まいにちスクスク 子どもたちのミーティング(1) 2015.07.20


子どもの本音にじっくり耳を傾けた事はありますか?今日紹介するのは横浜市のある保育施設が行っている「子どもたちのミーティング」。
子ども同士で徹底的に話し合う事を通して自分や他の子の思いを知るための取り組みです。
言葉を通してお互いが認識し合えるもしくは言葉を通して自分を客観的に見る事ができる。
年長児にはすごく有効だって私は思ってるんですけどね。
子どもたちが本音を語り合うミーティング。
これを行う事で子どもはどんなふうに成長するのでしょうか?「聞いて聞いて」それから「うん聞かせて」っていう言葉を介してお互いの思いを共有するっていう事ができるんじゃないかと思ったんですよね。
…と思っていてそれをやっぱり真剣に聞いてくれる大人がいる。
「子どもなんだから」とかそれを笑って一笑に付したりとか決めつけたりとかしないでそのまま真剣にまずは…言葉が上手になるんじゃなくって…この日の話題は…
(青山)待つ?ずっと待つ?勝手にピッてとめる。
正解を探すのではなく自分の思いを見つける事が話し合いの目的です。
(笑い声)え〜!?丁寧に言うんだね。
話した時に自分を自分で受けとるという事とそれから出したら全然自分と違う気持ちの人がいるって事に同時に気付くんだと思う。
「私はこうしたい」って言ったら「僕そんな事思わない」。
だから自分を見つけるっていう事とそれから自分と違う人がこんなにも近くで一緒にいるんだっていう事が一緒に感じられると思うんですね。
自分の思いと人の思いを同時に気付くための話し合い。
でもそこに大人が入る時注意しなければならない事があるようです。
大人の方に先に答えがある。
例えば先生が「廊下は走っていいですか?悪いですか?」。
「悪〜い」。
「何で悪いの?」「危ないから」。
これは子どもたちは先生がどう言ってほしいかをもう0.5秒ぐらいで察知してそれを繰り返しているだけで頭と心は全く動いていないですよね。
だからこれは全くそのミーティングとは違ってミーティングは答えが出ようが出まいが関係なくてそれが重要ではなくてやっぱり一人一人の気持ちが違えば違うほどいいんですよね。
いつも「あなたどう思う?」「自分はどう思うんだろう」って大人も子どもも突きつけられるからやわらかい場に見えるかもしれないけど結構その中身は鋭かったり真剣勝負だったりする時もあるんだと思うんですよね。
日本の子どもは自己表現が下手だって言われる。
それは自己表現をしていいチャンスと聞こうとする人が少ないからよね。
いろんな人の考えがあって考え合う事によって深みのある考え方が出てくるし十人十色いろいろなんだっていう事も納得できるじゃないですか。
だから5歳6歳になってくると言葉っていうのがとても大事な役割になってくる。
子ども同士の話し合いでどんな思いが飛び出すのか。
明日からは子どもの言葉に耳を傾けてみましょう。
2015/07/20(月) 10:55〜11:00
NHKEテレ1大阪
まいにちスクスク 子どもたちのミーティング(1)[字]

子育ての気になる情報やちょっとしたお役立ちアイデアをお送りする「まいにちスクスク」!今回は、ある自主保育グループの活動に注目。子ども同士の「話し合い」とは?

詳細情報
番組内容
【講師】保育施設“りんごの木子どもクラブ”代表…柴田愛子,【語り】加納千秋
出演者
【講師】保育施設“りんごの木子どもクラブ”代表…柴田愛子,【語り】加納千秋

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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