葬儀屋ナシで葬儀?
DIY葬
DIYとはDo It Yourself.の略語で、自分でやってみよう、という意味です。
自分で家具を作ったり、棚を作ったりといった感じの使われ方が多いですね。
ですから、葬儀でDIY?と思われた方も多いでしょう。
でもみなさんは、葬儀は葬儀屋さんがやるもの、と思い込んでいませんか?
著者の奥山さんとしては、その固定観念をちょっと壊したいという思いで
「DIY葬」なるものを提案しているのでしょう。
葬儀屋さんだって、同じ人間ですから、わたしたちにだって、やってやれないことはないはずです。
【「いや、葬式はやってほしいんだ。しかし、俺は葬儀屋の連中を絶対に信用できないんだ」】
葬式はやってほしいけど、その葬式を葬儀屋にやってほしくない…というなかなか頑固(偏屈な)オヤジさんが
出てきました。
そうとう、葬儀屋さんに対して不信感があるようです。
ここまで葬儀屋さんに対して悪く言う人は少ないでしょうが、これが「坊主」に関してならば、同じような声は
たくさん聞かれますね。
「葬式不要、戒名無用。骨を焼くだけでいい、葬儀も戒名もいらない。骨はそこら辺に撒いてくれ」
まぁ、言っている本人は、かっこよくていいのでしょうが、遺族としてはそれはそれで面倒なことでもあるのですがね。
人が死んだら葬儀をしなければいけません、それって本当ですか?
人が死んだ時は、まず、医師による死亡診断書をもらって、この人は死にました、という証明書をもらうことが
先決です。
そのまま、死んでいるにも関わらず、放置していると「遺体遺棄罪」や「保護責任者遺棄致死罪」などに問われかねません。
医師による死亡診断書をもらい、次にすることは役所の手続きです。
つまり、この人は死にました、と報告することです。
これが死亡届です。
死亡届と入れ替えに「火葬・埋葬許可証」が発行されます。これがないと火葬ができません。
そして、死亡後24時間以上たってから、火葬をすることになります。
以上が、人が亡くなったら、必ずしなければならないことです。
※土葬の場合は、火葬の部分が違ってきます。
人が死んだら最低限やらなければいけないことーそれは突き詰めて言えば、遺体の処置です。
そうは言うものの、遺体の処置がそれはそれで大変なんですけどね。
→棺を用意する
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