皆様こんにちは。
寄席ミシュランガイド、主筆のディラ子です。
すっかり初夏の陽気になりました。
寒さが苦手な私にとっては、ありがたい気候です。
ジメジメした梅雨の足音も聞こえてますが、
皆様いかがおすごしでしょうか?
さて今回ご紹介いたしますのはこちらの御仁
寄席のツァーリ・ボンバこと、リンダ様です
登場と共にわめき散らすスタイルは破壊力抜群。
1000km先からもその存在が確認されたという情報もあります。
しかし、わんこ蕎麦のごとく暴力的な手法は、癖になるテンポの良さです。
こちらの心の準備ができあがっていないうちからのぶっ込みは、
よりストレートな反応で返さざるを得なくなる。
これこそリンダ様の狙っていたモノだったのではないでしょうか。
真剣であればあるほど、飾ったスタイルを忌避する。
「おい、オマエの全力投球みせろよ。こっちは直球しか振らないぜ。」
そんな声が聞こえてくる気がいたします。
他人ができる事は他人に任せればいい。
この姿勢は我儘な様に感じますが、一歩間違えれば寄席という社会から
はじきだされる危険性を受け入れているという事です。
人とは違う独創的なボケは、自らを不安定な状態にさらす事で
導き出す創作物であり、一種のアヴァンギャルドに違いありません。
それ故の敵の発生は、むしろ勲章と言えるでしょう。
美味しくなければ、代金はいりません。
ただし、本気で食べて頂かなければタダではすまない。
そんな変わり者の店主の本当の姿をみたければ
こちらも相当の覚悟でもって、着席する必要がありそうです。
ジャンル クラッシャー
外観 ★★★★☆ まともそうな佇まい。
お味 ★★☆☆☆ お腹を下す方もおられます。
衝撃度 ★★★★★ 目の前に星が飛ぶような。