こんにちは。
7月21日火曜日、情報ライブミヤネ屋です。
まずはこちらからですが。
お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんにストーカー行為をしたとして、24歳の大学生の女が逮捕されました。
村本さんはおよそ5か月間に及び、付きまといなどの行為を受けていたようです。
人気お笑い芸人を襲ったストーカー犯罪。
警視庁は、お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんに、付きまとい行為をしたとして、24歳の大学生の女を逮捕した。
ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、渋谷区に住む大学4年生の米田あづみ容疑者。
警視庁によると、米田容疑者は、ことし3月から今月にかけて、村本さんの職場などに押しかけ、付きまとい行為をした疑いが持たれている。
米田容疑者は村本さんのファンで、村本さんから警視庁に相談があったという。
警視庁から警告を受けたあとも付きまとっていたという米田容疑者。
調べに対し、容疑を認めているという。
スポーツニッポン、森さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
これはあれですね、村本さん、相当前からやっぱり悩んでた?
そうですね、2年ぐらい、ストーカー行為があったというようなことですね。
これね、ストーカー行為なんですけれども、具体的にこの女子大生って、何やってたんですか。
基本的に村本さん、今回の件で引っ越しもされてるんですけども、自宅に来たりとか。
自宅?
その女性かどうか分かんないんですが、2年ほど前に青いバラが投函されてたりとか、そんなこともあったみたいですね。
警視庁から、女子大生は警告を受けていた?
そうですね。
吉本興業のスタッフの方とも話し合いをしたりとか、あと警視庁のほうからも、何度か警告を受けていたんですけども、やまないということで、今回、逮捕に至ったと。
だからよっぽどですね、村本さん、警視庁に相談するということは。
追っかけっていうひとは、美保子さん、いらっしゃいますけどね。
すごく難しいのは、ファンの方ですよね、だから、どこまでがファンで、どこからがいき過ぎるとストーカーになってしまうのかということですけど、やっぱり行き過ぎてたということですよね。
よく劇場で、人気芸人さんってのは出待ちっていって、楽屋の出入り口で待ってらっしゃる方もいますけども、例えば家に来るだとか、そういうところまでいっちゃうとってことですよね。
そうですね。
あまり、そこでね、ファンとして楽しまれる分にはいいと思うんですけどね、自宅はやはりちょっとよくないかなと思いますね。
村本さんもね、過激発言でね。
そうですね、ツイッターとかで炎上するような発言をばんばん言われてるんで。
よっぽどだったということですよね。
まあ、そうですね。
森さん、ありがとうございました。
さあ、続いてはこちらですが、きょうも各地で35度の猛暑日、続いておりまして、一方、西日本、こちらはお天気が不安定、激しい雷雨にも警戒してください。
心配なのは、台風12号。
日本列島接近のおそれが出てきました。
暑い、暑い、暑い!きのうに続き、きょうも関東や北陸を中心に、猛烈な暑さに見舞われている。
きょう、梅雨明けが発表された北陸地方。
石川県内は、朝から強い日ざしが照りつけ、金沢では午前8時前には30度を超える暑さとなった。
またきのう、全国で一番の暑さとなった小松市は、35.5度と、2日連続の猛暑日となった。
そんな中、ミヤネ屋はきょう、暑すぎると有名なあの街へ。
日本屈指の暑い街、埼玉県熊谷市にやって来ました。
現在、お昼を回ったところなんですが、手元の温度計では、39度。
もう、どんどん気温が上がっています。
本当にね、立ってるだけで、額に汗がにじみます。
最高気温で歴代2位、40.9度の記録を持つ熊谷市。
そんな日本屈指の暑い街に、きょう、あるものが届けられた。
ちょっと見てください、この暑い熊谷に、雪!うわー、子どもたちが群がってると思ったら、冷たい雪があります。
これ、どうしたんだろう。
ここだけ空気が涼しい。
実はこの雪、志賀高原スキー場がある、長野県山ノ内町からプレゼントされたもので、その量、実に20トン。
夏は暑いけど、雪の中に入ると冷たくて、気持ちいいです。
さらに、暑い町、熊谷では、きのうから関東一の祇園祭と称されるうちわ祭が行われている。
このあと、生中継で熊谷の暑い祭りをお届けする。
そして、猛暑の一方。
九州南部では、記録的な大雨が。
鹿児島の十島村では、多い所で1時間の雨量が98.5ミリと、猛烈な雨を記録。
午前9時までの24時間の雨量が480ミリを超える、50年に1度の大雨に。
鹿児島・屋久島町でも、50年に1度の記録的大雨となっており、土砂災害の危険が高まっている。
一方、群馬ではきのう、ゲリラ豪雨が。
突如、1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降り、土砂崩れが発生。
1キロぐらい先で、土砂崩れによって、車3台が動けない状態になって。
走行中の車が、崩れてきた土砂に飲まれ、完全に埋まってしまった。
巻き込まれた3台には男女7人が乗っていたが、幸いけがはなかったという。
さらに。
雨、風ともに非常に強くなってきました。
現在、市内全域には、避難勧告が出されています。
台風11号が列島上陸。
大きな被害をもたらしたのは先週末のこと。
その爪痕も癒えぬうちに今度は台風12号が迫っている。
いったんは熱帯低気圧になりながら、勢力を盛り返した復活台風だ。
猛暑に豪雨、そして台風。
真夏の列島で起きる天候の急変に要注意。
今後の天気をこのあと詳しく。
蓬莱さんです。
よろしくお願いします。
お願いします。
まずはきょうも気温が上がってますけども。
最高気温見てみますと、富山県の秋ヶ島で36.7度。
富山県。
北陸がきょう、梅雨明け発表ありました。
梅雨明け直後というのは、一気に気温が上がります。
金沢が34.8度。
東京でも33.8度、ただ練馬では35度超えてますし、埼玉の熊谷、35.7度、猛暑日となっています。
さあ、この熊谷、今のところ、35.7度ということなんですが、こちらに鹿内リポーターが行ってます。
鹿内さん。
熊谷の人が1年で一番楽しみにしているお祭り、うちわ祭が行われています。
今、もう見てください、この豪華けんらんな山車。
じゅんこう祭と呼ばれるきょう、お祭り2日目のお昼に行われる、巡行祭が行われていまして、この豪華けんらんなだしが、街を練り歩いているんですね。
子どもたちのわっしょいという声、そしておはやしのね、聞こえますでしょうか。
いやー、この祭りの熱気で、熊谷、気温よりももっと暑く感じていますよ。
このお祭りは、関東一の祇園祭と呼ばれていまして、見てください、はっぴの後ろにも祇園と書いているんですけれどもね、この豪華けんらんな12の山車や屋台が練り歩くことから、関東一の祇園祭と呼ばれているんですね。
皆さん、ほらやっぱり、暑いので、麦わら帽子をかぶったりですとか、水分補給をこまめにしたりしていますよ。
ただこれ、関東一の…。
もうお囃子の音色で、全然ごめんなさい、スタジオの声が聞こえないんですけれども。
関東一の!
すごい音色なんです。
祇園祭って関東一の!
関東一の祇園祭と。
鐘付いているの分かりますか?…たたいてるんですけれども、あれがあすの夜になると、鹿の角でたたくので、より透き通るようなすばらしい音色が聞こえるそうなんです。
あすの夜がライトアップ、その様子、映像でご覧いただきましょう。
夜、きれいだな。
この屋台が、ライトアップされまして、12台全部が集まって、それはそれは幻想的な光景が広がるということなんですね。
あすの夜も見ものです。
そのお祭りなんですが、1750年に始まったお祭りでして、歴史が古いんですよね。
その当時は、赤い色が厄よけになるということから、お赤飯を配っていたそうなんです。
それが衛生上の理由から、また手間がかかるという理由から、このうちわを配るようになったそうなんです。
熊谷というのは、昔から暑い場所だったということなんでしょうかね。
うちわ祭って名前が珍しいなと思って。
あすの夜、ライトアップされますので、ぜひ皆さん、この暑い熊谷にお越しになってください。
あの、うちわ祭っていうネーミングが…。
ごめんなさい、全然聞こえないんです。
なんやねん。
だいぶ離れてるんですけどね。
今、大体何度ぐらいあるんですか?熊谷。
何々?
何度?今。
今ですか?もう分かりません、体感的には40度ぐらいじゃないかと思うくらい、暑いです。
もうね、額のこの汗、すごいんですよ。
あれないの?温度計ないの?温度計、近くに。
でもね、やっぱりお祭り。
おい!スタッフー!温度計持ってないの?スタッフー!
今、36度です。
36度か。
でもアスファルトの上はもっと暑いでしょうね。
うちわ祭っていう…。
あすまでやっています。
うちわ祭っていう…。
あすの夜がライトアップです。
どんどんどんどん祭り、盛り上がってくるそうですので、ぜひこの熊谷にお越しください。
うちわ祭っていう名前が珍しいなと思って。
もうええわ。
ありがとうございました。
しかし、すごいタイミングでだし通って、だしきれいかったけど、なに、仰いでんねん。
もう休んでますから。
ええタイミングで山車通っていただいたんでね、聞こえなかったんですけど。
盛り上がりがすごいですよね。
あと、熱中症ね、本当、気をつけていただきたいですね。
こまめに水分とってくださいね。
さあ、暑いんですが、誰あおいでんねん、届かんやろ、どう考えても。
蒸し暑いんです、とにかくね。
そうですね。
まずは雲の様子、見てみましょうか。
今、これきのうから動かしますと、きのうね。
きのうの雨ですね、群馬のね。
激しい雨ありました。
そして晴れて気温が上がって、蒸し暑くなってますが、実は3つの雲に注意していただきたくて、まず北海道に梅雨前線の雲がかかっています。
これ、梅雨前線。
北上して、上がっていますね。
あと九州のこの南から湿った空気が入ってきた雲、これが奄美地方で50年に1度の大雨となっていまして。
すごい雨でしたね。
記録的な大雨で、土砂災害に警戒です。
6月、7月、この2か月で、もう半年分以上の雨が降っている所もあるような状況です。
そしてもう1つこちらが、台風12号。
これが、ちょっとまあ、弱いから、そんなにっていってたんですけど、ちょっと盛り返した感じになってますね。
暖かい海の上を通ってますからね。
まずはこちら、現在の雨雲。
この雨雲が、今度また九州南部辺りにかかってきたりするんですかね、鹿児島の辺りに。
動かしてみますと、この黄色や赤の活発な雨雲、かかり続けるような状況ですよね。
ずっと。
これが夜の7時の予想となっています。
もうだいぶ雨降ってますから、南九州はね。
ですから、今夜はこのまままだ激しい雨が西日本、太平洋側を中心に続きそうです。
土砂災害や川の増水に警戒が必要です。
じゃあ、あした以降、どうなるかということですが。
続いての画面見てみましょう。
天気図で見ると、梅雨前線停滞したままですね。
台風があります。
ポイントはこちら、湿った空気が入ってきますね。
きょうも入ってきているんですが、あしたも流れ込み続けるということで。
だから、九州、それから屋久島辺りですか、相当降ってますけれども、これ、土砂災害の可能性もありますからね。
そうですね。
あすにかけて西日本、激しい雨の降るおそれがあって、大阪でも雨足があした、強まりそうです。
大阪はだって、台風が過ぎたあとね、すごい雨で、在来線など止まりましたからね。
激しい雨の降るおそれがあしたあります。
だから結局こう、湿った空気がこっちから入ってきて、九州から四国の南岸、それから大阪湾にどんどんどんどん流れ込むっていう。
だから台風11号と似てる図式ですよね。
これはまたね、そうですね、非常に湿った空気、南から入ってきていますね。
心配なのはこの12号が、ちょっと勢力を増してるんじゃないかっていうことで。
現在、強い勢力で、中心気圧がきのうよりも下がりました。
975ヘクトパスカル。
この数字が下がれば、台風の勢力としては強いんですね。
周辺を回る風は35メートルとなっています。
この辺りの海水温が高いんで、どうなるかということですが、こう、今のとこ分かんないですけど、ここで急カーブするということは、ここに高気圧があるということですね、きっとね。
そうなんですね。
まず、その高気圧の話をしますと、こちら。
今、時速20キロと遅いんですね。
太平洋高気圧は、普通、縁を回ってくるんですが、今、どーんと覆っているような状況ですね。
ですから、なかなか進めないというところなんですが、今、太平洋高気圧の中でも、またさらにちょっと強い所があって、ここの隙間を縫って、日本に近づきやすいかなと今、予想しています。
今のところ、ここの辺りから急カーブして、また11号と同じルートなのか、それよりもちょっと東通るかもしれないってことですね。
今回、実は予想のぶれ幅が大きいんですが、太平洋高気圧というのは、上から空気が下りてきてるんですね。
雲が発達しようとしても、押さえつけているような状態で、なかなか発達できない。
ただし、海の温度は暖かい。
ここのせめぎあいが、予想が難しい。
蓬莱さん、ことしの台風の来方って、例年、こんなもんですか。
少し早いペースっていう感じしませんか?
多いですね。
なんか理由があるんですか?
海の温度がやっぱり高いですので。
ということは、この傾向はどんどんと毎年、どんどんとこの傾向が増えるっていうことですか?
これはことしに限っては、エルニーニョ現象というのが発生してますね。
日本のこの南の海上で、暖かい海のエリアが、東のほうに広がってるんです。
そうすると、台風が東のほうで発生して、燃料補給をずっとして、やって来てるんです。
普通だったら、台風ってもっとこっちっ側にまだ出来る。
フィリピンのほうでも出来たりしますけど。
ようはこっちっ側に出来てるんで、ずーっと暖かい海の上を通る時間が長いので、どんどんどんどん大きくなって、勢力増してくる。
普通大体、森本さん、梅雨の終わりとかね。
そうですよね。
梅雨時にこんなにたくさん来るっていうことは、あまりないですよね。
そうです。
この7月で12号というのは多いですね。
多いですよね。
普通大体、6号、7号ぐらいですけれども、ことしは多いです。
その海水温度ですが。
これ、前回の台風11号が接近前のときに、ここ、ピンク色、ここが30度ぐらい海の温度があるんですね。
これが11号が通過したあと、ちょっとだけ範囲が狭くはなりましたけども、やはり暖かい状態が続いているということで、燃料補給しやすいんですね。
しかし、岩田さんあれですね、他局ですけど、言いますけど、サザエさんとか見てたらさ、軒下に風鈴垂らして、スイカ食べてたりするじゃないですか。
もうないですね。
ですよね。
1時間に100ミリなんてね、記録的なってのが当たり前な表現ってなってくると、これ、どう備えていくかっていうのが、この時期でももう考えなきゃいけない時代になったんですかね。
もう気温が下がらないから、夕涼みなんていうことばがほとんどもう死語になるんじゃないかと思うんですけれども。
あともう一個、実はエルニーニョの年というのは、日本は冷夏になりやすいというのが、今までの通例のパターンなんですが、地球温暖化も進んでまして、そういうふうな、いつものパターンが通用しなくなってきていると。
これしかし、土日がちょっと分かんないですね、今のところ、広すぎて、予報円が。
そうなんです。
この金曜日の段階で、勢力はほぼ同じぐらいです。
ここで方向転換するタイミングで、予報が定まってきますので、金曜日の段階で、土曜日、日曜日の予報円がぐっと小さくなりまして、予報が定まってきますので。
今週末あたり、台風12号、接近のおそれもありますんで、今週も皆さん、お天気こまめにチェックしてください。
蓬莱さん、また後ほどお願いします。
さて、こちらですが愛媛県の八幡浜市で、赤ちゃんの遺体を自宅に遺棄したとして、母親と見られる女が逮捕された事件。
きのう、この女の自宅から、別の4人の赤ちゃんの遺体が見つかりました。
女は5人の一部についての殺害をほのめかす供述をしてるということなんですが、このあと中継を交えて最新情報です。
おなかが臨月ほど大きかったのに、急に小さくなった人がいる。
捜査の発端となったのは、警察への一本の通報だった。
今月14日、こちらの家の2階に住んでいる女が、自室の押入れに赤ちゃんの遺体を捨てたとして、逮捕されました。
現在、警察によりまして、テントやブルーシートが張られて調べが進められていますけれども、窓を見ますと、だいぶ部屋の中が散乱している、散らかっている、そんな様子が見て取れますね。
逮捕されたのは、愛媛県八幡浜市の無職、若林映美容疑者34歳。
警察に事情を聴かれ、こう語った。
死んだ赤ちゃんを押し入れに放置しました。
2階にある自宅の押し入れから出てきたのは、赤ちゃん1人の遺体。
発見されたとき、赤ちゃんの遺体は袋に包まれた状態だったという。
しかし、事件はそれだけでは終わりませんでした。
きのう、自宅の敷地内から、新たに赤ちゃんの遺体4体が発見されたのです。
若林容疑者の供述をもとに、自宅を現場検証したところ、物置から赤ちゃんの遺体が4体発見されたのだ。
遺体は一体一体、ナイロン袋に入れられた状態で、中には白骨化しているものもあったという。
次々と見つかった赤ちゃんの遺体。
若林容疑者は。
5人とも自分が出産した子どもで、2006年ごろ以降から出産して、遺棄した。
およそ9年前から、赤ちゃんを産んでは遺棄していたという若林容疑者。
近所では、以前からこんなうわさがあったという。
おなか大きかったのに姿が見えん。
子どもの姿が見えん。
1年前も大きかったいう話をしてたからね。
おなかが大きいのを見たことありますか?
ある。
去年かおととし、過去に見た。
2回ぐらいは見たよ。
赤ちゃん連れとるのは見てない。
子どもを連れてないから、ちょっと変やなっていう気はしました。
最近も、おなか大きい状況って、ご覧になりました?
6、7月に大きくなっとるのを、またちっちゃくなってるよいうて、通報したらしいですよ。
泣き声もしないし、おかしいなと思っとりましたけど。
子どもの姿を見たことがなく、不思議に思っていたと語る近所の住人。
若林容疑者とは、どんな人物なのか。
痩せ型でね、髪の毛長くて、いつもこうやってうつむいて歩いてるから、ちょっと顔はよく知らないのよ。
10年ほど前に引っ越してきたって。
若林容疑者は、借家に父親と弟、そして長男の4人で暮らしていた。
結婚歴はあるが、現在は独身だという。
近所の人は、たびたび、派手な姿で出かけるのを目撃していた。
別人のようにきれいにしてね、おしゃれして、お化粧して、かわいらしいスカートからヒールからね、もう全然違う人のようにね、出かけるときがあったんですよ。
朝はジャージーとかスエットにすっぴん、お買い物から帰られて、で、どこか出て行かれるときになると、ミニスカートとか、ちょっと派手な格好、付けまつげをつけたり、がらっと変わります。
パチンコとか、どっか行かれるんじゃないですかね。
若林容疑者は、一部、赤ちゃんの殺害についてもほのめかしており、警察はDNA鑑定を進めるとともに、殺人容疑も視野に捜査している。
自分がおなかを痛め出産した5人の子どもを、なぜ女は次々と遺棄したのか。
このあと、現場から最新情報をお伝えします。
まず事件のあった場所ですが。
こちらです。
愛媛県の西、八幡浜駅近くの民家から、5人の赤ちゃんの遺体が見つかりました。
借家2階部分の押し入れで、生後間もない赤ちゃんの遺体、借家1階部分にある物置、これ、敷地内にあるんですが、ナイロン袋に別々に入れられた赤ちゃんの4人の遺体で、白骨化してるということなんですが、さて、その民家の近くには中山さんがいます。
中山さん。
私の後ろにある、あの民家、2階建ての民家の2階部分が、若林容疑者の住まいでした。
2階の押し入れの中から、赤ちゃんの、女の子の遺体が発見されたわけですね。
そして逮捕されたわけですけれども、本人の供述から、1階部分、今も警察のテントやブルーシートが張られて、調べが進められているところですけども、この1階部分にある、物置のような所から、4人の赤ちゃんの遺体がまた見つかったということなんですね。
1階と2階はもちろんこれ、つながってなくて、2階には白いポストがあるの分かりますかね。
こちらが外階段上がって、2階の入り口ということになります。
1階部分は、以前は人が住んでいたそうですが、もう10年くらい前からいないということなんですね。
外から見て、外階段の下辺りに物置がというような話もあるんですけども、周囲の方は、その辺りに物置小屋のようなものはなかったので、もしかしたらその1階の室内に隠していたんじゃないかというような話もありますね。
遺体は一つずつ、ナイロン袋に入れられて、別々に遺棄されていて、白骨化してるものもあれば、腐敗が激しいものもあるという状況。
押し入れから見つかった赤ちゃんについては、殺害を若林容疑者、ほのめかしているということなんですが、ほかの4体に関しても、一部、殺害をほのめかしているということなんですね。
近所の方も引っ越してきてから、2回という方もいれば、3回という方もいます。
そのおなかが一度大きくなっても、まさに生まれるんじゃないかというぐらい大きくなったのに、おなかが小さくなっても、赤ちゃんを連れているでもなく、子どもを育ててる、そういう様子も見られないので、不思議だなというふうに近所では話していた。
もしかしたらどこかに預けているのかなと、そういった見方をしている方もいらっしゃったんですけども、とにかくうわさにはなっていたわけなんですよね。
本人の供述では、5人とも自分が出産した子どもで、自分で遺棄したんだと、2006年以降、出産して遺棄したんだというふうに話しているということなんですけども、市役所のほうでは、状況というのを少し把握しておりまして、5月には、おなかが大きいということで、妊娠してるんじゃないかという情報を得ていたということなんですね。
6月19日、本人に確認したんですけれども、違うと、妊娠はしていないというふうに否定されたということなんです。
その後、保健所や警察などで情報を共有しまして、改めて6月26日に、保健センターと保健師さんが、訪問しました。
ところが、太っているだけだという返事で、妊娠はしていないと、また否定をされて、7月6日ですね、保健師の方と社会福祉課の方が訪問したところ、もうおなかの膨らみはなくなっていたんだそうなんです。
そのとき、若林容疑者が言ったのは、卵巣の病気のために、薬を服用していたと。
妊娠はしていないと、また妊娠に関しては否定していたということだったんですね。
ところが、後日、警察とその内容というのを共有して、今回の逮捕ということになったわけなんですね。
午前中は父親とよく買い物に行く姿も目撃されているんですが、そのときの服装というのはジャージ姿で、かなりラフだと、メークもしていないということなんですが、午後、出かけるときには、20代じゃないかというような服装で、ミニスカート、ブーツをはいてというような装いで出かけるんだそうなんです。
この川の反対側辺りで、誰かを待っているような様子も目撃されています。
また、車で男性と出かけたり、あるいはパチンコ店に男性といる、そういった様子も目撃されているんですね。
引っ越してきた当初は、どうも夫らしいというふうに見られる男性が、土日、こちらの借家のほうに来ている姿も目撃されていたんですが、何か月かで、もうその男性は来なくなっていたというふうに近所の方はおっしゃってましたね。
これ、中山さん、警察に通報されたっていうことですから、よっぽどだったんでしょうね。
おなか大きくなっては、ちっちゃくなって、赤ちゃんの姿見えないってのは、ご近所の方でおかしいぞって、よっぽどじゃないと、そんな警察に通報しないですもんね。
いや、本当そうなんですよね。
それが何回かありますから、やはり皆さん、おかしい、おかしいというふうに思っていたわけなんですよね。
そうしたこともありまして、情報が市役所のほうにも行きまして、市と警察で共有してという形になって、発覚したわけですよね。
これ、中山さん、家がいわゆる2世帯住宅のような形になってるんですか?外階段があって、2階に上がるという。
そうですね、中ではつながっていない2世帯住宅のような具合ですね。
1階の部分というのは、また別の方が借りていたんですけれども、もう今は住んでいないという状況なんですね。
それにしても不思議なのは、一体どこで産んだのかということなんですよね。
やはり病院で産めば、子どもを産んだというのも分かりますし、市役所のほうでも状況というのは把握して、3か月健診、1か月健診みたいなものがあると思うんですよね。
そういったことがなかったということですから、やはり自宅で産んだんだろうかというふうに近所の方もおっしゃってたんですが、ただ、同居してるんですよね、父親と。
弟、…。
だから同居しているご家族の方は、どこまでご存知だったのかっていうのがね。
そうなんですよね。
周囲の方が見て、すぐに妊娠してるなというふうに思うくらい、臨月の状況というと、相当大きいですよね、やはり。
皆さん、周囲の方は分かってたということですから、同居している父親も分かってたと思うんですけれども。
で、これ、自宅で。
今、警察のほうで情報を聞いているということですが。
自宅で出産したっていうことになってくると、それ、ご家族の方も当然、分かってらっしゃると思うんですけど、そこはちょっと分からないのと、じゃあ待ち合わせは誰としてて、それは交際していたのか、そのあたりもちょっと分からないですけどもね。
そうですね。
それぞれの子どもの父親というのが誰かというのも含めて分かりませんし、本人が殺したのか、それとも死産だったのか、そういった部分も、これからの調べということになりますね。
分かりました。
また新しい情報入りましたら、お願いします。
同居してたんですよね。
そうなんですね。
若林容疑者は、こちら、自分の父親と弟、そして自身の長男、子どもですね、と一緒に住んでいたということなんですね。
これまず、岩田さんね、警察に通報があったっていうことですから、本当に地域の方の、いわゆる目っていうのがあって、これ、都会のまんまん中じゃ分からないですね、こういうことはね。
ですね、ですからどう見ても過去にそういうケースがあったから、みんなやっぱりなんか不思議だなという思いが通報までつながってるんでしょうからね、でも家族関係とか、交友関係とか、どうしてこういうことが起きるのかっていうのはね、過去にもなんか何度も産んでね、ベランダのポリバケツの中に入れてたなんていうケース、私も取材したことがありますけど、母性とかね、どういうことなのかなっていう。
ただこれ、森本さん、同居してるご家族の方が、どこまでご存じだったかっていうのもね。
分かりませんけどね。
ただ、私不思議に思うのは、通常、こういう場合、恐らく本人は、すごく霊に苦しめられると思うんですよね。
いわゆる罪の意識だったりとか?
いやいやいや、亡くなった…。
子どもたちのみたまに?
み霊に。
普通は夜、寝れないとか、いろんな霊に悩まされて、それがよく耐えられるなっていうね。
すごく不思議に思いますよね。
それも自宅に遺棄してるわけですから。
ただこれ一つ、美保子さん、昼間になると派手な格好で出ていくって、これは一つ、気になりますよね。
気になりますよね。
ただ、今ね、若林容疑者ばっかり悪く言われてますけど、本当、じゃあ父親は誰なのかもそうだし、父親の責任はないのかなと私やっぱり、思いますよ。
だから、そこのあたりも全然分からないですし、どうやら離婚歴もあるようだと。
つきあってた人が過去にもいるようだということなんですが。
これ、殺人になるのかどうなのかということですけれども。
問われる罪なんですけれども、こちらですね。
まず若林容疑者は、死体遺棄の疑いで今回逮捕されました。
こちら、公訴時効が3年ということなので、2012年より前に生まれた赤ちゃんに関しては、時効となってしまっているんですね。
そして今後の警察の捜査しだいで可能性としてあるのが、保護責任者遺棄致死、もしくは殺人ということなんですが、こちら、検察の判断でどちらになるか決めると。
だから殺人になると、裁判院裁判ですから、大変また難しい、負担の重い裁判になると思うんですけども。
そして、一緒に住んでいたこちらの3人の罪についてなんですが、保護責任者遺棄致死罪に問われる可能性があるということなんですね。
ただ、母親である若林容疑者に保護能力がなかった、またほかに保護する人が誰もいなかったなど、立証するのが難しいということです。
この同居しているご家族の方、全く知らなかった場合は、それ、罪に問われないでしょ?ここの部分は。
そういうことになりますよね。
全くという…。
だから、それはちょっと分からないんですけども。
ただこれ、中には岩田さん、白骨化してる赤ちゃんもいるということで、じゃあこれ、死因の特定ができるかどうかですよね。
これからね、そこまでさかのぼってできるかというのは、大きな問題になってくると思いますよね。
それから刑の判断というのもね。
殺したのか、死産なのかって、そこまで分かるのかどうかということなんですが。
続いてはこちらです。
けさ10時、静岡県西伊豆町。
警察官およそ20人が出て行われた現場検証。
おととい、この場所で2人が感電死、5人が重軽傷を負う事故が起きた。
川の中に、1人は硬直状態、あおむけ、誰かが水に入って倒れて、うわーって、それをまた助けに行って、連鎖反応で倒れたと。
わー!しびれたと、川に入ったから、うわっ、びりびりしたと、とても入っていられないと。
被害に遭ったのは、この川沿いに住む親戚の家に遊びに来た家族と、その友人一家。
なぜ事故は起きたのか。
おととい午後4時ごろ、静岡県西伊豆町のにしの川で、父親の男性と子ども2人が、川遊びに向かったところ、突然、叫び声が。
それを聞きつけた4人も感電したという。
この事故で、2家族の父親である岩村知広さんと、尾崎匡友さんが亡くなった。
爽やかなパパさんでしたね。
ご家族の印象はどうでした?
本当にすてきな家族でした。
信じられないですね、ただそれだけです。
小川でなぜ2人は感電してしまったのか。
あじさいの花が10本ぐらい植わっていまして、そのあじさいを守るためにだと思いますけど。
柵を回したと、電気柵ですね。
事故現場には、確かに川沿いの斜面にあじさいの花が咲いている。
そして、あじさいの前には茶色の棒状のものがあり、その間には電線が。
これが電気柵だ。
では、そもそも電気柵とは、どういうものなのか。
現場近くに設置されている電気柵を見せてもらうと。
こちらが電気柵になります。
こちらの配線に電気が流れています。
実はこの地域、毎晩のように鹿が出没し、農作物を荒らす被害が多発。
そのため、多くの農家が畑の周囲を電気柵で囲っているという。
電圧的には、4000ボルト以上。
それ、例えば人が触ると、危険ですか?
危険っていうか、死に至るということはないと思うんですけれども、痛いっていう感じですね。
しびれと痛みですね。
通常はけがをさせたり、死に至らしめるような強い電流は流れていないという電気柵。
しかし、警察によると、事故当時、電機柵の一部が切れて、側に垂れ下がり、電気は流れていたという。
ある電気柵のメーカーは。
報道のテレビを見ているかぎり、弊社のように見受けられました。
このメーカーは、ニュースで現場の映像を見て、自分たちの製品であると考え、職員を現地に派遣している。
しかし、このメーカーの電気柵は。
ある一定の強さを超えると、自動的に止まる、そういう機能が付いているので、例えば今回の報道を見ていると、感電した方がいるにもかかわらず流れ続けていて、次々と感電されているような感じなので。
正常な使い方をすれば、安全装置が働くため、強い電流が流れることはない電気柵。
にもかかわらず起きてしまった感電事故。
警察によると、事故が起きた電気柵には、危険を示す注意喚起の表示や、漏電遮断器は設置されていなかったという。
夏休み最初の3連休に起きてしまった、水回りでの悲惨な事故。
なぜ感電事故は起きたのか。
警察は、電気柵の電線が切れたのはいつなのか、そしてなぜ切れたのかなど、事故原因を詳しく調べている。
今回、新たに分かったことをまとめました。
まず経産省は、電気柵を設ける際に、安全基準をつけているんですけれども、まずこの漏電遮断器というのを付けないといけない、また危険表示、感電注意といった危険表示をしないといけないんですが、どちらも今回、されていなかったということなんですね。
これまず、漏電遮断器というのを付けなきゃいけない。
この漏電遮断器っていうのは、何か異常があった場合は、これが止めてくれるんですって。
で、この変圧器、これがついてたかどうかは分からないんですけれども、これ、家庭用電気から、コンセントから引っ張ってきてもいいんですけど、この漏電遮断器付けて、なおかつこの変圧器で電圧変えると、ぴっ、ぴっ、ぴって1秒ごとに流れて、例えば動物たちがぷっと触ると、あっ、ここ電気流れてるなってなるんですけど、もしこれがないと、ずっとこれ電気が流れっ放しになるということなんですね。
お子さんが左手に大けがをしてるという情報がありまして、恐らくお子さんが触って、感電して、そのまま川に落ちて、やっぱりこれ、岩田さん、いろいろ調べて見ると、いわゆる水とか水分とか、人間でいうところの汗、これはものすごく危険らしいですね。
ですね。
普通はそういう所のそばっていうのは、そういう注意書きが出たりしてるケースもありますけどね、どうしても食害対策でね、これはあちこちでこういった今、ものすごく普及してるようですから、ただ、電流かかったら、止まるっていうものだと思ってたんですけど。
そうですね、だからそこがどうなっていたのか。
それから例えば、お子さんを助けようと思って、お父さん方行かれたと思うんですけど、どういう状況で感電されて、恐らくこれ、森本さん、電気の流れが、例えば心臓の辺りに流れるとか、そういうことになってくると、やっぱり死に至るということもあるんでしょうね。
不思議なのは、4000ボルトって電圧は非常に高いんで、非常に電圧そのものが危険なんだけど、でもこの場合は電流でしょう。
そうなんです。
電圧はね、きのう、専門家の方にお聞きしたら、電圧は高くないとだめなんですって、こういう場合は。
問題は電流がどれくらい流れているか。
そうなんですよね。
だから、流れっ放しだということ自身だと、ただどれぐらいの範囲、そういう電流が流れるかっていうのは、ちょっと分からないですね。
だから川に電線が落ちて、川の水分、川の水でですよ、離れた人まで感電するのかどうか。
それがちょっと分からないんですけれども、いずれにしてもこれ、警察、立ち入り検査してるんですけども、このあたりの漏電遮断器がなかったこと、変圧器をつけていたのか、こういう看板立てていたのか、それから水の中での電流というもの、これがこれから調べで明らかになってくると思います。
さて、続いてはこちらです。
お母さんが倒れている。
駆けつけた警察が発見した女性の遺体。
左胸に刺し傷、包丁は抜かれ、遺体のそばに。
きのうの夜ですが、神奈川県横浜市のマンションの一室で、41歳の母親が胸から血を流して死亡しているのが見つかり、警察は殺人事件の可能性が高いと見て捜査しています
きのう午後10時ごろ、110番通報。
お母さんが倒れている。
通報を受けて、警官が駆けつけたのは、横浜市南区にあります、こちらのマンションでした。
41歳の女性が、胸から血を流して、ベッドにあおむけに倒れて、死亡しているのが発見されました。
通報者は、この女性の16歳になる次男でした。
女性は、この部屋に住む五十嵐貴子さん41歳。
仕事から帰宅した次男が、母親の変わり果てた姿を発見した。
ベッドの上には、包丁が落ちていたという。
発見当時の状況を、次男はこう話しているという。
胸に包丁が刺さった状態だった。
自分が包丁を抜いた。
41歳の母親は、こちらのマンションで、16歳の次男と、20歳の長女と3人で暮らしていました。
次男が帰宅したとき、玄関の鍵はかかっていなかったということです。
すっきりした、お色の白い方で、6、7年前だと思います。
あいさつとか、ごみ出しのときの、暑いですねとかね。
警察への取材で、五十嵐貴子さんの左胸には、1か所の刺し傷。
抵抗した際に出来る傷もないことから、寝ているところを襲われ、即死した可能性があることが新たに分かった。
長女がきのう正午過ぎに自宅を出る際に、母親と会話をしていたことから、貴子さんは、きのう正午過ぎから午後10時までの間に死亡したと見られる。
警察は、殺人事件の可能性が高いと見て、捜査を進めている。
これ、状況が不思議なんですよね。
ちょっとご覧ください。
亡くなった五十嵐貴子さんは、長女と次男と3人暮らしでした。
長男は別居していたということです。
そしてきのうの正午過ぎに長女が外出する際に、母親と会話をしています。
そしてきのうの午後10時ごろに、次男が仕事から帰ってきまして、そのときに、ベッドの上で左胸に包丁の刺さった母親を発見し、通報しました。
胸に包丁が刺さった状態だった、自分が包丁を抜いたと次男は話しています。
発見時は争った形跡もなく、次男が帰宅した際には、鍵がかかっていなかったということなんですね。
なので、この間に五十嵐さんは亡くなったと見られています。
そして新たに分かったことなんですが、こちらです。
左胸に1か所の刺し傷があり、抵抗したときに出来る傷がないことから、寝ているところを襲われて、即死した可能性が高いということです。
これ、奇妙なのが、森本さん、2つあると思うんですけども、寝ているところを襲われてて、鍵がかかってなかった、争った跡がない。
それからこれ、包丁が刺さったままっていうことになってくると、犯人はこれ、凶器、つまり、重要な証拠を残したまま立ち去ったということになるんですよね。
全く不思議ですよね、こういう場合。
しかし原則、発見者って、あんまり包丁引き抜いたりするのは、どれだけ知識があったかどうか分かりませんけれども、やってはいけないですよね。
でもお子さんですから、自分の母親を助けたい一心っていうのはありますけれども、これ、岩田さん、普通だとよくあるのが、どこかに捨てたとか、証拠隠滅をまず真っ先に図るんですよね、犯人っていうのは。
そうですよね、ですから、一突きでっていうことになるんだと思います、抵抗もしてない形ですからね。
だから、物取りで入ったのかを含めて、これ相当慎重な捜査を、やっぱりいろんな各方面からやらなきゃいけない事案だと思いますね。
当然、そこの包丁からいろんな指紋も出てくると思いますが、鍵をかけないで寝ていたというのは不思議ですよね。
ましてや女性が1人ですよね。
それは考えられないですね、あんまり。
何があったんでしょうか。
警察の捜査を待ちたいと思います。
続いてはこちらです。
現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで計画を見直す。
一転して計画白紙となった、新国立競技場建設問題。
なぜこのタイミングで白紙となったのか。
そして、2020年の五輪開催に本当に間に合うのか。
このあと、新国立コンペのファイナリストでもある、
さあ、本当に間に合うんでしょうか。
そして誰の責任だったんでしょうか、2020年の東京オリンピックの新国立競技場。
どたばた迷走劇で、ついに安部さんが白紙ですと、ゼロベースでもう一回、最初から見直しますっておっしゃってるんですが、さあ、間に合うのか、どんな建物にしたらいいのか、きょうは、コンペファイナリスト、よくこの方が出ていただきましたね、うちのような番組にね。
建築家の伊東豊雄さんをはじめ、専門家の方にお話を聞きたいと思いますが、まずは東京のスタジオには、建築界の巨匠、伊東豊雄さんです、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さらに、2016年東京オリンピック招致を担当されました、鈴木知幸さんです、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
きょうはこのお2人の専門家を交えて徹底的にやりたいと思いますが。
さあ、藤村さんお願いいたします。
まず、伊東先生を。
まだ来てない、そうですか、後ほどご紹介しましょう。
まず、なぜ今、白紙撤回になっているのか、背景に何があったのかということなんですけれども。
なんか間に合わないってね、白紙撤回したらって話だったんですけど。
実は今月17日に安倍総理が、新国立競技場の現在の計画を白紙に戻して、ゼロベースで計画を見直すと。
主役は国民お一人お一人、アスリートの皆さんですから、皆さんに祝福される大会でなければならないとおっしゃいましたが。
ただ、1週間前には。
こうおっしゃってましたよね。
一からやったら間に合いませんっておっしゃってました。
急にころっと変わった。
なぜなのか。
こういう背景があるんじゃないかということですね。
安全保障関連法案が採決されて、もうこれ、世論の逆風が吹いてきましたので、これが関係しているんじゃないかと。
まずは鈴木さんにお聞きしたいんですが、鈴木さん、さまざまな競技場などご存じだと思うんですけれども、安倍さんは今月17日、これ、ゼロベースで計画、見直すとおっしゃってた。
でも、その前はこれ、間に合わないっていう話もあった。
これ、一連の流れ、どうですか?
いや、少なくとも今の段階でも、見直すということになったことは、大変よかったと思ってます。
あのまま続けていれば、本当にだめだったかもしれませんね。
これから、このあとご紹介するんですが、コンペがあってから、ずっと話が進んでいって、金額が高くなったり、安くなったりしましたけども、鈴木さんはどのあたりから、ちょっと、あれ?これおかしいなって思われたのいつぐらいでしたか?
一番感じましたのは、去年の5月。
去年の5月?
基本計画。
基本計画を出されました。
1625という数字ですね。
あの中身が実に信用できない。
数字的にも内容的にも。
あの段階で、僕は絶対あの時に、マスコミの方々も言っていただいて、早く白紙撤回すべきだったと今、思っております。
1625億円ってことですか?
そうです。
1625億円ですね。
ということは、最初は、お金ありきの話から進んでいったということですか。
いや、1300億の公募でデザインやったわけですね。
それから基本計画というのを、公共工事でやるわけですね。
基本計画の中で、調べてみたら1625という数字が出たわけです。
それはしかし、非常に雑ぱくなんです。
公共工事なんかでもありますよね。
作ってみたら、ちょっとお金かかったみたいな。
もう倍倍ゲームに、初めちょろちょろ、中ぱっぱじゃないですけどね、徐々に増えていくんですよ。
それで基本計画は一番小さく抑えてやる。
ずいぶん額が大きくなってきてるんだなって感じ初めて、このままどうなるんだろうというのは、だんだん感じ始めたときだと思いますけれども。
このあと、伊東さんは実際にコンペにも参加されて、ファイナルまで残られましたんで、いろいろお話を聞きたいと思うんですけども、安倍さんはいろいろまあ、支持率も、支持率が下がってきたんで、これ、いわざるをえなかったんじゃないかというところもあるかもしれません。
安倍内閣では、白紙にすると言えば、支持率回復するかもしれないという思惑があったのか。
安倍さんが出てこないと収拾がつかなかったのか、いろいろあると思いますけれども、さて、ゼロベースでの見直し、こちら、これですね。
この金額の上がり下がり。
もともと1300億って言ったのが、上がったり下がったり。
でも最終的に2520という、とんでもない額になったということですよね。
ゼネコンで見積もりで300金額が上がったり下がったり。
どうやってこれ、コンペからこういう話になったのか。
それからもうザハさんには、13億円払ってるって話もあって、
ここで最新のニュースです。
岸田さん、お願いします。
お伝えします。
安倍総理大臣は、BS日テレの深層ニュースの収録で、先週衆議院を通過した安全保障関連法案について、参議院で修正を行うことに含みを持たせました。
政府・与党としても、柔軟に対応すると。
決して今の法案そのままじゃなきゃだめだっていう姿勢ではないということですね?
もちろん、われわれは今の政府が出している法案がベストだと思いますよ。
しかし、なるべく多くの党に、参加をしていただく、支持をしていただく、あるいは円満な形で成立をさせたいと思っています。
今までもそういう形で修正をしたことは、いろんな法律においてはありますから、われわれも当然、そういうことも考えながら、対応していく必要があるだろうと。
安倍総理はこのように述べて、参議院で政府案を修正することを、完全には否定しませんでした。
また、安保関連法案は、NNNの世論調査で、今の国会で成立させることでよいと思わないが、およそ6割に達するなど、国民の理解が深まっていないことについては、残念ながら厳しい批判があるが、これに耐えながら、説明し尽くす責任が私にあるだろうと思うと述べました。
ことし5月、大阪市平野区で、道路にブロックなどが置かれ、バイクの男性が転倒し負傷した事件で、大阪府内の中学生ら6人が、検挙・補導されました。
往来妨害致傷の疑いで検挙・補導されたのは、大阪府内の13歳から14歳の男子中学生6人です。
警察によりますと、6人はことし5月、大阪市平野区加美正覚寺の道路に、コンクリートブロックなどを置き、バイクを運転していた男性を転倒させ、重傷を負わせた疑いが持たれています。
現場には道路を横断する形で、横一線に、およそ20個のコンクリートブロックとれんがが、40センチほどの高さまで積まれていました。
6人はそれぞれ、別の中学校に通う遊び仲間で、大変なことをしてしまったなどと、容疑を認めているということです。
また犯行は、警察に対する嫌がらせが目的だったことが分かっており、警察では、経緯を調べています。
きのうは他局ですが、森本さんは1時間半に渡り、安倍総理とね、いろいろしゃべってらっしゃいましたけれども、どうなんですかね、安倍さんの、参議院で丁寧な説明とおっしゃってますけれども。
要するに、支持率がなかなか上がらないので、自分の口で、丁寧に説明しようと思って、もう大変、自分で事前に練習もし、いろいろな、どうやったらうまく説明できるかっていうのをですね。
分かりやすく?
模型とか使ってらっしゃいましたよね。
ああいうふうにして説明された、その熱意っていうのが、われわれ伝わってきましたからね。
私は非常に好感を持って、横にいましたけども、どれだけ伝わったかっていうのは、なかなか難しいですよね。
そうですね。
かじの例で引いたものをもって、集団的自衛権の中身が、一般の人に伝わったかどうかというのは、ちょっと難しいですね。
戸締まりという表現も出ましたし。
ただこれ、岩田さんね、やっぱりいろんなケースがあって、それはまだ起きてないことを予測しながら、国民がいろいろ聞かなきゃいけない難しさもあるじゃないですか、それからもう一つはね、やっぱり、維新なんか対案出したんですけど、対案どうしをぶつけてもらうと、われわれも、ああ、ここまではOKだけど、ここからは嫌だなとか、全部やだなとか、いろんなことが出てくるんですけど、やっぱり対案どうしをぶつけてもらって、日本国民をどう守るかっていうのを、参議院では丁寧にやってもらいたいなと思いますね。
ですね、今までね、戸締り論とか、いろいろな説明のしかたしてますけど、なかなかね、だから、10本ぐらいの法案をひとまとめみたいな感じでいわれて、なんか網かけて、全体がね、穴がないようにするんだっていうような説明する人もいますけども、どうもね、伝わってきてないというのが、まだ現状ではあると思いますね。
あと、やっぱり難しいのは、これ、美保子さん、その人の持っている考え方っていうのがあって、集団的自衛権を限定的に行使することによって、安全を守るんだと、抑止になるんだという方と、集団的自衛権を行使することによって、いや、巻き込まれるんだという、全く違う両論併記なんですね。
これは、その人の考え方だと思うんですよ。
これをなかなか着地点見いだすの、すごい難しいと思うんですね。
難しいですね。
国民はやっぱり、今おっしゃった、後者のほうがね、すごく心配だっていう気持ちが多い方が多いですよね。
だからこれ、岸田さん、なかなか難しい問題、われわれ国民もどう考えるかっていうのは、難しいですね?
難しいですね。
私もきょう、収録の現場を見に行ったんですけれども、総理は繰り返し、やっぱり安全保障の問題はすごく難しくって、かつてPKO法案のときも理解得られなかったけど、あとになってみたら、よかったでしょう?ということをおっしゃったんですけども、とはいいましてもね、やっぱり今の国民の理解をしっかり説明する、そこで政府の側が諦めては困るわけで、どうせ分からないだろう、なんていう声が出てくるようでは、やっぱり困るわけですよね。
だから参議院では、本当に分かりやすい、対論を合わせた議論というのが必要ですよね。
ただね、日本の安全保障政策というのを、法律の議論だけでやるでしょ。
こういう国ってないんですよ、世界の中でね。
だから法律論じゃないんですよね。
だから本来は憲法改正してやるほうが、すっきりするんだけど、国際情勢がどんどん変化しているんで、その時間もないっていうところは、もちろん。
そうですね。
だけど自分のことばで、ここまできちっと説明できる議員って、あまりおいでにならないですからね。
森本さん、出てらっしゃって、ミヤネ屋も行こうか?なんていうのは、なかったですか。
いや、呼ばないといけないですね、やっぱり。
来てくれるかなぁ?来てくれるかな、安倍さんな。
いや、ちょっとね、きのうはね、やっぱりキャスターにも力がかかってて、総理も少し硬かったですよね。
僕、東北新幹線で一緒になったんですよ。
前、おっしゃってましたね?
たまたま。
あっ!安倍さんやと思ったんですけど、SPの人が多すぎて、萎縮されて、ずっとあいさつもできなかった。
おじけづいちゃった。
怖気づいて。
SPの方とか、多いから。
そうそう、続いてのニュースお願いします。
続いて、たった今、入ったニュースをお伝えします。
東京・新宿区の神宮球場で、高校野球の予選大会中に、観客席にいた3人が、熱中症と見られる症状で搬送され、60代の男性が心肺停止の状態だということです。
東京消防庁などによりますと、きょう午後1時半ごろ、全国高校野球の東東京大会が開かれている、神宮球場で、60代の男性と、15歳の男女2人が、熱中症と見られる症状で搬送され、このうち、60代の男性が心配停止の状態だということです。
15歳の男女2人は、意識がはっきりしているということです。
3人はそれぞれ観客席で応援をしていたということです。
東京・目黒区のカラオケ店で、料金を支払わず、店員の顔面を殴るなどしてけがをさせたとして、警視庁は、26歳のネイリストの女を逮捕しました。
強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、ネイリストの今泉友希容疑者です。
警視庁によりますと、今泉容疑者は、きょう未明、目黒区の中目黒駅近くのカラオケ店で、料金およそ9000円を支払わず、追いかけてきた19歳の男性店員の下半身を蹴り上げ、顔面を殴るなどして、けがをさせた疑いが持たれています。
今泉容疑者は当時、知人の男性と店を訪れていて、男性が先に帰ったため、料金を支払わずに、男性を追いかけて、店を出たということです。
今泉容疑者は調べに対し、料金を支払わずに店を出たが、店員を殴っていませんと話し、容疑を否認しているということです。
元暴力団組員に、臓器移植のため、腎臓を提供しようとしたとして、暴力団幹部とホームレスの男が警視庁に逮捕されました。
臓器移植法違反などの疑いで逮捕されたのは、住吉会系暴力団幹部の吉田昭容疑者と、ホームレスの前雄一こと、為貝雄一容疑者です。
警視庁によりますと、吉田容疑者は、人工透析治療中の元組員の男に、臓器移植をするため、200万円の報酬で為貝容疑者に腎臓を提供させようとした疑いが持たれています。
また吉田容疑者らは去年4月、親族からの臓器提供を装うため、豊島区役所に、元組員と為貝容疑者とのうその養子縁組を届け出た疑いが持たれています。
吉田容疑者は池袋の公園で、ホームレスだった為貝容疑者に、小遣いを渡すなどの世話をしていたということで、2人は調べに対し、容疑を認めているということです。
以上、最新のニュースをお伝えしました。
岸田さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
あしたもお願いします。
さあ、ということで新国立競技場、もう絶対に失敗は許されないということで、これからどうしていくのか、失敗しないためには、責任の所在も明らかにしなきゃいけないと思うんですけども、きょうは改めまして、東京のスタジオには、建築界の巨匠、伊東豊雄先生にお越しいただいております。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
伊東先生が出るなんて、すごいですよ。
そう、ミヤネ屋ごときに本当に出ていただけて。
ごときやけどもや!
大変な先生、ちょっとこちらでご紹介しましょうか。
現在74歳で、あの安藤忠雄さんとは、同級生、同い年ということなんですけれども、叙情的な、今、写真でご覧いただいているように、こういうムードのある建物が印象的です。
高雄、台湾ですね。
仙台にもありますよ。
代表作品の多くが、こういった雰囲気であるんですが、2013年に建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞されていまして、今回の新国立競技場のデザインコンペにも、最終まで残られたという方です。
伊東先生は、安藤忠雄先生とも大変プライベートで親しいんですよね。
はい。
まあ、以前から親しくはさせていただいております。
このあとちょっと、コンペのお話なんかも聞きたいと思いますけども。
ということでね、このあとVTRをご覧いただくんですけども、なぜ最初にVTRを出さないんだと?視聴者の方から疑問があると思うんですけれども、VTRが5分半だったんです。
2時台。
その説明いる?
いや、おかしいなと思われるじゃない。
2時台、しゃべったら、4分ぐらいしか時間がなかった。
5分半が入らなかったんで、そのへんをさらさらっとやって、さらさらっとやって、何事もなかったかのように、今からVTRを。
だから何事もないようになってない!それ、言ったら、もう!
ということでVTRどうぞ。
いろいろありました。
新たに新しいデザインを決めて、それで基本設計を作っていくということでは、時間が間に合わない。
安易にデザインを変更することは、わが国の国際的信用を失墜しかねない。
心配しないようにきちっと対処はいたします。
頑なまでに推し進められてきた東京オリンピック新国立競技場の建設計画。
ところが先週金曜日。
現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで計画を見直す、そう決断いたしました。
計画は一転、ゼロベース、つまり、なかったこととして、再スタートすると表明。
迷走を続けた新国立競技場の建設問題。
白紙を決断をした訳とは一体。
日本が自信を持って世界にアピールした、新国立競技場。
しかし、建設費は大きく膨らみ、とうしょの1300億円から、最終的には2520億円と、ほぼ倍にまで増えた。
その一方で、途絶えることのなかった計画見直しの声。
誘致決定の2か月後には、建築家グループなどが景観や多大な事業予算などを問題視し、計画を見直すよう要望書を提出。
さらに、もとからある国立競技場を改修して使用する案や、開閉式の屋根をなくす、簡素化案なども出された。
何度もあった引き返すタイミング。
今まで見送られてきたことに、野党らは。
止める、見直す、立ち止まることをしなかったのは、現政権の文科大臣です。
お辞めになるべきじゃないですか。
間に合わないっていう答弁をしてたんですけれども、国会の答弁との整合性は、一体何なんでしょうかね。
文科省は無能力・無責任で、これが失敗の最大の原因である。
文科省とJSCに仕事をさせれば、また失敗する。
文部科学省によると、デザインしたザハ・ハディド氏側には、すでに監修料として13億円が支払われている。
しかし、今後、違約金が発生する可能性も。
一方で、世界にはスタジアムの建設を強行し、苦い思いをしたオリンピックが。
1976年に開催された、カナダ・モントリオールオリンピック。
スタジアムの当初の建設費は2億カナダドル、当時のレートでおよそ562億円だった。
しかし、資材の高騰や建設期間が長引き、最終的には4倍以上に跳ね上がったのだ。
建設費の返済が終わったのは、なんと30年後の2006年。
主な財源は、たばこ増税などの税金だった。
たくさん税金を払ったわ。
突然、たばこの値段が高くなったよ。
毎年毎年、オリンピックの赤字を埋めるためにたばこを増税したんだ。
このスタジアムの現在の担当者は。
好きな人もいれば嫌いな人もいて、非常にお金がかかったとのよくない評判を引きずっています。
そのことが、常に議論になることは、間違いありません。
国民の理解を得るため、計画を白紙に戻した安倍総理。
オリンピックは国民の皆さんの祭典であります。
主役は国民お一人お一人、そしてアスリートの皆さんです。
国民みんなで祝福できる、そして世界の人々から称賛される大会にしていきたいと思います。
今後、設計や施工も含めたコンペを行い、半年以内にデザインを決定。
オリンピック直前の2020年春の完成を目指すという。
決定から3年で振り出しに戻された新国立競技場のデザイン。
きょうのミヤネ屋は、建築界のノーベル賞といわれる、プリツカー賞を受賞し、新国立のコンペのファイナリストでもある日本が誇る巨匠、伊東豊雄氏が緊急提言。
責任者不明で計画白紙。
時間との戦いがさらに厳しさを増す新国立競技場の問題点を徹底分析します。
そして2016年東京オリンピック招致を担当されました、鈴木知幸さんにも加わっていただきます、よろしくお願いいたします。
さて、まず伊東さんにずばり、お聞きしたいんですけど、1300億円というお金が最初に出てきて、ザハ・ハディドさんのデザインに決まったんですけども、このコンペをする際に、スタジアムの値段、大体、これぐらいで出来るんですよっていうのは、これは建築家の方っていうのは、ある程度、見積もりされるんですか?
コンペティションの応募要綱に、1300億円っていうのはうたわれておりました。
そして各設計者は、それが、その範囲で可能かどうかということを、全部詳細に見積もって、それをつけて、各班とも提案しているはずです。
ああ、だからもう、これは初めて聞いたんですけど、森本さん、お値段の大体、皆さん、分かってらっしゃって、デザイン出されるんですね。
それはそうでしょうね。
だって、デザインはこれですっていって、それでいくらになるか分かりません、そんな無責任なデザインって、ないですよね?
じゃあ伊東さん、その中で、例えば3000億円になったり、1625億円、これは面積が少なくなったということもあるんですが、2520億円。
もう値段が上がったり下がったりするということは、これちょっと考えにくいってことですか。
考えにくいですね。
もちろん、ある程度、それをオーバーしてしまうことは、われわれもあるんですけれども、その場合には、かならずせっけいしゃが責任を持って、多少の設計変更を加えながら、その予算範囲でできるように、変更すると、デザインをし直すというのが、普通なんですね。
岩田さんね、いわゆる野党側は、その文科省、これが大きな問題なんだと言ってますけども、ここのザハ・ハディドさんに決めたとき、これ、民主党政権なんですよね?
そうですね。
今ね、自民党の皆さんもそれを言ってますけどもね。
ただ、その後の引き継ぎでやっているのはこれ、今の政権ですから、それはどこかで判断をして、それを指導していかなきゃいけないっていうのは、間違いなく、それは連続性がなかったら、それはオリンピックなんか開けないわけですから。
これ、鈴木さん、やっぱり、デザインを決めたときは、民主党政権なんですけども、政権交代した中で、やっぱり、文科省はいち早く、これ大丈夫かなっていうのは、検証しなきゃいけなかったという責任はあるんでしょうか?
それは当然ありますよね。
それで、もうあのどたばたのときにですね、議員さんが、そこまで意識が及ぶかと、到底、そういう時点じゃありませんから、当然、行政のトップである文科省が、きちっとその進行を管理していかなきゃいけなかったはずです。
さあそして、ゼロベースでやるということですが。
もう一からやりましょうということなんですね。
ですから、デザインも費用も、設計、施工業者も、そしてオリンピックの1年前には、ラグビーのワールドカップやろうと言ってましたが、これもやめましょうということで、トータルで、一体化で再コンペやりましょうということになりました。
伊東さん、そもそも、一体化でやるコンペが普通なのか、普通ではないのかって、どちらなんですか?
通常の公共施設は、普通ではありませんけれども、ただスタジアムのように、非常に技術的に工夫を要するようなコンペティションの場合には、短期ということばで呼んでるんですけれども、設計と施工とが1つのチームになって、工事期間、それから予算、それを含めて争うというケースは、今までにも多々あります。
今回の新国立の場合は、デザインのみ、先、走っちゃったということでしょうか?
そうですね。
われわれは建設会社と組んでチームを作って応募したわけですから、そのようなやり方でやっていたわけです。
あっ、じゃあその、建築家の方にもよるんでしょうけど、自分でまずデザインを出される、単体で出される方と、あと、もう施工主の方ともお話をしながら、デザインを考える方、全然、違うんですね?
そうですね、われわれの場合にはかなり詳細なデザインまで含めて、提案をいたしました。
そんなら、伊東先生にやってもろうたら、よかったやんか!
そうです、伊東先生にお願いすると、だから1300億でいけますよっていうことですよ。
ねぇ!それで、もうしゃあないやん、ザハさんに頼んでもうたんやから。
しゃあないんですよ。
で、海外、国内、反応を見ていただきましょうか。
まず、外国ではですね、これ、イギリスの新聞です、ガーディアンですけども、日本は2020年のオリンピック競技場計画をごみくずにした。
大きな扱いで出ております。
どういうことやねん、まだまだわからへんやん、ねえ。
そして、じゃあ、日本の反応を、こちらで見ていただきましょうか。
いろんな方がいろんなことをおっしゃっています。
まず、石原慎太郎元東京都知事ですが、これは安倍総理の英断だとおっしゃってます。
一方、涙でね、アスリートがこれ、望んでいないとおっしゃってました有森さんですが、これはやっぱり技術的に優れているというよりも、使いやすい競技場になってほしいというお話です。
それから建築家の槇文彦さんですけれども、どこまで踏み込んで変更するのか、その中身が、これから問題だとおっしゃってます。
鈴木さんも数々の競技場、関わっていらっしゃいますけれども、もう有森さんがおっしゃった、この技術的にというよりも、使いやすい競技場。
これって、結構、大事だっていいますよね?
そのとおりです。
それで、このボタンのかけ違いはですね、一番最初にデザインが先行して、スポーツ施設をどう作るべきかっていう、その理論がほとんどなかったんです。
これが失敗のもとですから、今回はきちっと、どういうスポーツ施設を作るんだっていう、原点に立ち返ってから、デザインを考える。
だから、サブトラックがないっていうのは、おかしいじゃないかとか、選手の皆さんが使いやすい、来て、ああ、走りやすいなとか、記録が出やすいなっていう、雰囲気がいいなっていう競技場が、本来あるべきだと思うんですが、ザハさんのが悪いってわけじゃないんですけれども、すでに13億円の支払い、違約金もこれ、発生するんじゃないかと言われておりまして
ザハさんには、今、13億円払われてるんですが、もともとこのキールアーチという、この丸い2本の、これが高くつくというふうなことをいわれてますが、ザハ氏によると、費用がかかるのに、観客席や、基礎部分の工事のほうが高いんだと。
そもそも日本の人件費とか、それから材料費が上がっているのが、この値段が上がっている原因だとおっしゃっているんですね。
もちろん、そうでしょうね。
伊東先生に聞きますと、まず資材についていえば、東日本大震災以降、公共工事が増えているということもあって、円安の影響もあるので、鉄、コンクリート、木材などが2、3割上がっているということと、人件費も、やはり公共事業が増えているので、技能労働者が不足して、もともと人手が足りない業界で、人手を探すのが大変になっているということなんです。
これ、まず、専門家の伊東先生にお聞きしたいんですけれども、キールアーチが高いんだっていう話がある。
ザハさんは、いやいや、観客席や基礎工事部分の工事、これにお金がかかるんだっていうんですけれども、どっちが正しいんですか?キールアーチ、やっぱり難しいんですか、お金かかるんですか?
一口に、アーチといっても、いろいろあるわけですね。
アーチというのは、足と足の間の距離に対して、できるだけ高さが高いほうが有利なんですよ。
しかし、今回はもう非常に、流線型というような低いアーチなんですね。
ですから、もう両サイドにかかる力がものすごい大きいので、それを引っ張り戻さなくてはならないわけですね。
そのために、ザハさんが基礎にお金がかかると行ってるのは、そのことも含めて、だから、キールアーチでなくてもではないんですよ。
キールアーチだからやっぱり基礎にお金がかかるんですよね。
つまり、伊東先生がおっしゃったのは、例えばこういう、四角いアーチならば、そんなにお金は、逆にいうとね?
四角いアーチというより、こういうアーチですね。
普通のこんなアーチやったらそんなお金かからないけど、流線型で、こう距離もあるアーチやったら、もう下に、ずーっと基礎部分、深く入れなきゃいけないんで、お金がかかる。
もう一回、こう、それを引っ張り戻さないといけないわけですね。
それでしかもですね、しかも普通、スタジアムの場合に、アーチを使うことはあるんですけれども、それを観客席で支えているっていうケースが多いんですよ。
ところが、今回のザハさんのは、観客席の上を通り越していってるんです、このアーチが。
これがね。
ええ、それは非常にアーチを美しく見せるためではあるんですけれども、そのために、非常にむだな力がかかっているということはいえると思いますね。
例えば、キールアーチにしても、観客席辺りでアーチがこう、沈んでいっていると、さほどでもないけれども、外に出てるんで、よけい力がかかって、基礎工事が大変だと?
そうですね。
そう思います。
だから大江戸線の入り口までいっちゃうんじゃないかっていう。
そう、深さまでいかないと、もたないんじゃないかといわれていますよね。
だから基礎部分の工事がかかるとおっしゃっている。
こういう話聞いたら、よう分かるな。
そうですね。
ザハさん。
難しい、やっぱり。
13億円。
デザイン料。
伊東先生、これ、聞くんですけど、やっぱりそんなお金かかるもんですか、13億円ぐらい。
デザインするいうことになってくると。
今回ですね、もう一つ、私にとっては不可解なのは、通常は最優秀賞に決まったザハさんが、最後まで責任を持って設計をやるべきなんですよ。
ところが今回は、それを日本の設計事務所が基本設計、樹脂設計は請け負うと、そこで分かれてしまっているので、そこでの責任の分担ですね、そこが非常に不明解になっている、それが今回の問題を引き起こした、大きな原因の一つになってると思います。
ザハさん、設計だけ、あとは日本のところがやりますっていうたからおかしなってきたと。
せやったら、やっぱ一体でやらんとね、そらそやわ。
違約金も発生するんじゃないかと。
ということで、嵩原先生に聞くと、契約時にデザイン監修料の13億円以外に支払う約束があったらば、損害賠償を請求する可能性もあるということですね。
で、請け負う予定だったゼネコンの会社、この。
ゼネコンも始まってる所もあったようで、大成建設はスタンド工事担当なんですけども、一部、資材も発注してました。
広報の方によると、計画自体については答える立場にないので、回答を控えるということですね。
それからキールアーチを含む屋根の工事を担当する竹中工務店、950億円ですが、これはまだ、報道を通した情報しかないんですとおっしゃってます。
これ、鈴木さん、非常に広報の方、抑制の効いたコメントなんですけれども、この方、専門家なんで、例えばキールアーチを含む工事、950億円。
この値段の出し方なんてのも、あれ?って思ってらっしゃる方もいたんじゃないですかね?
私、建築の専門じゃないんですけれども、どうやら、施工者も相当、苦労して、これ出来るのか出来ないのか、自信がなかったんじゃないかというふうに思うんですけどね。
それがこういうコメントになっちゃってるんじゃないかと思います。
で、あのことば、公約違反。
安倍総理が世界に向けて、IOCの総会で、新しいスタジアム、今までになかったものです、財政的などだいこれは保障されていますとおっしゃってましたが、それはお金がなかった。
ただこれは、IOCはどう言っているかというと。
IOCのバッハ会長はというと、問題を先延ばしにせず、決断が出たのはよかったと。
IOCにとってはデザインはそんなに重要じゃないんだよとおっしゃっています。
IOCとしては、コストを減らそうとか、今ある施設を利用しようということを進めているということがありますね。
これ、伊東先生、東京オリンピックに決まったときに、当初は、コンパクトシティで、コンパクトなオリンピックだっていう、われわれはイメージがあったんですけれども、やっぱりコンペティションに出すとき、やっぱりそういうことは、注文されたってことはあるんですか?
われわれはもうできるだけ小さなボリューム、あの環境から考えますと、アーチで作るなんてのは、とんでもないって最初から思っていました。
そして、周りの環境に適合するためには、できるだけ高さを抑えて、周りの緑が残るようにと、いってみればもう、周りが公園のような、そんな提案をしたんですけれども、どうしてこんな大きいものが選ばれたかは、非常に不思議ですね。
これ、どこで間違えたんですかね。
だから、あとを、いろんなことに使うということも念頭に設計するから、こういうことになるんですよね。
本当のところは、球場の所に観客席があればいいっていう、極端に言うと。
なんかあれじゃないですか、美保子さん、アンビルドの女王といわれているザハさんですから、日本の技術があったら、ザハさんのやつは建てられると、お金もなんとかなると、ざくっといってしまった可能性は。
かもしれないですよね。
でも、ここにきて、2012年7月の猪瀬、当時都知事のツイッターが、すごく評判、またリツイートされてるんですけども、世界一金のかからない五輪なのですって、言い切っていらっしゃるんですよね。
当時やっぱり招致にもお金かかったし、やっぱり、五輪反対だっていう人、いたと思うんですね。
なぜかっていったら、東日本大震災の復興も進んでないのに、なんでって思ってらっしゃった方、たくさんいたんだけど、でも私はこの猪瀬都知事の、当時のことばを私、すごく信じて、あっ、じゃあ賛成しようって思ったほうなんですよ。
東京オリンピックを招致することによって、日本全体が元気になる。
一方で、これ、岩田さんね、商業オリンピックがものすごい批判されたんで、コンパクトなオリンピックっていうはずだったんですよね?
そうですよね。
今も出てましたけど、東日本大震災があって、復興に向かってる日本というのを見てもらって、で、その再生する日本っていうのを、世界に知らしめたいっていう思いがあって、かつ、コンパクトにやるという中で、だから、歴史に残したいようなものを建てたいという気もあったのかなと思うんですけど、その過程が全然、われわれ、分からなくなってきてるんでね。
一体誰の責任やということなんですが。
まあ、安倍総理をはじめですね、下村文部科学大臣、遠藤オリンピック担当大臣、その下には、事業主体であるJSCがあって、そして諮問機関である有識者会議、そして東京都も500億円負担という話も出てます。
でもいろんな方が、いや、俺の責任じゃないよっていってるわけで。
それぞれがそれぞれの立場でおっしゃってます。
まず森元総理は、そもそも、あんな競技場、スタイル、自分は嫌だったと。
やりたかったやんか、ラグビーのワールドカップは。
でもね、突然、生がきがどろっと垂れたみたいだから、気に入らなかったんだというふうにおっしゃってます。
それから舛添都知事は、きのうのブログでは、文部科学省は無能力、無責任、これが最大の要因であると、文科省とJSCに仕事をさせてたら、また失敗するとおっしゃってます。
じゃあJSCにどう言っているかというと、もともと文部科学省からザハさんのデザインを元にやりなさいと言われてるだけなので、私たちに決定権はございませんと言ってます。
それから、選ぶ責任者でした、安藤忠雄さんは、頼まれたのはデザイン案の選定までで、デザインを選んだ責任はあるが、お金のことまでは、私は総理大臣じゃないから分かりませんと。
まあ、このあたりに肝があると思うんですが、まずは鈴木さんに、聞きたいのは、その文科省の、いわゆる監督下にあるJSCなんですが、恐らくJSCというのは、これほど巨大な建造物とか建てたっていうことはないと思うんですね?
いや、ないですね。
組織じゃありませんから。
ここが、だからオリンピックをやるような新国立っていうのは、やっぱりかなり、ある意味、こういう言い方したら失礼ですが、能力を超えてた部分もあるんじゃないですか?
もちろんですね。
だから早くから国交省の力を借りて、それこそ大型の公共工事をやってるところですから、技師もたくさんいますしね、そこがやっぱり、前線に立って、やっぱり施工者と話していくべきだったんでしょうね。
だから専門家いない中で、どんどんどんどん話が進んだ。
さあ、そして伊東先生にお聞きしたいのは、ねっ、プライベートなおつきあいもあるという、安藤忠雄さんなんですけども、いや、デザイン案までの選定で、デザインを選んだ責任はあるが、私は総理大臣じゃない。
なんでこんなにお金がかかるのか、逆に教えてほしいというふうにおっしゃった。
これは伊東さん、どういうふうにお受け取りになります?
まあ、デザインということばが、非常に軽く受け取られているような気がするんですけれども、デザインということばは、その後ろに、どういう環境に対する配慮、あるいはコストも含めて、そのコンパクトなオリンピックへの配慮といったような、その思想をやっぱり、アイデアであればあるだけ、審査するべきだったと思うんですね。
そのことを、全く安藤さんが今回、語られないで、コストがこんなに上がってるのが、わからへんと言っておられるのは、まあ、ちょっと残念な気はしますね。
例えば、安藤忠雄さんクラスの方になると、このキールアーチの、この競技場のデザイン見たときに、待てよと、1300億じゃ収まらないぞってのは、どうなんですか、分かるもんですか、分からないものですか?
うーん、その3か月後に、3000億っていうのが出てきたっていうことは、少なくとも2000億以上はかかるということぐらいは、想像がつくんじゃないかと思います。
このあたりがまたね、安藤忠雄さん、なんでだったんだろうと思うんですが、野党はこういうふうに言っています。
民主党の岡田代表は、もう遅すぎた、もっと早く決断すべきだったということで、文部科学大臣の辞任要求を視野に。
そして、維新の党の松野代表も、誰が責任者なのかはっきりしなければいけないと。
今後のかじ取りということになってきますが、やっぱり鈴木さん、これはやっぱり、もう安倍総理がおっしゃったんで、安倍総理を中心にということになってくるんですか。
やはり官邸が中心になって、もう国交省、それから財務省、入って、そして、東京都も入ってやるべきですよね。
そしてね、コンペファイナルまで残られた伊東先生の作品を含めて、いろんな。
これ、一からやり直すのかどうかという話が出てますが、最終には、この11の案が残ったんですね。
そして最後には、このザハさんのものが選ばれたということですね。
伊東先生は。
伊東さんのはこちらですね。
伊東先生、これ、どういうコンセプトで、これは作られた、デザインされたんですか。
コンペティション以後ですね、主催者側から示されている提案が、案がですね、全部この上から見た、鳥かん図ばっかりなんですよ。
これが非常に僕にとっては残念でですね、僕らが一番、やりたかったのは、このむしろ足元なんですね。
どのように歩いていくときに、こんなふうに見ることはまずないわけですね。
ないですね?
ですから、足元から歩いて行ったときに、周りがもう、公園なんだよと。
せいぜい頑張っても、12か月のうち、1か月ぐらいしか使われないわけですね、大きなイベントは。
ですから、その残りの11か月を、周りの住民の人たちが、毎日使えるような、公園としてのミュージアム。
なおかつそれが、この、これをダブルスキンというふうに、二重の膜になっておりまして、その間で気候を調整して、できるだけ自然なエネルギーが観客席に入っていくようにと。
あれですか、伊東先生、木はいわゆる、なんか内側に入ってるんですか?何かの。
そうです。
ここは半屋外のようなスペースで、雨が降ってももう近所の方が、ここで散歩ができるわけですね。
あっ、何も、大会を何もやってないときでも、そこは入れると。
はい、それで、その外側に水を配置しまして、そこで冷やされた空気が入ってきて、緑を通過して、このタイルの壁から観客席に入っていくと。
建築資材の高騰だとか、円安でいろんなことありますけども、人件費の高騰とかありますけど、伊東先生、今、それやったらなんぼぐらいで出来ます?
それはなかなか難しい質問ですけれども、2割、3割の増加でできるんじゃないでしょうか。
1300やったら、1600ぐらいやったら、いける?
恐らく、屋根の開閉も含めて、出来るんじゃないかと思っております。
決めよ!もう決めちゃお。
じゃあ、お願いしましょう。
もう、いいやん!伊東先生のでね!
要するにね、オリンピックっていうのはやっぱり非常に多数の人がおいでになるわけですから、やっぱり日本の伝統ですから、やっぱり、おもてなしって、どうやって快適な環境を人に与えるかというのが大事で、もちろん、アスリートにとって快適でないといけないけども。
だから全体の計画が、非常に透明性が高いもの出ないといけないですよね。
そうするとね、設計とか施工を白紙にするのではなくて、組織全体をどうするかっていうのをやらないと、結局、施工をやってもどこから金が出てくるとか、どういうふうに分担するか、またもめるわけですよ。
今、伊東先生に聞いて、分かったけど、上からキールアーチっていうやん!見いへんで?見いひんよ、見られへんしな。
下から見てたら。
分からんと。
そういうことですね。
もう伊東先生に作ってもろうたら、ええんちゃう。
あと間に合うのかということなんですけども。
そうです。
本当ならこの10月にも工事着工して、44か月で完成して、ラグビーやって、オリンピックなんですけども。
これ、下村文科大臣は来年1月、2月ぐらいから、着工したいということだったんですが、鈴木さんが危惧されてるのは、実はプレ・オリンピック。
これ、本来、やらなきゃいけないんですってね。
鈴木先生、これ。
ですから本当は1年前なんですね。
ただ、最初からラグビーのワールドカップとぶつかるっていう計画になってましたから、後ろにずらすということで、最初からずれていいんですけど、あんまりずらしますとね、これは世界に対する約束違反になりかねないですよ。
これ、プレオリンピックは実際にやってみて、選手の皆さんの意見を聞いたり、実際に運営に支障がないかっていう、リハーサルの意味もあるんでしょう?
そうなんです。
リハーサル大会なんです。
だから、これができないかもしれない。
さっき、VTRにもありましたけれども、造ってからもカナダではものすごくお金がかかってる。
こちらもね、最終的に出来上がったのは、オリンピック終わったあとという話ですよね。
そして長野の会場というのも、いまだに、やっぱり、長野市が年間12億円、委託費用としてかかってると。
これ、鈴木さん、維持費も相当かかりますし、これ、今度新国立が出来た場合も維持費って、相当かかると思いますけれども、このことも考えとかなきゃいけないということですね。
もう全くそのとおりです。
今回、最終的な維持費が1年間に40億ですよ。
40億かけなければ維持できない施設なんてありえないですよ。
したがって、いかにしてスリムにして、維持・管理費を少なく済むか、これが今、最後のテーマです。
もう絶対、失敗許されないんですから、白紙ということなんですが、まず鈴木さん、これ、失敗しないために何をやらなきゃいけないですか?
できるだけ重要な人が全部集まって、早く決めて、そして…表示をしないことです。
またそれから、有識者会議って、みんなイエスマンばっかり集まってるようじゃ、だめですね。
つまり中心的な人間が早く決めて、そして、スリムに決めて、それをみんなですぐに実行に移す、もう、それ以外ないですよね。
組織立て直して、もう支持する人、それからそろばん勘定する人、建築する人、もう一体となったプロジェクトチームを作らなきゃだめ?
そうです。
さあ、伊東先生は、今度、失敗しないために、何が一番重要だと思いますか?
まずは設計者と施工者が一体となって、どのように造っていくか、デザインすることと、それから、もう実際に施行することとが、もう同時並行で行われるっていうことですね。
そのシステムを作らなくてはいけない。
これ、せえへんかったからね。
かんさんも、もう、今回は、そういうことを提唱されてますから、たぶんそうなるだろうと思いますけども。
これ、もう1回コンペになると、伊東先生は、もう一回、出されるんですか?デザイン。
その審査員その他、もろもろの条件によって考えさせていただきたいと思います。
でもきょうお話聞いて分かったのは、なぜザハさんにデザインだけ頼んで、一体化でやらなかったのか、これがまか不思議ですね、岩田さんね?
そうですよね。
国民の一人としてもね、絶対これ、完成しなきゃいけないものですし、今度は一体化してね、施工と全部、チームを組んでっていうのは、これ、ぜひともやってもらいたい。
日本がね、やっぱりそんなこともできない国かっていわれたら、これはやっぱり、世界にけん伝することになっちゃいますからね。
やっぱり今お話聞いたら、組織という在り方自体、そのものに問題があったかもしれないですね。
伊東さん、鈴木さん、どうもありがとうございました!
どうも失礼しました。
中国のビーチに突如現れた覆面姿の女性たち。
今、中国であるものがはやっているという。
それは。
覆面。
実はこの覆面、ビーチで顔の日焼けを防止するための人気アイテム。
値段は1つおよそ700円。
去年は3万着も売れたという。
しかし、この覆面には、ある問題が。
怖い。
その見た目ゆえに、周りからは不審そうな視線も。
ということで。
子どもが怖がらないように、中国人に人気の劇を参考にデザインしました。
最新モデルは、中国の伝統芸能、京劇をイメージしたようなデザインに。
さらに、上半身と一体化した、ひょう柄の覆面も登場。
いまや、覆面を着ければ、ビーチで記念撮影をされるほどの人気者。
ことしのサマービーチは、覆面女子があふれかえる、かもしれません。
逆に怖いでしょ、曲がり角で、
劇団四季ミュージカル、ライオンキングに、蓬莱大介が主役で挑戦。
1か月にわたる猛特訓で、身も心もキングとなったのか。
あす、舞台の幕が上がる。
うおー!うおー!
あした、生で皆さんに、この舞台をご覧いただくんですが、劇団四季の方にも協力いただいて。
これ、シンバですから。
主役ですから。
よくアメリカのディズニー社がOKしたなという。
初めてですよ、シンバやる人は。
ミヤネ屋の生放送で。
今までにない形で演じます。
7億円長者が出るかもしれない。
さあ、台風ですが。
日曜日、この予報円のどこかに進む可能性があるということで、日本に接近する可能性もあります。
まだ予報円、大きいですから、最新の情報、確認してください。
週間天気ですが、これも12号の動きで変わりますよね。
変わるとすると、この日曜日の予報が変わりやすいですが、その前に、木曜日にかけ2015/07/21(火) 13:55〜15:50
読売テレビ1
情報ライブ ミヤネ屋[字]
▽民家から乳児5遺体…母がナゼ▽前代未聞ドタバタ劇!コンペ最終選考残った巨匠建築家が緊急生提言▽篠原信一が仰天挑戦
詳細情報
出演者
宮根誠司
林マオ
森本敏
山田美保子
岩田公雄ほか
番組内容
▽民家から乳児5遺体…母がナゼ
▽前代未聞ドタバタ劇!
コンペ最終選考残った巨匠建築家が緊急生提言
▽篠原信一が仰天挑戦
番組ホームページ
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