日本政府観光局(JNTO)が7月22日に発表した2015年上半期(1〜6月)の訪日外国人客数は、前年同期比46%増の914万人で、これまでの過去最高だった14年上半期(626万人)を大幅に上回った。同時に発表した6月の訪日外国人客数は前年同月比51.8%増の160万2000人で、6月としての過去最高を更新した。
日本政府観光局によると、上半期では韓国や中国、台湾、タイ、シンガポールなど19の国と地域が過去最高を記録した。円安傾向や訪日旅行プロモーション、航空路線の拡大や消費税免除制度の拡大などで増加が続いている。
6月の市場別では中国が単月最高となる46万2000人に達したほか、アメリカが欧米豪で初めて単月で10万人を超えた。中東呼吸器症候群(MERS)の感染が広がった韓国は21%増の25万2000人だった。
日本政府観光局は、7月は年間を通して最も訪日外客数が多い月であるとともに、クルーズ船の寄港や山口県でボーイスカウトの世界大会が予定されていることなど上乗せ要因があるため、さらなる増加が見込めるとしている。(ZUU online 編集部)
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