ひるブラ「海の日スペシャル!東京湾から海中ライブ〜千葉・鋸南町〜」 2015.07.20


生字幕放送でお伝えします
ここは大都会・東京湾の中をのぞいてみると…。
カラフルなサンゴが広がるまさに竜宮城。
姿形から色合いまでユニークで愛らしい魚たちの宝庫です。
最近、発見された貴重な生き物もご紹介しますよ。
きょうの「ひるブラ」は海の日スペシャル。
海の中から生中継しちゃいます!
ここは東京湾に浮かぶ無人島その名も浮島です。
千葉県の内房にある鋸南町勝山港から本当にすぐそば。
私たちも船でこの島の目の前まで来ております。
本当にいいお天気ですね。
梅雨明けしたばかりの夏本番の海気持ちいいですよね。
海風もすごく気持ちいいです。
その浮島、無人島ですけど本当に目の前です。
近くで見ると迫力が違いますね。
高さ60mくらいある断崖絶壁の島なんですね。
ただ、おのさんこの浮島の下の海に東京湾とは思えない鮮やかな世界があるんです。
特にサンゴの群生が見られるんですよ。
東京湾に竜宮城があると、私も聞いてるんですけど本当にワクワクしてます。
一番いい私たち潜るポイントに来ていましてガイドさんがいらっしゃいます。
プロダイバーの魚地司郎さんです。
ぷらっと水中をご案内しますのでよろしく。
ついてきてください。
おちゃめでしょう。
ピンクのハットが。
ご準備をお願いしますね。
おのさんも、今ダイビング免許を取ろうと通い始めたところなんですよね。
筆記試験とかは終わっているんですけどあとは潜るだけなんでちょっときょうまたここの魅力を見て意欲にしたいと思ってます。
今回、実は魚地さんが見つけたこの浮島のダイビングスポットいっぱいあるんですけどもその中でも、ここ。
生中継でこちらご紹介するのが水樽ガーデンです。
ここはカラフルなサンゴの花畑そして、そこで暮らす生き物がきょう見られるかな…。
見られるといいですね。
楽しみです!
魚地さんのほうも準備が整っていますが特殊な眼鏡でイヤホンとマイクが中に仕込まれておりまして。
水の中でもおしゃべりができるという特殊なマイクですね。
魚地さんの準備どうでしょうか。
大丈夫です!
それでは浮島のすてきな世界を見せてください!
行ってきます!
きょうはそのまま見せていきますよ。
きょうは、梅雨が明けて日ざしが出ていますのでかなり明るいですね。
潜水中継、最初は水深15mの世界をご紹介しますね。
ソフトコーラルやわらかいサンゴなんですけどその仲間が一面に育つカラフルな花畑があるそうなんでまずそこにご案内いただきます。
東京湾にそんなものがあるなんて想像つかないですけどね。
魚地さん。
海の中どうでしょうか?
今、水深16mのところまで来ています。
見えますか?
見えますよ!もう魚地さんの左側ですね。
見えた!お魚もいる。
これがソフトコーラルですね。
きれい!このカリフラワーみたいなお花みたいなのがソフトコーラルですね。
これは、今、これでも大きなのが一つありますけど実は魚地さんこんなものじゃないんですよね。
今、もっとたくさんあるソフトコーラルの林にご案内しますんで。
これでもまだ小さいほうなんですね。
全然、小さいですよ。
もっと、たくさんあるところにご案内します。
海の中、東京湾の海ですよ。
東京湾がこんなになってるなんて全然知りませんでした。
このピンクのはウミトサカという代表的なソフトコーラルで浮島ではきれいな花を咲かせてくれるんです。
一つ一つ細かく見るとお花が咲いているみたいですね。
魚地さん、たくさん見えてきましたよ。
魚地さんを追っかけてますねカメラが。
たくさんあるでしょう。
すごい!
茂ってますね!植物に見えますけど実はプランクトン食べてるんですよね。
一つ一つがイソギンチャクのようにプランクトンを食べているんです。
立派な動物です。
つまり、きょうはたくさん花が咲いてるように見えるということはたくさん、お食事しているいい状況だということですね。
そうですね。
絶えずプランクトンがたくさんあるのでこのように全開に咲いて…。
もっと大きくなるときもありますよ。
おのさん、実はねソフトコーラルこれだけあるというのは東京湾でも珍しい屈指の規模なんですけど黒潮、あったかい海流が流れてくるので水温が高いということとそして、ここは陸に近いでしょう。
ですから川の栄養がたくさんあるのでこれだけのソフトコーラルの群生が見られるそうなんですね。
確かに本当に南国の海底みたいですもんね。
暖かいのが影響してるんですね。
近くで見ると圧倒されると思いますけども。
これは、お魚もいますね。
これは、なんていうお魚?
ネンブツダイといいます。
オスは特徴あるんですよね。
口のあごの下がちょっと大きくなっているのがオスが口の中で卵を温めています。
口の中にメスが産んだ卵を口の中に入れるということなんですね。
子どもが生まれたら口からぶくぶく子どもが出てくるってこと…。
おもしろい!
魚地さんネンブツダイ自体はソフトコーラルを住みかにして大きな敵から身を守ってるわけですね。
ソフトコーラルの林が隠れがとなってますので小さな魚たちが、この辺にはいます。
同じように住みかにしている生き物ほかにも見つけられますか?
岩場とかにもいろいろ隠れてそうですけどね。
森をかき分けていくわけですからね。
ずっと遠くまでソフトコーラルの森です。
陰のところ集まってる。
すごい!いっぱいいる!気持ちよさそう!大きいお魚が…。
赤いの見えますか。
これだ!金魚みたいなの!
これキンギョハナダイ。
きれいですね。
金魚みたいでしょ。
キンギョハナダイっていうんだ。
かわいい!すごい!本当にいろいろ種類がいるんですね。
あと、魚地さんこの住みかにしている魚を狙う生き物たちもいるんですよね?
いつもだとこの辺にウツボがたくさんいるんですけどもきょうは、ウツボが目立たない。
見つからないですね。
ウツボもサンゴの中に身を潜めてるわけですか。
ソフトコーラルの中にたくさんのウツボがいて小魚たちを狙っているんですけどきょうはいないですね。
ここは、本当渓谷といった感じですね。
その場所は。
本当に、きれい!
魚地さん、ほかにもダイバーが見つけるとうれしい魚がいますかね。
ここに、サンゴの中に隠れて魚を狙ってるカサゴです。
分からないでしょう。
なかなか。
かわいい。
これは、あれですか?後ろのサンゴによって色を変えたりするんですか?
見事に言われないと絶対に分からないぐらい溶け込んで。
あれで、じーっと餌になる魚を狙ってるんでしょうね。
上手に隠れてますね。
魚地さんソフトコーラルという花畑が豊かだから、いろんな生き物がすめるんでしょうね。
こっちにも隠れてるのがいるんですよ。
魚地さんありがとうございます。
すてきな景色。
次のポイントも期待しております。
すごいね。
今私たちが見てるのは東京湾の無人島。
ここは千葉県鋸南町の浮島の海から海中生中継をお伝えしています。
本当に東京湾だって信じられないくらいの美しさですね。
本当に今、画面向かって右側のほうですねその海からお伝えしているんですよね。
深さが8mほどと深くて、ビギナーでもダイビングが楽しめるということで。
ビギナーも楽しめるおのさん、これからダイビングしたいということでそういう、とっても浅いけど楽しめる場所があるんですね。
今、私たちは水樽ガーデンという場所を見せていただいたんですけどこのノースエンド大体8mぐらいということなんです。
こちら浅い海にはどんな生き物の楽園があるのでしょうか。
ここも入るとサンゴの花畑ですよ。
きれい!こんな浅いところで見れるんですね。
ここを進んでいきますとものすごい風景が見えるんですね。
これ!サンゴイソギンチャク。
圧倒されるゆらめきでしょう。
きれいですね、これ。
光が届くところでよく育つんですけどもう少し暑くなると南からクマノミというニモですね、あれがきます。
これ、イセエビ!おいしそうなイセエビですね。
千葉県ってイセエビの水揚げが非常に多い全国有数の水揚げ地なんですね。
会えるとうれしいでしょうね。
ガンガゼといいましてウニの仲間ですね。
すごい、とげですね。
これ刺さると痛いそうです。
こちらは、江戸前でも有名な魚メバル。
ちょっと変わってるでしょう。
なんか立ちながら泳いでるみたいな。
水面の餌を狙っているといわれていますね。
こちらは貝です。
ヒオウギガイ。
これも不思議な形で。
これ、貝の殻の色がオレンジとか黄色とか紫とカラフルなんですね。
ヒラタエイ。
エイもいるんだ。
こんなのもいるんですね。
先ほどの貝とか貝殻類を餌に、バリバリ食べちゃうそうです。
この尻尾は毒があるそうなので注意してくださいということなんですね。
こんなふうにたくさんの生き物と出会えるのは浮島に特徴があるんですよね。
実は浮島周辺って深い海が近いんです。
拡大図で見ていただきましょうか。
浮島、ここまで小さくなりますけど私たち、船、ここです。
僅か少し離れたところが海の溝になっていまして100mと落ち込んでいます。
150mそして200mと深い海があるんですね。
ですから、魚の大群なんかの通り道にもなっていて餌の豊富な浮島のほうに集まってくるそうです。
皆さん、海の近さを生かして定置網という底にかける網の漁が盛んでしてきょう、魚を漁協から借りてきました。
すごい!こんなに大きなお魚が取れるんですね。
定置網で取れるんですよ。
夏のお魚が増えてきたんですけどシイラというお魚ですね。
それからマトウダイ。
的みたいな模様がありますけど。
おのさん、ちょっと中、見てください。
魚を食べたまま定置網に入っちゃったっていうね。
それからサゴシという魚がいたりサバとかアジとかね。
特にアジは脂が乗っておいしいそうです。
これも、やっぱり深い海が近いからこそ取れるんですね。
今度はその深い海からやってくる不思議な生き物をお見せしましょう。
実は、ことし5月に明治時代以来135年ぶりに見つかった貴重な生き物がいます!ヒントだけ与えましょう。
ヒントは、これ。
麦わら帽子?全然、分からない。
早く見せてください。
お願いします。
ご案内します。
どこにいるか分かりますか?
またさっきと景色が変わりましたね。
ソフトコーラルの陰に見えましたよ。
これがイソバナというソフトコーラルの仲間。
そこにさっき言ってた生物がいるんですか。
ここには、いないですけどもうちょっと先にいます。
ご案内します。
魚地さん、今どのくらいのところなんでしょうか。
22〜23mまで行きます。
最初のところから少し深い場所に行きましたね。
きれいですね、これイソバナ。
ちょっと変わった風景になってきましたよ。
これ、ムチカラマツというサンゴの仲間ですよね。
本当だ。
ムチみたいですね。
ちょっと海底の雰囲気といいましょうかね怪しさもありますね。
こういうところに幻の貴重な生き物がいるそうなんですが…。
135年ぶりに見つかったってすごい発見ですよね。
かなり下の砂地白い砂地が見えてきていますよ。
この辺りは貝殻が砕けたような白い砂が海底、多いそうなんです。
なかなか、魚地さん見つからない生き物なんですか?
私もずっと探してたんですけどなかなか見つからなくて…。
あ!すごいですよ!私も興奮してます!分かるかな!
あ!これだ!
確認しました。
すごい脚が長い生き物。
名前教えていただくとムギワラエビですよね。
どうですか?おのさん。
これ、エビなんですか?全然、エビには見えないですけどなんか不思議な生き物ですね。
手足が長くて。
これが、明治時代浮島周辺でいったん見つかったんですがその後、全く発見されず、ようやくことしの5月に135年ぶりに見えたんですね。
これは魚地さん貴重な発見だったらしいですね。
特徴は、本当に姿もそうですが手足ですよね。
本当に、頭は小さいのに手足が長いですね。
これは、実際どのくらいの大きさなんですかね。
魚地さん、先ほどもう一回、手と指と比べさせてもらっていいですか?
これで、どのくらいだろう。
ちっちゃい!5cmくらいなんですか?これ。
頭だけだと…。
10cmぐらいだけど真ん中で2cmかな。
1.5cmとか、そんな感じで。
本当に小豆くらいの頭、大きさですよね。
大きく見える長い手足なんですがとってもユニークで役立つものなんです。
こんなふうに使っています。
長い手足に、ここもプランクトンがたくさんあるのでこれが、長い手足につくんですね。
それを、どうするかというとはさみで器用にそぎとっていくんです。
そのあと、ついたものをぱくっ…。
器用ですね。
こんなに手足が長いのに。
フォークのように使って食べるんですよね。
かわいい。
愛らしい。
でも、深いところを好むというムギワラエビがなぜ、ここにいるんですか?
東京湾の勝山の沖に深い下のほうから冷たいきれいな水が上がってきます。
それと一緒にエビも来るんじゃないかと考えられます。
さっきも言ったように深いところが距離が近いので、そのまま上がってくるのか…。
こういういい条件がそろってるからこそ。
ここは自然条件があまり変わってないからこうやって生きられているんですよね。
見つけたときからこの東京湾の自然が変わってないってすごいことだと思いますよ。
135年も昔の生き物が今もいるっていうことですもんね。
魚地さん、この辺りにまたぜひ見せたい景色があると聞きましたよ。
ご案内します。
もう少し行ったところに絶景ポイントがあります。
本当に東京湾ということを忘れちゃいますよね。
こうやって見てると。
すごいきれい。
本当に東京湾の内房の入り口に近いところの島の今は底ですよね。
ちょっと大きな岩陰が。
また魚が見えてきました。
この奥のオレンジ色の分かります?
これですね、見せたい景色は。
イボヤギといいます。
菊のお花というかタンポポみたいな本当にふわふわしてお花みたい。
オレンジの花束がいくつも海にあるみたいですね。
これは、ちょうど潮が当たってプランクトンを食べやすいようにこの辺に密集しています。
しかも、岩の形が非常に景色をダイナミックに見せていますね。
ちょうど、この島の引き潮の壁に沿ってこれがたくさん群生してます。
生で見てみたいですね!
生中継ではありますけどね。
魚地さん、ありがとうございます。
こういうダイナミックな景色と深いところのいい条件が豊かな海を作ってくれるんですけどまた、最高の海の幸も実は届けてくれるんですよね。
勝山港、地元の漁協が営む食堂・直売所もあって魚を食べたいという方がいらっしゃって皆さんが、目指すお魚をきょうは特別に届けていただきました。
千葉といえば、イワシですね。
ウルメイワシのお刺身。
これは新鮮じゃなきゃ食べられませんし今の海の中にもチラッと映ったかもしれませんがカワハギ。
そしてアジも脂が乗っておいしいといわれているなめろうと。
こういうものがすぐ港のそばで食べられるんですね。
ちょっと食べてみてもいいですか。
本当に、特にイワシのお刺身はちょっと、すぐ、足がはやいので取れたてしか食べられません。
いただきます!おいしい!ぷりぷりで甘い!考えられない!こんなものも取れるんですね。
新鮮で、おいしいです、本当に。
潜らなくても食べるだけでもぜひ皆さん勝山の鋸南町来てください。
ぜひぜひ。
おいしかったです。
きょうは海の日スペシャルできましたけれどもおのさん、この景色の中ちょっとワクワクが続くでしょう。
ワクワクが止まらないですね。
どんどんどんどん、もっともっと見たいです。
もう時間がね残り時間まで魚地さん、呼びましょう。
魚地さん、ほかに何か見つけましたか?
東京湾を代表するメバルです。
分かります?上を向いてます。
上からくる小魚を狙って食べる体勢をとってます。
結構、癒やされそうですねこの魚は。
さらに、水深が明るいということはちょっと浅いところなんですかね。
だいぶ浅くてここで10mぐらいです。
10mっていうとこんな景色が見えるんだ。
初心者の方でも十分楽しめますよ。
楽しそう!
ハナオトメ、ウミウシです。
魚地さん、大好きな生き物ですね。
私が大好きな海の中の生物です。
魚地さん、よく見つけますね。
魚地さん、きょうは本当に生中継という非常に難しい環境でありがとうございました。
これからへの海の期待をください。
お待ちしてますのでぜひ来てください。
(希)あん?ほんなんけ!2015/07/20(月) 12:15〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「海の日スペシャル!東京湾から海中ライブ〜千葉・鋸南町〜」[字]

海の日、東京湾の海の中から生中継!パステルカラーのサンゴに、魚の群れ。貴重なエビにも遭遇!?海中の大自然をライブでお届けするスペシャル版。お宝映像が満載です!

詳細情報
番組内容
【ゲスト】おのののか,プロダイバー…魚地司郎,【司会】藤崎弘士 〜千葉県・鋸南町から中継〜
出演者
【ゲスト】おのののか,プロダイバー…魚地司郎,【司会】藤崎弘士

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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