まいにちスクスク 子どもたちのミーティング(2) 2015.07.21


子どもの本音にじっくり耳を傾けた事はありますか?今日紹介するのは横浜市のある保育施設が行っている「子どもたちのミーティング」。
子ども同士で徹底的に話し合う事を通して自分や他の子の思いを知るための取り組みです。
言葉を通してお互いが認識し合えるもしくは言葉を通して自分を客観的に見る事ができる。
年長児にはすごく有効だって私は思ってるんですけどね。
「スーちゃん」こと…お友達のアイコちゃんたちが遊んでいるのを一人寂しそうに見ていたスーちゃん。
それについて先生の青山さんが聞いてみる事にしました。
すごい気になっちゃった事があったんだけどさ…まず他の子どもにも分かるように状況を説明します。
(青山)すごい面白そうなの。
ちょっと離れた所でスーちゃんこうやって見てたのよ。
あおくん見ててさスーちゃんこうやってね独りぼっちでここずっと見てたからあ〜なんか…先生は独りぼっちだった事を心配しながらも「一緒に遊びなさい」と頭ごなしに言うわけではありません。
スーちゃん一人だったじゃん。
今さっき言ってた事言ってみて。
あのね…。
(青山)これをやるよって言ったのに。
・普通は何でも「早く」なんだよ。
アイコちゃんの強い口調にスーちゃんは泣きだしてしまいました。
(青山)もうやめようやめよう。
じゃあお弁当にしようか。
お昼の時間になりここで時間切れに…。
・イエイ!お弁当だイエイ!話し合いのあとも涙が止まらないスーちゃん。
すると…。
教室の隅からも泣き声が聞こえてきました。
膝を突き合わせて3人で話を始めるとようやく本音が出てきました。
やってって言ってもさぁ…。
さっきはさ…。
今の気持ちは。
(ちひろちゃん)だって言わないと分かんないもん。
(泣き声)
(青山)やっと分かったんだよ。
お互いに言いだせなかった思いを話すうちにスーちゃんからも…。
(青山)アイコちゃんの気持ちも分かる?分かるって。
これが…やっぱり自分の気持ちがあってそれを思いっ切り何らかの表現してそこに顔が曇っちゃったり泣いちゃったり怒ったりいろんな人がいてまさにアイコちゃんなんてさ自分中心にこういくわけじゃない?「私の言う事を聞いてないから」ってさでもそれだけ自分の思いが強いのよね。
それに対してそうやって泣かれたりもう嫌われたりっていろんな事が起きて人の気持ちが見えてくるんだと思うのよね。
だから…だから察するっていう事は私は幼児にはしなくていい。
幼児はしなくていいと思ってるの。
それよりこういうふうに健康にぶつかってった方がね。
2015/07/21(火) 10:55〜11:00
NHKEテレ1大阪
まいにちスクスク 子どもたちのミーティング(2)[字]

子育ての気になる情報やちょっとしたお役立ちアイデアをお送りする「まいにちスクスク」!今回は、ある自主保育グループの活動に注目。子ども同士の「話し合い」とは?

詳細情報
番組内容
【講師】保育施設“りんごの木子どもクラブ”代表…柴田愛子,【語り】加納千秋
出演者
【講師】保育施設“りんごの木子どもクラブ”代表…柴田愛子,【語り】加納千秋

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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