10時25分になりました。
ニュースをお伝えします。
いったん熱帯低気圧に変わった台風12号は、きょう午前、日本の南の海上で再び台風になりました。
気象庁によりますと、今月13日に発生した台風12号は、おととい、衰えていったん、熱帯低気圧に変わりましたが、きょう午前9時に、南鳥島の近海で再び台風12号に変わりました。
中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の東側280キロ以内と、西側170キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は1時間に20キロの速さで西北西へ進んでいて、気象庁は、今後の台風の情報に注意するよう呼びかけています。
モンゴルを訪れている政府の国家安全保障局の谷内局長は、きのう、モンゴル政府の高官と会談して、北朝鮮による拉致問題について意見を交わし、北朝鮮との独自のパイプを持つモンゴル側は、拉致問題の解決に向けた支援を引き続き行っていく考えを示しました。
政府の国家安全保障局の谷内局長は、中国を訪問したのに続き、おとといから3日間の日程でモンゴルを訪れ、きのう、首都ウランバートルで、モンゴルの国家安全保障評議会のエンフトゥブシン事務総長とおよそ3時間にわたって会談しました。
同行筋によりますと、会談では、北朝鮮による拉致問題について意見が交わされ、日本側がこれまでのモンゴル政府の支援に感謝の意を表明したのに対し、モンゴル側は、拉致問題の解決に向けた支援を、引き続き行っていく考えを示しました。
このあと、谷内局長はサイハンビレグ首相とも会談し、この席でもモンゴル側は、拉致問題を巡って、日本政府への協力を継続していくことを約束したということです。
モンゴルは友好関係にある北朝鮮と独自のパイプを持っており、ウランバートルでは、これまでも日本と北朝鮮の政府間協議が行われたほか、去年3月には、拉致被害者の横田めぐみさんの両親が、めぐみさんの娘のウンギョンさんと対面しています。
北朝鮮ではきのう、キム・ジョンウン第1書記の体制になって初めてとなる地方議会の選挙が行われました。
国営メディアは、投票率がほぼ100%だったと伝え、キム第1書記の下での結束を図るねらいがあると見られます。
北朝鮮の地方議会の代議員選挙は、4年に1度、選挙区ごとに朝鮮労働党が推薦した候補者1人に対する信任投票の形で行われるもので、きのう、キム・ジョンウン第1書記の体制になって初めて実施されました。
その結果、国営メディアは昨夜、投票率が99.97%に達したと伝え、候補者全員が当選したと見られます。
投票当日の朝鮮労働党の機関紙、労働新聞は、選挙を契機に、体制が揺るぎないということを示すべきだとする社説を掲げ、国民が一人残らず投票に参加し、賛成票を投じるよう呼びかけていました。
一方、北朝鮮では有権者が投票に行かなかったり、反対票を投じたりすると、反体制派と見なされ、当局に摘発されるといわれています。
北朝鮮指導部としては、ことし10月で、朝鮮労働党の創立から70年となるのを前に、今回の地方議会選挙を通じて、キム第1書記の下での結束を図るねらいがあると見られます。
では、全国のきょうの天気です。
沖縄や九州、四国は雨の所が多く、雷を伴いながら、激しく降る所もあるでしょう。
東北は午前中を中心に雨が降る見込みです。
そのほかの所も、天気は変わりやすく、山沿いなどでにわか雨や雷雨があるでしょう。
昭和20年7月宮崎県新富町の上空。
2015/07/20(月) 10:25〜10:30
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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