第三者委が調査対象としたのは西田厚聡氏・佐々木則夫氏・田中久雄氏の歴代3社長が在任していた2008年4月から14年の12月です。
2008年当時の社長・西田氏は06年にアメリカの原子力大手企業を買収。原子力部門の実質トップだった佐々木氏と二人三脚で買収を勝ち取ります。
そして08年3月、売上高が過去最高となります。
ところが08年9月、リーマンショックにより翌年赤字に転落。
しかし09年、佐々木氏が社長の座になっても「利益至上主義」は受け継がれ、翌年黒字化させました。
東芝では西田社長の時代から過大な目標設定を指示し、これを「チャレンジ」と呼んでいました。
13年に、西田氏は佐々木氏に代わり長年目をかけてきた田中氏を後任として指名。しかし、田中氏が社長になっても「チャレンジ」が終わることはありませんでした。
これが現場へのプレッシャーとなり、「不適切な会計」に結びついていきました。