Act.7 聖書の暗号

 最終話の前にお知らせです。
 『本当にあったいじめの話』の最終話【Act.7】は、大人向けです。
 大人のモンスターはシャレにならないので、最終話は3〜7日ほどの期間限定公開です。



 皆さんは、聖書の暗号【バイブルコード】をご存知ですか?
 東日本大震災のあった2011年3月11日の前営業日にあたる3月8日と、7日前にあたる3月4日に、多数の復興関連株が平常の10〜100倍も取引されています。
 株について知らない人には、意味がわからないと思いますが、宝くじで例えるならば、『当たりが出た店』ではなく『明日、当たりが出る店』の宝くじが、前日と一週間前に買われまくったようなものです。
 買った人はなぜ、復興関連株の値上がりを予想したのでしょうか?
 具体的に、あらかじめ仕込まれていた復興関連株については、「聖書の暗号 311」 で上位検索されるページの後半にリストアップされており、この情報が事実であることについて、沙っちゃんはしっかり裏を取りました。皆さんも、過去の株価や取引量の調べ方を知っている方は、自分で調べてみるとよいと思います。この情報はデタラメではなく、真実でした。

 いったい、どういうことですか?
 未来予知ですか? 予言ですか? そう、予言なのだと、復興関連株を直前に仕込んでいた人たちは言うでしょう。
「東日本大震災は聖書の暗号で予言されていたのだ」

 ですが、同じ聖書の暗号が予言しているのです。人工地震を。
 まず、地震波形と地震の起こり方がおかしい。東日本大震災は、1秒の狂いもなく、20分間隔で4回だそうです。
 なんですか、それ。
 地震波形は自然地震のものではなく、核実験のそれに酷似したものだそうです。
 なんですか、それ。

 東日本大震災は、拝金主義者が活断層に核爆弾を仕込んで起こした、自然災害に見せかけた核攻撃だった。

 などという話は、証拠を確認もせずに、いきなりデマだと決め付ける人が多いです。
 ですが、沙っちゃんは少なくとも株取引について、デマではないことを確認しました。
 皆さんにも、信じなくてもいいけど、人工地震を訴える人々が列挙している証拠を、きちんと確認してあげて欲しいのです。
 偽旗攻撃といい、情報操作といい、沙っちゃんを攻撃するザコモンスターの手口と、根本的には同じです。ザコモンスターの存在さえ信じない人たちが、最凶クラスの悪魔たちが起こす人工地震という核攻撃を信じると、沙っちゃんは思いません。
 また、信じたとして、個人にできることが何かあるでしょうか?

 あります。
 これまた、沙っちゃんが提唱している祝福型戦闘と同じこと。

 まずは、原発反対運動。人工地震の標的にされる原発を、世界から、せめて、日本からなくすことです。
 地震と津波のコンボで爆発する原子力発電所という名の原子爆弾を、人類はいつまで、バカみたいに抱え込むのでしょうか。
 だいたい、原発って高コストです。全然、安くない。原発が安いとかウソっぱちです。豊かな国民生活のためにも、原子力発電はやめた方がよいのです。

 そして、有事の際に、あらかじめ仕込まれた株を買わないこと。
 ハイクラスの悪魔のエサになるのは天使ではなく、ロークラスの悪魔、言うなれば『悪魔のドレイ』です。
 「大災害だ、復興関連株が上がるぞ!」と、『悪魔のドレイ』が他人の不幸を金儲けのネタにしようと、仕込まれた復興関連株を高値でつかめば、つかんだ途端に暴落します。
 人の不幸を金儲けのネタにしようとするような『悪魔のドレイ』、破産しようが放っておけばいいと思いますか?
 破産した悪魔は、犯罪に走ることが珍しくありません。
 悪魔は自己責任だとか、自業自得だという風には考えません。何の罪もない、堅実に暮らす人々を妬み、呪います。完全な逆恨みで、皆さんに何をするかわかりません。
 それだけでなく、愚かな悪魔がたくさんいて、その財産が黒幕のフトコロに転がり込めば、黒幕にまた、日本が狙われます。阪神大震災も、人工地震だった疑いがあるそうです。やはり、あらかじめ復興関連株が買われていたそうです。

 私利私欲のために悪魔の罠にかかり、悪魔のドレイとなる愚かな人を、少なくすること。
 それが私達にできる、唯一にして、最大多数の幸福につながる、崇高なレジスタンス運動ではないでしょうか。

 現代版核攻撃により、暮らしていた家や町、家族を失う不幸に比べれば、学校でのいじめなど、どれだけ小さなことでしょう。
 くどいですが、気にするなということではありません。
 学校でのいじめに立ち向かい、大人や強い子に助けてもらって乗り越える、その訓練と経験こそが、あなたに年少者を守るチカラを与えるのです。
 大人のモンスターの魔の手から、家族を守るために必要な知識と技術、心の強さ、幸運に恵まれれば一生の友人さえ、あなたは手に入れるでしょう。
 生きていくとは、本来、そういうことなのです。
 いつまでも守ってもらうのではなく、大人に守ってもらえる間に、少しでも強くなって、今度はあなたが、子供たちを守れる大人になりましょう。
 そうやって、優しい人たちは今日まで、優しさと強さを受け継いできました。
 誰しも、最初から強かったわけではないのです。
 優しさを継承する永遠のリレーのバトンを、あなたもまた、握っています。
 きっと、次の走者に渡せるように、頑張りましょうね!