ニュース詳細
サハリン沖 日ロが合同で海上訓練7月22日 20時39分
k10010162461_201507222202_201507222208.mp4
ロシア極東のサハリン南部の海上で、22日、日本の海上保安庁とロシアの警備当局が合同訓練を行い、密輸船の取締りや船で発生した火災の消火活動などで連携の手順を確認しました。
この合同訓練は、海上保安庁とロシア国境警備局が2001年から毎年、日本とロシアの海上で交互に行っています。
ことしの訓練はロシア極東サハリン南部のコルサコフ沖で行われ、海上保安庁から巡視船「えちご」が、またロシア国境警備局からは巡視船や警備艦など6隻が参加しました。このうち、違法な薬物を密輸する船の取締りを想定した訓練では、ロシアから日本の排他的経済水域に逃げ込んだ密輸船を取り締まるため、日本とロシアの巡視船が無線などで連絡を取り合い、逃走する船を追跡し停止させました。そして、追い詰められた密輸船の乗組員が船に火を放ってボートで脱出すると、連携して船に放水して消火に当たり、さらに、逃げる際に海に落ちた容疑者を救助する手順も確認しました。
訓練を指揮した第1管区海上保安本部の坂野公治本部長は、「巡視船の運用や情報の伝達など協力して訓練ができたことは、今後の活動に大いに役立つ」と話していました。
ことしの訓練はロシア極東サハリン南部のコルサコフ沖で行われ、海上保安庁から巡視船「えちご」が、またロシア国境警備局からは巡視船や警備艦など6隻が参加しました。このうち、違法な薬物を密輸する船の取締りを想定した訓練では、ロシアから日本の排他的経済水域に逃げ込んだ密輸船を取り締まるため、日本とロシアの巡視船が無線などで連絡を取り合い、逃走する船を追跡し停止させました。そして、追い詰められた密輸船の乗組員が船に火を放ってボートで脱出すると、連携して船に放水して消火に当たり、さらに、逃げる際に海に落ちた容疑者を救助する手順も確認しました。
訓練を指揮した第1管区海上保安本部の坂野公治本部長は、「巡視船の運用や情報の伝達など協力して訓練ができたことは、今後の活動に大いに役立つ」と話していました。