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【世界を読む】韓国のハイテク救急車「廃車騒動」…1台2200万円で自慢の遠隔診療システムも型落ちPCで通信不良、誤作動続出

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韓国のハイテク救急車「廃車騒動」…1台2200万円で自慢の遠隔診療システムも型落ちPCで通信不良、誤作動続出

韓国・ソウル市内の予備兵訓練所に入る救急車。韓国では主に重大な急患以外の救急車利用は有料制となっている=2015年5月(AP)

 韓国SBSテレビ(電子版)によると、消防士の装備は自治体によってレベルがバラバラで、予算の厳しい自治体ではヘルメットを自費で購入する消防隊員もいるという。

 また韓国JTBCテレビ(電子版)では昨年6月、群山消防署の消防士へのインタビューを放映したが、その中で、「2~3年前まで耐熱手袋のかわりに農・漁業用ゴム手袋が支給されていた」と証言もあった。

 通信機能が十分でないハイテク救急車を導入したり、一方で現場の救急隊員に自費で装備を購入させたり、衛生無視のゴム手袋を支給したり…。安全体質無視の韓国社会の悪弊がここにもあらわれている。

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