写真・図版定期運行の最終日に上野駅を出発する北斗星＝３月１３日、東京都台東区

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　最後のブルートレインで、来月２２日の札幌発の臨時運行を最後に完全引退する寝台特急「北斗星」（上野―札幌）の最終列車の切符が２２日、全国のみどりの窓口などで発売された。午前１０時の受け付け開始とほぼ同時に売り切れた。

　ＪＲ東日本によると、最終列車は８月２２日午後４時１２分札幌発、２３日午前９時２５分上野着で、定員１８８人。ＪＲ東京駅で一番最初の午前６時過ぎに並んだ会社員の白石誠さん（５９）＝埼玉県春日部市＝は、発売と同時に窓口で予約端末を操作してもらったが購入できず。「昭和のなごりを味わいたかった。キャンセル待ちを毎日確認したい」

　北斗星は１９８８年に誕生し、車体の老朽化などで３月に定期運行を終了。現在は週３往復ほどの臨時列車として運行している。