寄席ミシュランガイド、主筆のディラ子です。
気がつけば、今年もあと一月半。
せわしい時期が近づいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか？
今回ご紹介いたしますのは、こちらの御仁
寄席のホワイトシャーク こと、キャオリ様です。
スタイリッシュな印象からは想像できない、鋭い牙をもつピグ寄席屈指のボケハンター。
食らいついたら、数秒で笑死の世界へいざなう。
獲物に狙いを定めると、完全にwで満たすまでは微動だにしない
必殺のスナイピング力も特筆すべきではないでしょうか。
新参の私が震え上がるほどの、破壊力をお持ちのキャオリ様。
姿は美麗、立ち振る舞いは奥ゆかしく、話す言葉は丁寧でございます。
それでも十分、素敵なお嬢様なのですが、キラリと光るもう一つの特徴がございます。
発せられる言葉に多くの機智を含んでいらっしゃる点です。
初めて話をさせていただいた時も、緊張する私をほぐすように
言葉にウィットが含まれていらっしゃいました。
ウィットというと、皮肉を含む地域がございます。曇り空の多い島国
のほうの意味にはそういう部分があるように思います。
しかしキャオリ様のウィットは、ヌケの良さがあって、下品な大笑いに
ならず、また苦い笑いにもならず。
心地よい大きさにまとめてくれる気がいたします。
このカラッとしたウィットはどこからきたのか？
答えはブログにございました。
スコッチでもなく、ヴァン デ フランスでもない、イタリーのヴィノを好まれて
いらっしゃるからだと。
格式とラテンの陽気さ。二つを備えたイタリーの血がキャオリさんの体内に
流れているのではないでしょうか？
物腰の柔らかい、美人のソムリエがいる寄席に運良く入店できたなら、
どんな料理が運ばれてきても、安心してすごす事ができる。
ジョーズにまとめてくれるのは間違いないのだから。
ジャンル ツッコミ
外観 ★★★★☆ 見惚れてると、足がなくなります。
お味 ★★★★★ サンジョペーゼの刺激を
メルロのまろやかさで包みます
機智 ★★★★★ スキッとした微発砲！