当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫早速ですけど今日のコメンテーターをご紹介いたします。
おなじみの憲法学者の木村草太先生です。
どうぞよろしくお願いします。
まず、初めにこれをお伝えしようと我々は予定しておりました。
というのは東芝の例の損失の先送り利益のかさ上げに関して第三者委員会が調査報告書の概要、要約というものを今日の夜9時に東芝のホームページ上で公表するといわれておりましたのでそれを即座に捉えて整理して皆様方にお伝えしようと思っていたんですが調整中ということでちょっとこれ長引いておりまして先ほど数分前に9時50分を回った辺りでしょうかようやく公表されました。
ちょっと、これ、整理するまで時間がかかりますので番組の中で整理でき次第お伝えしようというふうに考えております。
そして先にお伝えするのはこのニュースです。
空撮が出ておりますがシカよけの電気柵。
これで結果、自分たちの川に入っていった子どもを助けようとして2人のお父さんが水の中で感電して亡くなりました。
全国にこういう電気の柵はあります。
一体どのようなことが起きてしまったのか。
考察します。
≫今、見えてきましたあちらが現場です。
アジサイの花が見えます。
昨日あの周辺で7人の方が感電し成人男性2人が死亡しました。
≫多くの学校が夏休みに入ったばかりの昨日2つの家族が遭遇した事故。
亡くなった人の家族は…。
≫動物対策のための電気柵による感電。
何が起きたのか。
≫夏休みが始まる3連休の日曜日西伊豆に遊びに来ていた2つの家族が悪夢のような事故に見舞われた。
≫見えてきました。
あちらが現場です。
アジサイの花壇が確認できます。
そしてその周辺には電気柵も設置してあります。
昨日、あの周辺で7人の方が次々に感電し成人男性2人が死亡しました。
≫亡くなったのは神奈川県川崎市の尾崎匡友さんと逗子市の岩村知広さんの2人。
岩村さんの妻と8歳の息子は重傷を負った。
尾崎さんの妻と8歳の息子近隣の女性が軽傷だ。
なぜ、7人が感電したのか。
現場に駆けつけ救助の手伝いをした近所の人が話す当時の様子。
≫男性まず2人はどこにいましたか、亡くなった2人は。
≫お二人は動かない感じですか。
≫全く硬直状態。
≫電流は川の中に流れ続けていたということか。
治療にあたった医師に話を聞いた。
≫警察によれば重傷の子どもの手のひらには電線を握ったようなひどいやけどがあるという。
そして亡くなった1人の男性にも。
≫どんな状況だったのか。
取材で判明した範囲では父親1人と男の子2人が川で遊んでいて1人の男の子が電気柵に手をかけて感電した。
その後、父親が子どもを救出しようとした。
柵が壊れたタイミングは不明だが救助しようとしていた合わせて7人が感電する事態となった。
事故後の調査では切れた電線が水に浸かった状態で見つかったということだ。
アジサイを守るために設置した電気柵は川の向かいにある小屋の100ボルトの家庭用電源から電気をひいていたという。
≫現場となりました西伊豆町ではほとんどの農家が農作物を守るためにこうした電気柵を設置しています。
しかし、例えばこちらのお宅では家庭用の電源を使っているんですがあちらの倉庫の中に変圧器を設置していまして仮にこの電気柵に触ったとしてもやけどをしないような安全策が施されています。
≫実際に装置を見せてもらった。
≫いまや全国の農業関係者などが使用する電気柵。
≫日本電気さく協議会の会長によれば動物対策用の電気柵を設置する際には異常があったときには電流を遮断する装置など安全装置の設置が義務付けられているという。
動物が柵に触れると瞬時に電流が流れそのあと、その流れを遮断するシステムだ。
≫仮に安全装置が使われていなかった場合家庭用電源で死に至るケースは考えられるのか。
≫厚生労働省のホームページには50ミリアンペアの電流が1秒を超えて人間の体に流れると心停止となる可能性があると記載されている。
亡くなった男性を診断した医師も川でぬれていたことからその可能性が高いと話した。
≫2人の死因はまだはっきりとわかっていない。
警察は、感電死もしくは溺死である可能性もあり明日にも司法解剖を行う予定だという。
電気柵の設置者に関しても明日以降、現場検証を行い安全装置の使用など管理者の責任についても調べる方針だ。
≫大変、先生不幸なことが起きたわけでわかりやすい注意書きを出さなきゃいけないとかあるいはブレーカーをちゃんと働かせるような状態にしておかないとこうなるということよく感じなきゃいけないなと思うんですが。
それにしてもつらい事故ですよね。
≫若いご家族の事故ということで心を痛めています。
本当に安全策の強化ということは徹底してほしいんですけれどもその一方でどれだけ注意をしても電気柵に限らず事故というのは、どこかで起こってしまうわけですからやはり自分にも小さい子どもがいますので残されたご遺族の方の生活ですとか心のケアということが心配されます。
こういう事故が起こるたびにやはり、子どもの学費くらいは公的にまかなえないのかと思いますしやはり、事故の被害者の方を国民みんなで支える制度、こういうものを構築するということもこういうニュースを見ていると考えなくてはいけないなと思いますね。
≫普通は、こういうのには国が絡まないっていうひと言で切り分けてしまうことがあるんですけれども当事者の思いとか置かれた境遇を考えたときにはそれこそ、そういうところの最低限のところをケアするベースがないと本当はいけないですよね。
≫やはり事故の被害者は車でも電気柵でもやはり残された被害者の方々の状況というのは変わらないわけですからやはり国民みんなで支えていく姿勢が大事だと思いますね。
≫無駄遣いしている部分もあるわけですからね。
次いきましょうか。
≫各地で続々と梅雨明けしています。
昨日は関東・甲信地方そして今日は東海・近畿・中国地方で平年よりも1日早く梅雨明けしました。
でも、あれ、と思ってしまいますよね。
今年の梅雨は長引くというふうにそもそも言われていたような気がします。
エルニーニョ現象の影響です。
太平洋高気圧が強くならず梅雨前線を押し上げることができなくてこうして、梅雨前線が停滞してしまうといわれていました。
これが、一転して今度は梅雨明けという方向に向かったのはどうしてなのか。
こちらなんです。
出てきました。
台風11号。
この台風からの気流に刺激を受けた高気圧がどんどんどんどん勢力を強めていって一気に梅雨前線を押し上げていったというわけなんですね。
こうして異常に異常が重なって今の状況を迎えているわけなんですけどもこれで、ようやくほっとできて安定して夏空が迎えられるのかなと思いきやこれからも異常は続いてしまうんです。
今年は特に不安定で今日も各地でゲリラ雷雨、発生しました。
≫今日は暑さがゲリラ雷雨を発生させた。
これは午後3時過ぎ東京・八王子市で撮影された、雨の柱だ。
時折、大きな稲妻も落ちた。
雨や雷は徐々に都心方向へ移動しながら弱くなりやがて、消えていった。
この雨雲が湧き出す様子をひまわり8号が捉えた。
午後1時ごろ、ちょうど東京都と山梨県の都県境辺りで雨雲が急速に生まれた。
これは太平洋側からの風が山の斜面に当たりどんどん雨雲が発達したのが理由だ。
≫雨が非常に強くなっています。
空には黒い雲が立ち込め雷が鳴り続けています。
≫栃木県日光市にある雨量計は午後4時半ごろまでの1時間に65ミリの非常に激しい雨を記録した。
また、群馬県みなかみ町の南部付近では災害につながるような雨量だとして記録的短時間大雨情報が出された。
この雨で、国道291号の斜面で土砂崩れが発生。
上下線が土砂に塞がれ通行止めになった。
≫群馬県みなかみ町です。
土砂が流出した模様です。
≫町役場によるとドライブインにいた人やロープウェーの駅にいた観光客など合わせて39人が一時孤立。
今のところ、怪我人の情報はなく国道は、今日中に復旧する予定だという。
雨は暗くなっても局地的に激しくなった。
≫午後8時を回って雨が激しくなりまた、雷も鳴り始めています。
≫斜面から、まるで滝のように流れ出る雨水。
屋久島の様子だがこちらは熱帯低気圧による雨だ。
屋久島ではたった1日で300ミリを超える雨量になっている。
ただ屋久島地方だけではなく沖縄県も雨が激しく降っている。
特に沖縄本島北部の東村では午後6時以降、雨が激しくなり7月としては観測史上最大の雨量になった。
沖縄では現在、ご覧のところで土砂災害警戒情報が出ている。
≫沖縄方面は雨脚は弱まっている今はという情報があるんですがまだ土砂災害の警戒がありますので。
≫引き続き本当に注意が必要ですね。
≫どこで局地的な豪雨があるか、この夏本当にわからない状況ですから我々できるかぎりそれを心してお伝えする構えをとらなきゃいけないですね。
≫学者の方々150人が集まって集会を開いた。
普段は政治活動、政治的な行動は一切、していない、いろんなジャンルの研究者の方々も一堂に会して、やむにやまれぬ行動をとったということらしいんですがそれは安保関連法案は違憲であると。
そして採決強行は国民世論、これを無視しているという声明です。
≫安保関連法案に反対する学者や研究者およそ150人が廃案を求める声明を発表した。
≫賛同する学者や研究者は1万人を超え市民は2万2000人を超えている。
≫学者、研究者の方だけで1万人以上になっているという一部、発表もありますしそこに市民の方が加わるのかどうか。
それも含めまして今月の31日に国会前で抗議行動をというそういうような予定もあるようですね。
関連しますかね、これ。
≫週末に世論調査行われたんですけれども内閣支持率こういう結果が出ました。
第2次安倍政権が発足して初めて3割台36.1%に急落したんです。
前回、6月末に行われた調査よりも7.1ポイントも下がったんですね。
一方、支持しないと答えた人は47.0%とこちらは前回に比べて9.9ポイントも上昇して5割に迫る勢いです。
先週行われた安保法案の強行採決が影響しているとみられます。
≫この週末「報道ステーション」が行った世論調査。
内閣支持率は第2次安倍政権発足後初めて4割を割り込んで36.1%に急落。
支持しないと答えた人は前回よりも10ポイント近く増え47%で不支持が支持を上回った。
今回の急落を政府・与党は深刻に受け止めている。
≫8年前の7月。
第1次安倍政権は参院選で歴史的大敗を喫する。
今回は当時の支持率に極めて近い。
今回の内閣支持率を男女別に見てみると男性では支持・不支持が拮抗しているのに対して女性の支持は、3割を割り込み不支持は5割を超えた。
女性の安倍政権離れが顕著になっている。
≫先週、政府・与党は野党が反対する中安保法案の採決を強行した。
これを問題があると思うと答えた人は70%に上っている。
法案への賛否を聞いたところ反対という人が過半数に達した。
ここでも女性は反対が6割と賛成を大きく上回った。
≫いろいろある中で私は逆だなと強く思いますのはアメリカの議会で、この夏までにこれを仕上げるということを先に言っているわけですよね総理は。
国内は十分ではないという声もどんどん日増しに増えてきている中で果たして、参議院で、あるいは60日間ということも含めてこの9月の末までに決めていいんだろうかというのが1つ。
これからお伝えするのはドイツのことについてなんです。
これ、全部つながっています。
後方支援について考えてみたいんですね。
ドイツの場合はあの湾岸戦争のあとに憲法、基本法の解釈を変更してNATO・北大西洋条約機構の域外にも海外派兵をすると。
その枠を拡大するということを決めて…。
これ、2010年のアフガニスタンと出ております。
2002年からアフガニスタンにもずっと行って後方支援という形になっている。
今、これ後方支援なんです。
これはもう戦闘行為ですよね。
これも、後方支援というものの一端の事実であります。
こちらをご覧いただきます。
≫ドイツ・ポツダム。
ここには、戦後、海外で命を落とした兵士たちの慰霊碑が並んでいる。
トワステン・ガートナー准尉はアフガニスタンでの活動で4人の仲間を失った。
≫彼らの任務は戦闘には直接加わらない後方支援だった。
にもかかわらず、一体現場で何が起きていたのか。
≫これは任務のさなかに突然タリバンに襲われたときの映像だ。
≫ヨハネス・クレアさんの主な任務は直接戦闘とは関係ない弾薬の輸送や地雷の撤去といった後方支援だった。
≫安全と聞かされてきた任務だったがこのような銃撃戦に20回も巻き込まれたという。
戦後ドイツは憲法で侵略戦争を禁じ専守防衛に徹してきた。
湾岸戦争でも多国籍軍には参加せず巨額の経済支援をするにとどめた。
しかし、その姿勢がアメリカなどから小切手外交との批判を浴び当時のコール政権が憲法の解釈を変更。
海外派兵に道を開き裁判所も条件付きでこれを認めた。
2001年、アメリカがアフガニスタンで対テロ戦争を始めるとドイツは、ISAF・国際治安支援部隊に参加。
任務はアメリカ軍などへの補給や輸送といった後方支援や現地での治安維持そして、学校の建設や医療支援という直接戦闘とは関係のないものだった。
≫ターニャ・メンツさんは4年前長男コンスタンティンさんをアフガニスタンで失った。
息子はなぜ死ななければならなかったのか。
今もその答えを探し続けている。
≫息子・コンスタンティンさんは高校卒業後親しい友人の誘いで軍へ入隊。
程なくして、アフガニスタンへ派兵された。
任務は基地の中で行う車両の整備。
その作業のさなか突然、侵入してきた男の銃弾に倒れたのだ。
≫ドイツは去年アフガンでの活動を終えたが死者は自殺者を含め55人に上る。
多くは若者たちだ。
≫アフガンの任務から帰国したクリスチャン・パパイェスキーさん。
PTSD・心的外傷後ストレス障害を患っている。
≫目の前で仲間が殺されたことが原因で帰国後、戦場の様子が突然よみがえってくるようになった。
≫帰国後、直ちにPTSDと診断され入院。
4年経った今も病院に通う毎日だ。
ドイツでは帰還した兵士が精神疾患を発症するケースが多発。
社会問題になっている。
≫先週、衆議院を通過した安保法案。
法案が成立すれば補給や輸送といった後方支援の範囲が拡大され更に、海外での治安維持活動も可能となる。
≫後方支援のさなかに何度も銃撃戦に巻き込まれたクレアさん。
≫いったん、派兵に踏み切ると簡単には撤退できない。
同盟国との共同作戦だからだ。
55人の犠牲者は今、何を思うのか。
≫犠牲についてオープンに話し合うべきなんだという経験した方の発言は重いですよね。
≫前回の安倍総理の安保法制の閣議決定の際の会見で、アメリカなどの戦争に巻き込まれることは絶対にないというふうにはっきりおっしゃいましたけれどもこういう絶対というのがこうした現場では通用するのかなというふうに改めて感じてしまいますね。
いろんな局面があるはずなんですよね。
ここは、木村先生にじっくり伺いますが。
≫たくさんヒントのあるVTRだったと思うんですけどまず確認したいのは法的安定性の観点です。
今、VTRにもあったようにドイツの制度では違憲の疑いがある法律ができた段階で連邦憲法裁判所という裁判所が合憲・違憲の判断をしてくれます。
なので少なくとも派兵の段階で違憲が合憲かよくわからない状態はないわけですけれども他方、日本では日本の裁判所では事前には審査をしませんので今回のような違憲の疑いの強い法律を作ると根拠法に違憲の疑いがかけられたまま自衛隊が派遣されることになります。
そうすると、場合によっては派遣中に訴訟が起きて違憲と判断されることがある。
そうすると、現地で非常に不安定な状態の中で自衛隊は活動したり帰ってこなきゃいけなくなったりする。
これはやはり今回の法案は非常に自衛隊の地位を不安定にするものですからこれは、やはりもしやるのであれば、きちんと憲法改正して国民の支持を得るのが絶対条件になります。
また、仮に違憲、合憲の問題はひとまず置くあるいはクリアされたとしてもやはり、今回、政府がVTRにあったように自衛隊のリスクが高まらないというふうに当初説明していたこと。
これは極めて不誠実だと思います。
やはり、これはリスクを見て見ぬふりをするのではなくてこのようなリスクがあってもなおやらなければいけないという大義や理由を示すまたは万一、不幸が起きたときに誰がどう責任を取るのか。
政府の判断をどう検証するのかこうしたことを事前にしっかり説明する必要がありますしそれがない状況では安易な判断で派遣が行われてしまう。
そういう危険が高まっていくと思います。
更に、今見ていただいたのは後方支援の話ですが政府は集団的自衛権つまり武力行使の条件となる存立危機事態にすら明確な基準を示そうとしませんでした。
そうすると、これは後方支援だけではなくて非常に安直な武力行使が行われる危険すら生まれている。
こうした態度が支持率の低下を招いているんだと思います。
やはり、自分たちの政策に自信があるのであればこれは、ごまかしたりあいまいにしたりあるいは無理やり採決するのではなくてきちんと明確なビジョンを示して国民の支持を得る。
そうした取り組みをしていかないといけないと思います。
≫そして、ドイツの例で言いますと2005年ですけれどもこれは議会に海外派兵の場合の詳細な計画を出してそこで議会の承認を得る。
議会に重きを置くという法律ができてるんですね。
ですから、やっぱりこれはドイツに追加取材で行ってどれだけ日本でいうと国会そこに重きが置かれているかという点も日本との比較においては取材すべきだと思っているんです。
≫これは非常に重要な点でドイツには法律だけではなくて憲法にもきちんと武力行使あるいは後方支援に関して議会が関与するということをきちんと書いているんですけど日本国憲法はそもそもそういうことをやることを想定していないので全く憲法上書いてないわけです。
なので、今のままやってしまうとどんなに緩い手続きでやっても憲法で止めることができない非常に危険な状態だと思います。
≫そしてどういう場合はと国会で詰めても必ず、政府が総合的に判断するというあいまいもこした形になるというのはここはまさに今の話なのでね。
特定秘密保護法との兼ね合いもあって黒塗りで国会に≫65歳の男性が殺害された事件で逮捕された17歳の男子高校生はあいまいな供述を続けています。
≫強盗殺人の疑いで逮捕されたのは愛知県日進市に住む高校3年の男子生徒だった。
12日、川村典道さんを刃物で刺すなどして殺害しショルダーバッグを奪った疑いが持たれている。
川村さんは公民館で開かれた会合に出席。
その後、コンビニで買い物をして自宅へ向かっていたところ600mほど離れた歩道で刺された。
防犯カメラには店を出た川村さんのあとをついていく男子生徒とみられる姿が映っていた。
≫男子生徒の自宅からは事件当日に身に着けていたとみられる衣服が見つかった。
返り血を洗った跡があるという。
更に複数のサバイバルナイフが自宅や友人の家から押収されている。
男子生徒は、当初殺害を認めていたもののその後、殺すつもりはなかったと供述を一転させた。
しかし、あいまいな点が多く警察は慎重に調べている。
≫そして冒頭でお伝えしましたように東芝、10時前に第三者委員会の報告書の≫東芝の第三者委員会の調査報告書ですけども巨額な利益の水増しという表現も出てまいりました。
ご覧ください。
≫創業140年の日本を代表する名門企業で何が起きていたのか。
外部の専門家で作る東芝の第三者委員会は先ほど経営トップを含めた組織的な関与があったとする報告書を提出した。
1518億円の巨額な利益の水増し。
それが、ようやく明らかにされた。
午後4時前、東京・丸の内にある監査法人に東芝の利益水増し問題を調査してきた第三者委員会のメンバーが集まってきた。
≫田中社長を乗せたとみられる車が都内のビルに到着しました。
これから第三者委員会から調査報告書を受け取ります。
≫東芝の田中久雄社長はここで第三者委員会がまとめた調査報告書を受け取った。
そして、午後6時前…。
≫田中社長ら東芝幹部が今、本社へと戻ってきました。
報告書を受けて、これから臨時の会議が開かれるとみられます。
≫東芝は先ほど午後10時前に第三者委員会の調査報告書の要約版を公表した。
決算の修正額は、過去7年間で1518億円になると指摘している。
1518億円の巨額な利益の水増しがどのように行われたのか。
報告書は経営トップの関与を指摘している。
東芝内でチャレンジと呼ばれる過大な目標値が背景にあるとしている。
会社の実力以上にかさ上げした目標が示されていた。
≫しかも、報告書によると西田元社長の時代や佐々木前社長の時代には四半期ごとの決算の直前に、チャレンジが求められ見かけ上の利益のかさ上げをせざるを得ない状況に追い込まれたと指摘している。
東芝の過去4年間の営業利益は2000億円から3000億円。
1518億円規模の利益を水増ししなくても赤字にはならない。
それなのに、なぜ。
第三者委員会は社内でやり取りされたメールや議事録などをチェックし更には210人から直接話を聞いた。
そして経営陣の責任については…。
≫このように取り急ぎお伝えをしたんですけどそもそもトータルでなんで赤字ではないのにそれをことさら、大きく利益を見せ続けたのか。
一定の期間。
これは不正なのかどうかという根本のところはわからないところです。
≫今日の日中、関東では不安定な天気となりましたがこの時間はだいぶ収まっています。
一方で九州や沖縄は低気圧の影響で広い範囲で大雨となっています。
その那覇では、今年一番の大雨となりました。
現在の様子です。
1時間ほど前は、かなり激しく降っていたんですが今は、いったん雨雲の隙間に入っているようです。
雨はほとんど降っていないようです。
ただ沖縄県には土砂災害警戒情報のほか竜巻注意情報が出ています。
沖縄から鹿児島にかけては明日も大雨となりそうです。
雨の予想を見てみますと活発な雨雲の帯が那覇や奄美そして鹿児島付近に朝、昼とかかり続けるんです。
更に夕方になっても降り続いて、今度は四国でも本降りの雨となりそうです。
雨はすでに昨日から降り続いていますので危険な場所には近づかないようにしてください。
早くも次の台風がやってきそうです。
台風12号はこの先日本列島に向かって北上する恐れがあります。
まだ、予報円が大きいのでどこを通るかわからないんですが7月最後の週末はこの台風が鍵を握ることになりそうです。
≫じゃあ、スポーツここからいきましょうか。
青山さん、なんかえらいことになっているようですね。
≫そうなんです、こちらゴルフの全英オープン最終日。
首位と5打差18位からスタートした松山英樹選手が今まさにプレー中なんですが猛チャージを見せているんです速報でお届けします。
≫松山さん、言っていました。
優勝へ向けて絶対諦めない。
松山さんならできる!≫松山英樹1番ホールパー4の第2打。
ピン手前2mにつける。
バーディーパット。
これを沈め幸先のいいスタートを切る。
その後は、パーをセーブし迎えた5番パー5の第2打。
残り245ヤードを見事2オンに成功。
6mのイーグルトライ。
惜しくも外れるが楽々バーディー。
この時点でトップと3打差に迫る。
6番、パーで迎えた7番、パー4の第2打。
ピン横2mにつける。
続くバーディーパット。
これで、トップと2打差。
8位タイで前半を折り返す。
≫現場には松岡修造さんがいらっしゃいます。
松岡さん現在の状況はどうですか?≫今、先ほど古舘さんも大変なことになってるって言ってらっしゃいましたがちょうど多分、画面に映ってたんでしょう12番ホールのティーショットを松山さんが打った状況で今日のハイライトにいきました。
最終日に一気にチャージをするタイガー・ウッズがやっていたタイガーチャージっていうのがあるんですが、今日はまさに英樹チャージというところです。
とにかく、今、4つのバーディーを入れた。
そして、首位とももう2打差になったり1打差になったり3打差になり。
どんどん入れ替わりがある。
松山さんが、一番言っていたことがあるんです。
修造さん僕の強さは一番何かというと絶対に諦めないということ。
それが、古舘さん、この聖地で一番最後のところで強さが見える感じがします。
ただ、古舘さん今回、月曜日までやってます。
僕、ここ、5回目です。
朝7時くらいからずっといてこの聖地に住んでいるような感じになってるんですけど。
やはり、27年ぶりに延長したということで選手にとっては松山さん朝3時に起きたり本当にいろんな入り乱れがある。
今日も風があって、松山さんは上を着替えたり何度もしたり。
ただ、やはり今日一番うれしかったのは今、映像出てるでしょうかね。
10番でバーディーをしっかりとった。
本当に今日も崩れそうなところがあるんですけど一切崩れず戦っている気がします。
日本の皆さんは、今、この状況をどれだけ感じているかわかりませんけれども古舘さん、本当に松山選手、メジャー制覇へ向けて我慢、そして今日はチャージしていますよ。
≫松岡さん、一時11アンダーで首位と1打差まで詰めたんですねそれがまた、ちょっと2打差になったりとかいう微妙な動きをしているわけですね、今。
≫そうですね2打差、3打差とかもう、トップのほうも先ほど、スタートしたばかりで今日は松山選手スタートしたときはそれほど風がなかったんですが一気に今、風がきている。
非常に今から回った人たちにとっては不利ともいわれています。
これから18ホールまで松山さん、できると思って応援していきます。
≫ものすごい詰め方していますからね。
いったんボギー、ボギーと続いた日もあるんだけどまた、入れ替わって、今度はまた、バーディーラッシュと。
すごいことになってますね。
≫なんか緊張してきますね。
日本人男子としてメジャー初優勝をかけた松山選手の全英オープンゴルフ最終日ご覧のチャンネルで緊急生放送いたします。
ぜひ、ご覧ください。
≫そして時間がなくなってまいりました。
稲葉さんよろしくお願いします。
金曜日はありがとうございました。
緊急で大慌てでやってますから椅子も用意されていない。
≫いきましょう。
プロ野球なんですが、今日から後半戦がスタートします。
こちら、首位から6位までが4ゲーム差にひしめいている大混戦のセ・リーグ。
首位は、DeNAなんですが今日、試合前中畑監督に稲葉さんが話を聞いてきました。
≫ものすごい珍しいプレーもあったようですね。
≫お伝えします。
ご覧ください。
≫DeNAの4番、筒香嘉智。
前半戦ホームラン13本打率はリーグトップ。
≫ぜひ後半戦頑張ってください。
≫1回いきなり2点を先制されたDeNAはその裏ランナー2塁のチャンスで打率リーグトップの筒香。
14号ツーランホームラン。
4番のひと振りですぐさま同点に追いつく。
直後の2回ノーアウト満塁のピンチを招いた先発の久保。
バッターはピッチャーの新垣。
センター前にはじき返され2点の勝ち越しを許すと更に山田、畠山にもタイムリーを打たれるなど2回7失点と試合を作ることができない。
しかし、徐々に点差を詰め8対5で迎えた8回。
ノーアウト2塁1塁のチャンスで筒香。
指揮官が全幅の信頼を寄せる男がしっかりと期待に応え2点差に迫る。
なおも2塁1塁とチャンスは続き5番、ロペス。
粘りを見せたDeNAだったが反撃は及ばなかった。
≫稲葉さん、DeNA負けてしまいましたけれども中畑監督が話していた筒香選手。
いかがでしたか?≫筒香選手は好調を維持しているというふうに言っていましたね。
これもすばらしいホームランですが。
1回の裏のホームランなんですがすばらしいホームランを打ちましたね。
これ、筒香選手ファーストストライクは思い切り振るように心がけているというふうに言っていました。
このカットボールなんですけどもこれ、ストレートに近い軌道から小さく曲がる変化球を投げているわけなんですね。
今日、筒香選手に話を聞いたんですけども今、タイミングを合わせて体の近くで打てているということを言っていましたのでこれも力強く遠くへ飛ばすことができているということですね。
≫ひきつけておいてターンですね。
≫そしてこれは8回裏の場面ですね。
≫これはツーストライクに追い込まれてるんですけどもファーストストライク以外はコンパクトに振ることを心がけていると本人は言っているんですね。
ホームランだけではなくこういうコンパクトにヒットも打てるということで打率も首位打者ですし大きいのも打てるということで中畑監督が信頼するというのもわかりますよね。
≫なるほど。
大きい、小さく両方ですね。
≫どっちも打てるんですよね。
≫では次の試合まいりましょう。
≫首位DeNAとはともに0.5ゲーム差の2位巨人と3位阪神。
後半戦、最初の対決はどうなる。
≫4連敗中の巨人は1回ワンアウト2塁で3番、坂本。
阪神の先発、岩田から1点を先制する。
巨人の先発はマイコラス。
縦に割れる大きなカーブと伸びのあるストレートで阪神打線を抑え込む。
4回には3番、福留の打球を…。
レフト、亀井がジャンピングキャッチ。
バックも好投に応える。
マイコラスは7回を投げ5安打無失点。
後続にマウンドを託す。
しかし1対0のまま迎えた8回。
あとを受けた3番手のマシソンがフォアボールでピンチを広げるとここで、原監督が動く。
抑えの澤村を送る。
ツーアウト2塁1塁で迎えるバッターは5番、マートン。
ここを切り抜け監督の期待に応える。
直後の9回。
長野の一発で待望の追加点。
2対0とリードを広げる。
9回もマウンドに上がったのは澤村。
巨人が完封リレーで連敗を4で止めた。
≫最下位からの巻き返しへ大事なマウンドを任された中日先発、若松は1回。
広島3番、丸に一発を浴び先制を許す。
早くも追う展開となった中日は2回ランナーを1人置き6番、平田。
広島先発ジョンソンの変化球を捉え右中間スタンドへ。
すぐさま同点に追いつく。
6回、2番手、又吉が招いたツーアウト2塁1塁のピンチ。
これをライト平田がバックホーム。
好返球で勝ち越しは許さない。
すると、8回ここまでホームランを含む3安打を放つ平田。
攻守で存在感を示した平田。
中日、逆襲へ後半戦白星発進だ。
≫楽天は1点リードの4回3番、ペーニャ。
右中間スタンドに飛び込む8号ソロホームラン。
追加点を奪う。
先発の則本は7回先頭の岡から三振を奪うと抜群のコントロールで三者連続三振。
日本ハム打線を抑え込む。
続く8回。
失投だったと振り返るフォークを9番、西川に捉えられ1点差。
その後、中田を迎え気合を入れ直した則本。
追加点を許さずチームトップの6勝目を挙げた。
≫3勝4敗と負けが先行するオリックスの金子は1回、西武の3番浅村。
ホームランリーグトップの中村を連続三振。
重量打線を相手に得点を許さない。
1点を先制したオリックスは4回に安達。
先発の岸から初球をソロホームラン。
リードを2点に広げる。
ランナーを出しても粘り強く投げられたという金子。
3塁さえ踏ませず7回無失点で4勝。
自身2連勝で、エースがようやく調子を上げてきた。
≫順位です。
そして、稲葉さん今日は本当に珍しいプレーがあったんですよね。
ご覧ください。
日本ハム対楽天の試合なんですが見ていてくださいね。
様子がおかしいですけれどももう一度、よく見てみましょう。
実は、このプレーこれでツーアウトだったんですね稲葉さん。
≫そうなんですねレフトの西川選手がアウトカウントを勘違いしてしまったためボールはスタンドにうっかり投げ入れてしまったんですよね。
2つの進塁が認められました。
幸い、得点にはなりませんでしたけどちょっと気まずいですよね。
≫そして、DeNA対ヤクルトの試合では…。
これは何が起きたんですか稲葉さん。
≫これは、フェアゾーンでセカンドの山田選手が落球をしているんですよね。
ファウルゾーンに転がったボールを雄平選手がファウルだと思い込んでしまったためにスタンドに投げるというミスなんですよね。
打者は3塁へ進みました。
やっちゃったっていうね。
本当に珍しいプレーが1日に2回も起きる。
≫ここで松山選手の最新情報をお伝えします。
12番で、残念ながらボギー。
スコアを1つ落としてトップと3打差。
今、11位タイとなっています。
≫3打差か。
一時、11アンダーで首位との差は1打差という情報が入ってきてそれからちょっと今、10アンダーなんですね。
2015/07/20(月) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]
きょう何があったか!一日のしめくくりとして欠かせないニュース番組。古舘伊知郎を中心に正解のない時代のニュースを「まじめに」「前向きに」「正直に」お伝えします。
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◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
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【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
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【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
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【スポーツアナウンサー】
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ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
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ニュース/報道 – 経済・市況
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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