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プロライターが教える履歴書の自己PR・志望動機の書き方!例文付

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実際に30歳を超えて転職したプロのライターが、失敗しないアラサー転職の自己PR・志望動機の書き方を指南します。履歴書を書く前にしたリサーチを活かし、自己PR・志望動機を実際に書いていきます!例文・テンプレート付。

どうも、私です。

 

先日、

「プロライターが教える履歴書の志望動機の書き方!転職者用就活対策」というタイトルで、

履歴書や志望動機を書く前のリサーチ・準備をメインにした記事を書きました。

「プロライターが教える履歴書の志望動機の書き方!転職者用就活対策」はこちら

 

そのときの記事が大反響で、嬉し涙を流したのですが、

転職活動の悩みを抱えている人が多いことを改めて認識しました。

(私の他にも、100メートルダッシュと尾崎豊を熱唱している人がいるんですね。)

 

そこで今回は、そんな悩みを抱える人たちの助けになれればと、

履歴書を書く前に調べた内容を活かして、

履歴書の自己PRや志望動機の欄をどのようにして書いていくのか、

具体的に私が書いた文章を例文にしながら紹介してみたいと思います。

 

夜の校舎の窓ガラスを壊してまわる前に、読んでみて下さい!

自己PRと志望動機の違いって、そもそも何?

musuka

出典:http://www.maison-du-velo-lausanne.ch

 

「バルス!」(ゴメンナサイ、特に意味はありません)

 

自己PRと志望動機を具体的に書いていくにあたって、

意外とあいまいなのが、この二つの違い。

 

「自己PR」の意味を調べてみた

「自己PRとは、企業に対して“自分のいいところ”をアピールすることです。

自己PRでは自分の長所や特徴について、いかに相手を納得させられるかがポイントになります。

自己PRで大切なのは、

ある経験を通して何を学び、何を感じ、それによって自分がどう成長したのかということ。

面接の際には自分が得たものを整理して、きちんと話せるようにしておきましょう。

そしてそれが社会に出て、どのように活かされるのか、

志望する企業でどう有効であるかまで関連づけて話す必要があります。」

出典:https://kotobank.jp

 

「志望動機」の意味を調べてみた

「その職種または会社へと変わる、移ることを希望するに至ったきっかけ。

転職をする際には必ず理由またはきっかけがある。

人事担当者も志望するきっかけをきちんと把握しておくことで、

以後の採用募集活動を円滑に進める事ができる可能性がある。

またそのきっかけをお互いに把握することで、

双方にとって合理的な志望であるかどうかを検討することもできる。」

出典:https://kotobank.jp

 

と、あります。

これを読んでも、どう違うのか、パッパラー河合くらいパッパラパーな私には、まだよく分かりません。

頭のいいサンプラザ中野くんが、「こう考えればいんだよ」と教えてくれました。

 

自己PRは、あなたが求める人材と合致するかを、企業が判断する材料を書くところです。

つまり、企業目線です。

あなたが求めている人材と合致するか、企業目線で書かなければならないから、

説得力が重要なのです。

説得するためには、感情論だけではなく、事実を書いていくことが重要になります。

(客観性が必要ですよね)

しかし、この事実というのは能力や経験のことだけでなく、

意欲をアピールすることも含まれます。

 

志望動機は、あなたがなぜその企業を選び、志望したのかを書くところです。

つまり、志望者・あなたの目線からになります。

あなたが何に興味があり、何をしたいのか、どうなりたいのか、

その目標や夢を会社に入社することで、どう実現できるのかを書くところです。

(自分の主観を書いていますね)

 

サンプラザ中野くん、わかりやすい!

「まだ走れそうな気がしてきた」と言う、パッパラパーな私に、

名曲『ランナー』を歌ってくれました。

自己PRの出発点は、まず企業が求めている人材・人物像を把握すること

dorakue

出典 http://pachipu-syobai.biz

 

まず、自己PRの書き方から見ていきましょう。

 

自己PRは企業目線で書く欄なので、

まず、企業研究した内容に注目しましょう。

 

企業が求めているのは、どんな人材・人物像ですか?

求人情報が掲載されている本やインターネット、企業のホームページ、提供している商品やサービスをよく観察してみましょう。

そこから、一つ一つ、この企業で役に立つ人材・人物像を挙げていけばいいのです。

 

そして、その挙げた人物像のうち、自分と共通するところを自己PRに書いていくのです。

 

例えば私の場合ですと、ライター・コピーライターの仕事を探していましたので、

企業は文章を書くのが好きな人や、

出版や広告、会社の広報担当などの経験者を一番に求めています。

 

したがって、私も「文章を書くのが好き」なことを、まず初めにアピールしていました。

ただ「好き」だと書いても、もちろん説得力がありませんので、これまで自分がしてきたことを書きました。

 

「十年間ブログを続けていて、これまでに書いた総記事数は700件以上になります。」

「エッセイや小説を書いて、公募の賞に応募したことがあります。また、○○社の○○賞で、佳作になったことがあります。」

「○○社が行っているライター養成講座に半年間通い、プロのライターとしてやっていく基礎を学びました。」

こういった具体的な事実を書くことで、文章を書くのが好きであることや、仕事にしたい本気度が相手に伝わると思います。

 

さらに、その企業ではどんな文章を書くことが求められているのかを、

求人情報ページ、企業のホームページ、発行している媒体などを読み、分析します。

書くジャンルは、どんなものが多いのか?

グルメ情報、映画、旅行ガイド、美容・健康、スポーツ、経済など、文章を書くといっても様々な分野があります。

もちろん、文章を書くにあたっては、そのジャンルについて詳しい方が書きやすくなります。

そういったこともアピール材料になります。

 

文体はどういったものが良いのか?

会社経営者や政治家などが愛読する難解で硬い雑誌の文章、

商品を売るための広告の文章、

スマートフォンで読まれることを前提にした、行替えの多い、読みやすい文章、

そういった用途によって、書くべき文章は変わってきます。

 

どんな文章が求められているのかを把握し、

読者を具体的にイメージできていること、どんな文章が有効であるかを

しっかりと意識して書くことをアピールしましょう。

 

また、ライター・コピーライターの転職の場合には、

実際に求められているタイプの文章を書いて、面接時などに提出しましょう。

「こういった文章が求められるのではないかと思い、書いてみました」

と言えば、面接官も受け取ってくれます。

 

文章の質が良ければ、もちろん能力をアピールできますし、

仮に文章の評価があまり良くなかったとしても、

意欲をアピールすることはできます。

 

企業という組織・集団で仕事を行っているのだから、コミュニケーション能力はどんな企業でも必要

これまでに経験した職種とまったく関係のない職種に転職するときにでも、

必ず前職の経験をアピールできるのがコミュニケーション能力です。

 

人と接することのない仕事は存在しません。

いくら一人で行う仕事でも、同僚とコミュニケーションはとっていくはずです。

前職の経験をどう活かすのか、書けないなあという時は、

コミュニケーション能力だけでも書いておくといいでしょう。

 

私も、自己PRに以下のように書いていました。

 

「これまでの職務で、様々な環境で様々な人と仕事をしてきました。

その経験から得た折衝・調整などのコミュニケーション能力は、

どんな仕事でも一緒に働く人たちとの連携、

相手から話を聞くときなどに役立つものと考えています。」

志望動機の出発点は、自己分析した内容

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出典:http://blog.hagukigyakuten.com

 

次に、志望動機の書き方です。

 

自己PRとは逆に、志望動機は、あなた目線で書く欄なので、

自己分析した内容に注目しましょう。

 

あなたは何に興味を持っているのか、何をしたいのか、何をしてきたのか、

そういったことが自己分析により明確になっているはずです。

 

それを一つ一つ志望動機の欄に書いていきます。

会社に入ってから、その一つ一つがどう実現できるのかを書いてください。

どう実現できるのかを書かないと、

採用担当者はなぜあなたがこの会社を志望しているのか分からないままです。

 

例えば、私の場合ですと、

「文章を書くことが好きで、ずっと文章を書く仕事に憧れていたこと」

「これまでの仕事で広報業務を担当したことがあり、情報発信していく仕事に対する興味がさらに深まったこと」

「貴社に入社してからは、『雑誌○○』の記事のような文章を書きたい」

「ライターとしてだけでなく、プランナーとして企画にも携わっていきたい」

などなど、やりたいことが会社に入ったら実現できることをアピールするのです。

 

企業側も、志望者のやりたいことがうちの会社でできると思えば、

意欲も高いだろうし、仕事を長く続けてもらえそうだなという印象を持つはずです。

履歴書の自己PR・志望動機を書くことは面接の準備にもなる

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出典:http://matome.naver.jp

 

以上が、自己PRと志望動機の書き方です。

 

自己PRは、企業目線だから企業研究を出発点にする。

志望動機は、あなた目線だから自己分析を出発点にする。

このことを意識してください。

 

履歴書を書く前の調べる時間をしっかりと取らなければならない理由も分かっていただけたと思います。

十分に調べて、多くの項目を挙げられているほど、書く内容が充実するからです。

この会社には、こっちの項目の方が合っているな、

ここはちょっとずれているからこの会社には書かないでおこう、

といったように、たくさん挙げられていれば、会社ごとに適した項目を選ぶことができますよね。

なので、調べる時間が非常に大事なのです。

履歴書の志望動機を書く前にすべきこととは(前回の記事)

 

ここまで実際に頭を動かし、手を動かしていただいた方は、

面接の準備も、かなり出来てきています。

 

書類審査を通過して、面接に臨む際には、

あなたの準備したことをしっかりと面接官に伝えましょう。

 

あなたの転職活動が上手くいくことを願っています。

上手くいったら、居酒屋で一杯やりましょう♪

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澤野 尚喜

記事を書いた人:

1981年12月生まれの33歳。新潟県の佐渡ヶ島出身。 大学入学とともに東京へ移住。現在は神奈川県在住11年目。 趣味は読書、散歩、フットサル、野球観戦など。最近はちょっと油断をするとお腹が出てくるお年頃。健康のことも気になり、色々と調べています。 日々の凹凸を丁寧に愛でるように暮らしていけたらという理想を抱いています。クスッと笑える、暮らしに潤いを与えるような記事を目標に頑張りますので、よろしくお願いします!

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