氏は明日以降、安河内氏残留なら、その大半が職を辞するというJBC職員と、東京試合役員会の説得に当たる。


「ボクシングとかかわりのない職務につける」と、「東京ドーム関係の職員になるらしい」は、違っているようで似ている。そして、ひじょうに意味深な部分でもあります。


真意はどうなんでしょう。言葉は難しい。


しかし、安河内氏がJBC職員として残るということになれば、説得はどうなるのやら。心配です。


健康管理問題で活躍され、病院側との緊急受け入れ態勢を万全に整えた、元チーフインスペクターの安原氏がカムバックするようだとの情報も来ましたが、こちらはまだ未確認。


緊急事態に再登板もいいのでは、との意見は多々ありました。


それにしても厳しいご意見メール頂いております。


7月1日には協栄ジムの瀬藤幹人選手が、日本Sバンタム級正規王座を賭けて、芹江匡晋(伴流)選手との大一番に挑む。現場としては、スッキリ勝負に臨みたいと願うばかりです。


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JBC(日本ボクシングコミッション) 安河内 剛 前事務局長の不正経理、恫喝、愛人疑惑などによる問題は、ついに来るところまで来た。

まず、厚労省職員、無許可で審判員(東京新聞) と報道され、14年間に渡り報酬を受け取っていたリングネーム山田一公A級審判員が、17日付けでJBCに辞表を提出していたことを、森田健事務局長代行が発表。

厚労省職員のボクシング審判問題:審判員が辞表提出(毎日新聞)

しっかりしたボクシング記事を書いてきている来住哲司記者の毎日新聞は、今回の件を受けての辞職と報道。そして安河内氏は、名誉毀損で警視庁練馬署へ被害届を提出。

JBC前事務局長 名誉毀損で被害届提出(スポーツニッポン)



安河内氏は、只今発売中の”週刊新潮6月30日号”の巻頭グラビアページで、菅総理、ホリエモンの次に登場しており、こちらの方も名誉毀損で訴えることになるでしょうね。しかし、これは驚きました。


菅総理 「居直り」

ホリエモン 「檻エモン」






東京試合役員会の浦谷信彰会長が訴えている。

「安河内さんの一連の疑惑は、ボクサーや職員を愚弄する行為で許せません。本当にボクシングを愛しているなら自ら身を引くべきです。これは現場で働く我々の総意なのです」

28日の調査委員会の答申をふまえた理事会の処分発表を前に、安河内氏は、『未だファイティングポーズを見せるのだ』とあります。


これも記事中にある写真。

先代会長がよく言われていたことがある。

「アイツは何でこんなに一般受けしないんだろうなァ?」

「一般受け」とは、人気がないことを指す。我々は、「あれだけの人が何でわからないのかなァ」と、当時から、そして今でもたまにこの「一般受け」を話題にします。

強い人の前では何があっても辛抱し、調子がいいことだけを報告する。自分の悪いことは一切口にせず、全ては他人のせい。その分というか、持って生まれたものというのか、下にはつらく厳しい。当然、「一般受け」しなくなりますよね。

ある業界の方と「安河内さんも一般受けしなかったんですかねェ」と何気に話しをしたら、「いや、もう一般受けとか何とかじゃなくて、憎まれてる感じがしますよ」との答え。これには驚きました。しかし、ここまで表面化するとは・・・・。

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国家公務員法抵触の疑惑で厚労省から調査を受けている山田一公氏。『疑惑の発覚したここ数日にJBCの管理していた男性のデータが大幅に書き換えられ、履歴書が紛失したという』。これは一体誰の指図で、誰がやったのか。もはや、JBCの疑惑隠しは団体ぐるみ?

JBC分裂!安河内事務局長の復職に反発

昨日の日本プロボクシング協会理事会で、”新団体設立”の声が上がり、大橋秀行協会長は理事会後に、林有厚コミッショナーと緊急会談。しかし、意見はまとまらない。

『別組織への不正介入とする林コミッショナーが安河内氏の解任を拒否したことも、今回の決定につながった』

JBC、24日にも新団体発足・・・前事務局長不正で内部分裂(スポーツ報知)

別の統括団体立ち上げに付いては、協会理事会で森田氏から説明があり、認められた。森田氏は24日にJBCの林有厚コミッショナーに辞表を提出する。

28日のJBC理事会で決定される安河内氏の処分如何によっては分裂回避もあるが、同氏の解任を望む協会側は一歩も引かない構えを構築。別団体は試合の管理運営を主たるものとし、反安河内派の職員や試合役員の大半が移籍する見通しだ。

護らなければいけないものは、JBC、協会が二人三脚で作り上げてきた歴史と信用である。現場を統括する協会。それらを管理する立場のJBCだが、時が過ぎ、昭和53年には財団法人として認定され力を付けた。しかしその力は、一個人とそれを取り巻く一部の人間の特権とすることではないだろう。


中央の眼鏡の方が田辺宗英氏。

初代コミッショナー田辺宗英 氏は、ボクシングの母といわれる荻野貞行氏の試合に感動を受けたことでボクシングと出合った。コミッショナーに推挙されて以来、「ボクシングをよくしてやろう」の心意気で名誉職に徹しられた。

今、心新たに純粋にボクシングを愛する人々の手で、夢を持ち、毎日努力し、懸命に頑張る選手達が安心できるリング環境が整うことを願うばかりです。  →  JBC関連過去記事

”一般受けしない”のには、理由がある。


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これもJBCの不祥事というのだろうか。A級審判員が、厚生労働省東京労働局の職員ということを隠し、約14年間に渡り報酬を受け取っていた件が毎日新聞より報道された。

国家公務員の兼業は所轄庁の長が許可した場合を除き禁止されているが、審判員氏は兼業許可申請書を提出していない。


厚労省職員・偽名でレフェリー14年 プロボクシングで(毎日新聞)

参考→人事院規則


疑惑の主は山田一公審判員。同氏は日本タイトル戦、OPBFタイトル戦で審判員を務めた経験がある。兼業許可申請書を提出し、兼業が認められた場合でも、その報酬は受け取れないことに決まっている。




これまでにも、そして現在も、兼業許可申請が認められリングで活躍しているボクサーはいる。01年8月に日本Sフライ級タイトルを獲得した佐々木真吾(木更津グリーンベイ)選手も、千葉県鋸南(鋸南)町役場の水道課主事を務める公務員ボクサーだった。


「公務員をやりながらもここまで出来るんだ」との意志で、日本チャンピオンまでのぼりつめた。ともなれば、ファイトマネーも大きいが、それは受け取ることが出来ない。




『厚労省によると、同労働局の調査に男性は「レフェリーなどはしていない」と否定』


報酬は度外視。純粋な気持ちでリングに上がるプロボクサー。リングに上がるまでには厳しい練習がある。一朝一夕ではいかない。毎日のひたむきな努力が必要だ。それに反して・・・・。


「レフェリーなどはしていない」という調べを受ける男性職員が、JBC審判員の”山田一公”氏とは違うことを願うばかりである。そうでなければ、リングを管理するJBCに対する不信感は募るばかり。試合を裁く以前の問題で、言語道断といえるだろう。


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前事務局長安河内氏の問題処理に対し、JBCの対応は不透明さを隠せなかった。


6月13日付け、東日本プロボクシング協会大橋秀行会長名で、JBC林有厚コミッショナー宛提出された”JBCの現状に対する要請書”にも、JBCに対する不信感が如実に表れている。


『JBCの宣言(2001年8月1日)には、「JBCは昭和27年4月21日、日本プロボクシング協会の推載により日本で行われる全てのプロ・ボクシングを統括するために1国1コミッションの方針のもとに設立された」という文言があります。


即ち、JBCの設立は、日本プロボクシング協会を構成するプロモーター等のジム会長が、「1国1コミッション」という世界プロボクシング興行の方針を充足すべく、JBCを推載することにしたため、なされたものです。』


という書き出しで始まる文書では、林コミッショナー名で出された示達と題する文書により、協会理事らのJBCに対する信用が大きく毀損されたとある。




さらに、『このような混乱が続きますと、JBCにお願いしている試合等の運営・管理に支障が生じるのではないか、出場する選手の命・身体の安全が守られるのか、大変憂慮しています。』


さらに、「当協会では、そもそも当協会によるJBCの「推載」自体を見直すべきではないか、選手たちを守るためには苦渋の選択をせざるのでは得ないのではないか、という問題意識を持つに至っております。」と続く。


そして、『プロボクシング業界全体の発展のためJBCに対する必要且つ十分な影響力を行使してきたのか、自省する部分もございます。』として、5項目に渡る要請事項をあげた。


(1)直ちに、プロボクシング関係者が納得のいく人事体勢を構築し、今回の混乱を収捨すること。


(2)改めて、試合等の運営・管理に万全を期し、選手の生命・身体の安全を十全化すること。


(3)JBCの理事に、当協会が推薦する理事を選任すること。


(4)JBCの評議員につき、当協会が推薦する評議員の員数を増加させること。


(5)JBC本部事務局と当協会事務局との定期協議会を、月1回程度、開催すること。


20日(月)の回答期限にJBCは、”JBC 事務局長代行に森田健理事を起用へ(毎日新聞) とする解答を示した。森田氏は、「JBCが安河内氏の処遇を決めれば事務局長を受ける」とし、安河内氏の処遇は、28日(月)の理事会で決まる予定。


そんな最中、厚生労働省東京労働局男性職員が、リングネーム(山田一公)を使い約14年間にわたってプロボクシングのレフェリーやジャッジを務め、報酬を受け取っていた疑惑発覚。


選手は法を守り、純粋な気持ちでリングに夢を賭けているのに、捌く方がこれでは・・・。


「レフェリーなどはしていない」


なんだか力が抜けてしまいますね。(ノ_・。)


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本日発売、6月17日付けの夕刊フジ・”格闘技裏通信”に、JBC安河内事務局長問題の新たな疑惑が、またしても取り上げられた。

今回はカラーになってます。(~~)



以下、主だった部分を抜粋してみます。

・外国人レフェリーを1泊2日の京都旅行に接待。代金は経費で支払った。

・プロモーターから宿泊費が出る出張で、宿泊費の一部をJBCに請求。

・フィリピン人関係者とのボクシング用品の売買に関与。





そして、愛人疑惑に関する詳しい続報として、安河内氏が大阪職員に登用した形の元キャバクラ嬢の勤務内容。また、もう一人の愛人とされる東京の経理担当女性との疑惑証言が掲載されている。

職員たちは長年、威圧的な言動に悩まされてきた。

「目障りだ、あっちへ行け」

「てめえ覚えてろよ」

恫喝で人を裁いた方が、恫喝常習者だったとは。

斎藤専務理事がおっしゃった「国辱的」という言葉がそっくり当てはまる。

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協会からはJBCの存在を改めて問われる事態にあいなった。

(1)納得のいく人事体制

(2)選手の生命・身体の安全を守るために試合の運営・管理に万全を期すこと

(3)JBCの理事に協会推薦の理事を選任

(4)評議員も推薦員数の増加

(5)JBCと協会の両事務局の定期協議会開催


大橋秀行日本プロボクシング協会会長が、回答を求めている上記事項の回答期限は20日(月)。


この問題勃発からこれまで、JBC組織図 にある理事会、評議員会は機能していないように思われる。協会側が申し入れたことは、もっともだと感じます。納得のいく人事体制が発表されることを期待。

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日本のプロボクシング界を司る、日本ボクシングコミッション(JBC)安河内 剛 事務局長の不正経理、職員恫喝、女性問題。


先週末は、斎藤専務理事から安河内氏現場復帰という形で終わったが、予想通りどっこいそうは片付かなかったようです。


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日本プロボクシング協会大橋秀行会長は、「誰もが納得する人事体制を構築し、早く正常に戻してほしい」と懇願。


東日本試合役員会からも 林 有厚コミッショナー宛、安河内氏の辞任要求が突きつけられたのは承知の事実。そしてまた、大橋協会長からも、「誰もが納得する人事」が要請された。


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昨夜、後楽園ホールで開催されたダブル・タイトルマッチに、安河内氏の姿はなかったとファンから報告が来ました。


「それは良かった!」


(1)納得のいく人事体制

(2)選手の生命・身体の安全を守るために試合の運営・管理に万全を期すこと

(3)JBCの理事に協会推薦の理事を選任

(4)評議員も推薦員数の増加(5)JBCと協会の両事務局の定期協議会開催


協会は20日までに、以上の問題に対する回答をJBCに求めた。


今わかっている事実は、安河内氏がJBCの歴史ある信頼性を損ねたということだ。


斎藤専務理事が、林コミッショナーによる示達(通達) として、安河内氏の復帰を発表したことに対し、大橋協会長が危機感を抱いたことに大いに賛同する。


”示達”とは、『注意や指示を知らせること』(goo辞書)とある。


それは、全く立場が逆ではないか。


現状を認識していない言葉使いは、コミッショナーをも巻きこんでしまう。


おかしい。私はそう思います。


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