館内アナウンス
東方より横綱白鵬土俵入りであります。
白鵬が横綱になって2場所以上優勝を逃したことは2回しかありません。
平成20年の春場所、夏場所24年の初場所から名古屋場所にかけて3場所逃した経験があります。
横綱白鵬、露払い旭天鵬太刀持ち魁聖行司は木村恵之助。
今場所、優勝すればもちろん2場所ぶり35回目の優勝となる白鵬です。
北の富士さん、どうぞよろしくお願いします。
北の富士⇒よろしくお願いします。
今場所も早い段階で白鵬が単独トップです。
別にいつものことです。
先場所は初日に敗れて終盤に入ったところでいったんトップに立ったんですがこの強い横綱が崩れるということがありました。
そうですね。
あれは、ちょっと予想できませんでしたね。
ただ相撲は圧倒していましたしね詰めを誤ったというだけですね。
先場所の豪栄道戦、そういった場面がありましたね。
今場所ここまでの内容はいかがですか。
初日、二日と時間はかかりましたけれど何しろ慌てませんからね。
そういうつもりで取っているんじゃないですか。
急がないで。
じっくり攻めるような感じですね。
先場所、詰めを誤ったのが慎重にさせているんじゃないですか。
きょう白鵬は、今場所好調の栃煌山の挑戦を受けます。
ここで白鵬が勝ちますと、また一歩、賜杯に近づくわけですが仮に栃煌山が勝つような展開になりますとあすは白鵬は照ノ富士戦が、組まれました。
あるいは優勝争いが混戦になる可能性を秘めています。
きょうの一番大事ですね。
これからどの相撲も大事になっていきます。
きょうの相手はいつもの栃煌山とは違いますからね。
白鵬もそのつもりで当然いくと思います。
館内アナウンス
西方より横綱鶴竜の土俵入りです。
太田⇒きのう栃煌山に不覚を取った鶴竜です。
3場所ぶりに土俵に戻ってきました鶴竜です。
初日から危なげなく白星を並べてきたように見えましたけれどきのう敗れて1敗。
館内アナウンス
横綱鶴竜、露払い時天空太刀持ち勢行司は式守伊之助です。
太田⇒きのうの相撲はいかがでしたか。
きのうは栃煌山にうまく取られたといいますか。
ちょっと一方的な敗れ方でしたね。
過去苦戦してきている相手ということもありますね。
やりにくさもあったんでしょうか。
それもあったと思いますね。
問題はこの1敗が鶴竜にどう影響しているかということですね。
また今後の優勝争いにどう影響してくるかということですね。
きのうは過去の対戦成績が示すように、苦手ですからね。
負けても、それほどショックは受けていないと思います。
ここまで、けがや休場で土俵間隔が開いたそういった部分はあまり影響は感じられないように思いますね。
誰が優勝に執着しているかによってこれからの相撲が変わってくると思いますよ。
休場明けということで多くは望まないで来場所に備えてまた地固めをしていくというような場所ではなかろうかと思っていますよ。
われわれは、ついつい欲張りですから横綱ですので優勝争いに加わってほしいと思ってしまいますけどね。
もちろん加わってほしいと思いますし、そうなると思いますよ。
きょうは宝富士の挑戦を受けます鶴竜です。
きょうの幕内の取組です。
お伝えします。
東芝は会計処理の問題について調査していた第三者委員会から組織的な関与があったと断定した報告書を受け取ったことを踏まえて田中久雄社長と前の社長の佐々木則夫副会長、それに元社長の西田厚聰相談役の3人が、きょう付けで辞任することを発表しました。
そのうえで後任の社長は、暫定的に室町正志会長が兼任することを決めました。
この問題で調査をしていた第三者委員会は、きのう一連の会計処理の中には、経営トップらを含めた組織的な関与があり、意図的に見かけ上の利益のかさ上げをする目的で行われたものがあると断定した報告書を会社側に提出しました。
これを踏まえて東芝は、田中社長と前の社長の佐々木副会長、それに元社長の西田相談役の3人が、きょう付けで辞任することを発表しました。
この結果、歴代の3人の社長がそろって退くことになりました。
また、田中社長と佐々木副会長を含む合わせて8人の取締役がきょう付けで辞任し、全体の半分の取締役が退き、経営陣を大幅に刷新することになりました。
そのうえで田中社長の後任の社長は、暫定的に室町正志会長が兼任することを決めました。
室町正志会長は65歳。
昭和50年に入社し、半導体部門の副社長などを歴任しました。
3年前に常任顧問となったあと去年、会長に就任していました。
東芝はきょう夕方、田中社長が記者会見を開き、歴代3人の社長の辞任など経営陣の責任などについて説明することにしています。
お伝えしていますように東芝は会計処理の問題について調査していた第三者委員会から組織的な関与があったと断定した報告書を受け取ったことを踏まえて、田中久雄社長と前の社長の佐々木則夫副会長、それに元社長の西田厚聰相談役の3人が、きょう付けで辞任することを発表しました。
そのうえで後任の社長は暫定的に室町正志会長が兼任することを決めました。
東芝はきょう夕方、田中社長が記者会見を開き、歴代3人の社長の辞任など経営陣の責任などについて説明することにしています。
生字幕放送でお伝えしています名古屋場所十日目、きょうも満員御礼の垂れ幕が下がりました。
今場所10日間連続の満員御礼です。
愛知県体育館です。
ことし名古屋の優勝争いきのう1つ動きました、今場所好調の栃煌山が全勝の鶴竜を破りました。
その一番です。
実況
難敵を迎える鶴竜です。
踏み込んだ鶴竜突き合いになった栃煌山、中に入った押し出し、栃煌山の勝ち鶴竜1敗。
九日目、全勝の鶴竜に土がつきました。
これで全勝は横綱白鵬ただ1人太田⇒今の実況の中にもありましたように勝ちっぱなしは白鵬ただ1人。
1敗、4人の力士鶴竜、照ノ富士、栃煌山と鏡桜の4人が追っています。
北の富士勝昭さんです。
優勝争いが1つ動きましたね。
北の富士⇒そうですね。
1敗の栃煌山が白鵬そしてあすは白鵬と1敗の照ノ富士が対戦です。
大事な相撲が続きますね。
きょうの栃煌山ちょっと見ものですね。
相撲がなんて言うんですかね人が変わったような相撲を取っていますね。
以前は前半に前にばたばた落ちる相撲が多かったんですけど今場所はよく出ていますね。
ですから前に出ながら差していますね。
きょうはいい相撲になるのではないかと思います。
このところ白鵬相手にはかなり勝てない栃煌山です。
勝てませんね。
今場所違うんじゃないでしょうか。
今場所はちょっと相当気合いが入っていますよ。
この相撲によっては白鵬が一歩、賜盃に近づく可能性もありますし仮に敗れますと混戦になってくるかもしれません。
その中で1敗の新大関の照ノ富士がいます。
新大関照ノ富士ここまで8勝1敗。
新大関としては?上出来。
初日と二日目、そして七日目ときのう九日目の相撲を振り返ります。
実況
足が流れた左を差し込んで組み止めた上手、照ノ富士碧山が出る上手投げ照ノ富士の勝ち新大関、初日白星。
実況
がっちり握った前まわし寄り切りました。
新大関2連勝。
七日目、大関どうしの対戦です。
二本入った右からうまく攻めている豪栄道足を掛けた切り返し、豪栄道の勝ち。
先輩大関の意地。
ちょっと深い稀勢の里の上手下手投げにいく。
下手が切れた押し倒し、照ノ富士の勝ち照ノ富士勝ち越しです。
太田⇒上出来ということばがありました。
どうでしょうか。
1敗できていますから新大関ということで相撲の内容も非常に伸び伸びと取っていますしね、十分に大関として責任を果たしているのではないかと思います。
きのうの稀勢の里戦は場所前の出稽古で胸を合わせています、ある程度自信を持って取っているように見えました。
どちらかといえば左四つで勝負しようということですね。
これは稀勢の里の得意の形です。
右、左にこだわらないでね。
何か先輩大関とそん色ないといいますか、むしろきのうは上回ったわけですね。
きのうもちょっと離れてすくい投げその体勢を自分の体当たりで持っていきました。
あのあたりの切り替え思い切りのよさこれがやっぱり照ノ富士のいちばんのいいところじゃないですか。
向正面は関脇琴錦の中村さんです。
中村親方、よろしくお願いします。
中村⇒初日こそはかたさも目立ちましたが、二日目からは若さもあるし伸び伸びと照ノ富士はやっています。
照ノ富士は圧倒的に勝つ攻める相撲を取りたいと言っています。
親方から見ていちばんの魅力は?相手が押してこようと組みにこようと根こそぎ持っていく組んでいくという気持ちの強さです。
やはり体力で圧倒していますよね。
照ノ富士はきょうは魁聖と対戦します。
体力的、体格的には互角の両者です。
いわゆる格下の平幕力士に照ノ富士はきょう星を落とすわけにはいきません。
ただきょうの魁聖戦はここ2場所敗れている相手です。
このあたり北の富士さんと中村さんにも伺いながら放送を進めてまいります。
土俵が時間です。
里山と蒼国来です。
返り入幕の里山、3勝6敗十両の東の2枚目、6勝3敗の蒼国来の対戦です。
この相撲が名古屋場所十日目幕内最初の取組です。
久々の返り入幕の里山です。
蒼国来は休場明け。
十両で2回対戦があって1対1。
切り返し、蒼国来の勝ち。
投げにきたところを、うまく逆に返しました。
蒼国来、勝って7勝3敗。
なんとか残る形に持っていきましたが里山敗れて3勝7敗です。
北の富士さんうまく押っつけていって結局、押っつけるのを諦めて上手を取る形になりましたね。
そのあたり、完全に蒼国来、中に入れられなかったというところですか。
蒼国来も体大きくありませんがこうして見るとやはり大きいですね。
つかまえてしまえばという気があったんじゃないですかね。
蒼国来は投げを打ったら懐に入れられるから、起こして起こしてという形になりましたね。
そこでうまく足を掛けたんですね。
こうして見るとやはり力が違うなという感じがします最後の倒し方を見ると。
相手の動きに反応しました蒼国来。
十両の優勝争い、御嶽海と北はり磨そして蒼国来、3敗で続いています。
3敗は蒼国来と朝赤龍です。
場所前は、目の中の骨折で稽古ができなかったという話ですが、右の内側といいますが鼻の奥のほうということです。
眼底のほうですかね。
日馬富士はもっとひどかったと聞いています。
やはりあれだけ頭でがんがんいくからどこをけがするか分かりませんね。
怖いですね。
ただどうですか、場所前あまり稽古はできなくても今場所、相撲を取っているうちに戻ってくる。
あるでしょうね、そういうことは。
本場所の一番一番が稽古になるという人もいますしね。
当然、朝稽古もしていると思います。
そして白星がつながってくると気持ちもよくなってきますね。
そうです。
土俵は新入幕の青狼。
白星が、なかなか続きません。
初日敗れたあと黒、白、黒、白を繰り返してここまできている青狼です。
早く連勝したいところですね。
なかなかそうもいかないね。
本人は意識しないようにしてると言っていますがね。
きょうは、勝てるかもしれないという気持ちは強いかもしれません。
右四つ、左前まわし寺尾の錣山部屋で厳しい稽古を積んでいます。
十両で丸2年、力を蓄えてきた青狼です。
豊響、幕内連続出場400回目の節目こちらも境川部屋の猛稽古で鍛えています。
行司は木村秋治郎です。
変化をしました、青狼の勝ち。
青狼、きょうは立ち合いの変化でした。
5勝5敗と星を五分に戻しました。
豊響敗れて五日目から6連敗4勝6敗となりました。
豊響は変化が当然頭に入っているべきですね。
またついていけなくちゃいけませんね、押し相撲ですのでどっか悪いんですかね。
本人は、初日から全く変わらない気持ちで相撲を取っていると言っていました。
変化したほうというよりも、食ったほうに問題があるということでしょうね。
土俵上は遠藤が上がりました。
土俵上は遠藤と貴ノ岩です。
遠藤、ここまで6勝3敗の成績できました。
遠藤に寄せられた応援メッセージをご紹介します。
神奈川県にお住まいの30代の女性。
毎日録画して保育園から帰った息子と一緒に見ています。
3歳の息子は幕内力士全員の名前が言えるようになりました。
中でも遠藤関のファンです。
遠藤が負けると機嫌が悪くなってしまうのでぜひ毎日勝ってほしいですというメッセージをいただきました。
この3歳の息子さんは今場所なかなかご機嫌な9日間ですね。
先場所、大けがのあと2場所目でしたが比べるとだいぶ遠藤らしい相撲が戻ってきているように見えますね。
確かに戻ってきていますね。
でもまだ万全でないことは確かですね。
場所前の稽古は先場所に比べたら、はるかにできましたという話でした。
地元石川県の能登穴水町から応援団が来ています。
先場所よりも手応えを持って臨んでいるこの名古屋です。
対戦相手は貴ノ岩。
貴ノ岩3勝6敗、きょうは幕内出場、100回目の節目。
過去は2対2。
寄り切り、遠藤の勝ち速攻相撲を見せました。
地元の応援団を含め、大きな拍手をもらった遠藤。
7勝3敗です。
いかがでしたか。
遠藤は気をよくした相撲でしょうね。
ねらいどおり左を差して右前まわし。
右のまわし、いいとこ取れたよね。
差したらすぐ寄るしだいぶ復調してきたことを証明できる相撲でしたね。
速攻といえば向正面中村さん大歓声だったですね。
そうですね。
速かったですね、相撲は右で張って左差していった入った瞬間に出ていましたね。
体が、横に斜めになることなく相手に対して真正面に進んできました。
これはこれから膝のけがひどくならないのがいちばんの条件なと思います。
攻める相撲を取ればということですか。
そうですね。
こういう相撲を集中してやってほしいですね。
遠藤勝ち越しまであと一番です。
遠藤はけがもあってここ3場所勝ち越しから遠ざかっていました。
あと勝ち越しまで一番とした遠藤です。
土俵は白星先行の琴勇輝と返り入幕の千代大龍。
琴勇輝は七日目から3連勝で初めて白星を先行させました。
左膝の大けがでこの1年半、関取衆と申し合いができなかったんですがこの場所前は1年半ぶりに一門の連合稽古あるいは部屋の大関琴奨菊あるいは逸ノ城といった関取衆の胸を借りて稽古を積んできました。
リポートです。
ここまでの感触などどうですか。
トレーニングだけで体が張るのと実践形式の稽古で体が張るのと違うと話していました。
稽古を再開することによって膝の影響はありましたと話していました。
ただ稽古をしたらいいのかどうか分からないけれどもやったほうが気持ちはいい方向に持っていけるそれは間違いないとそれは土俵に上がって感じた当たり前のことはできてそれが自信につながっていったやはり気持ちの部分を強調していました。
今場所は気持ちをよくして臨んで初めて白星を先行させている琴勇輝です。
きょうの対戦相手は千代大龍。
ほっ!
気合いの声
木村元基が合わせます。
引き落とし、千代大龍の勝ち。
千代大龍勝って、勝ち越しまであと一番、7勝3敗琴勇輝は5勝5敗となりました。
佐渡ヶ嶽部屋の先輩中村さんに伺います。
もろ手で行きました。
そうですね、いつもと同じようにもろ手で立ちました。
千代大龍も突き返しましたね。
突き返したことによって琴勇輝の上体が起きてしまいました。
タイミングよく決まりました。
千代大龍、引きはうまいんですが突き返したのが大きかったですね。
足を前に送れなかったわけですね。
膝の影響なんでしょうか。
関係ないですか。
膝の影響はないことはないと思います。
やはり相手が攻め立ててきてるのを丸めておかなければいけないそういった基本の姿勢が大切だと思います。
常に体は丸めておかなければいけません。
場所前に横綱白鵬の胸を借りてだいぶ体調も戻ってきたと言われて自信になったという話もしていました。
勝ち越しまであと一番、千代大龍です。
向正面の中村親方、現役時代は猛稽古で知られた力士の1人でした。
三役に上がった前後部屋の稽古と稽古総見の映像が残っていますのでそれを紹介します。
何番ぐらい稽古してました?やはり関取衆とやる以外でも幕下の力士ともやっていました。
平均毎日100番やっていました。
今稽古総見20番やると多いほうなんですが当時の記録を見ましたら琴錦は50番超と書いてあります。
そうですね大関取りの場所を迎えたときに調子がよくて、やりすぎてしまっていてけがをしてしまったということもありました。
どうしてこれだけの番数をこなさんですか。
どうしてでしょうね。
相撲には、持久力は必要ないと思いますがやはり稽古相手には恵まれていたと思います。
そして師匠が厳しかったです。
ですからどうしても数が増えました。
数をたくさんこなすことで自信にもつながると思いますが。
今思えば土俵の上の相撲というのは何秒かで決まるケースが多いですね。
ですから頭で考えてやることではなくて体で覚えることは大事なんだなあというふうに思います。
ですから番数をたくさんこなせば体が覚えてくるというふうに思います。
土俵が時間いっぱいになりました。
旭天鵬と北太樹です。
旭天鵬、勝ちました。
旭天鵬が勝って3勝7敗北太樹、敗れて3勝7敗となりました。
大ベテランに温かい拍手です。
向正面側の動きを確認したいんですが旭天鵬がうまく胸を合わせたと思います。
旭天鵬は右でも左でもどちらでも取れますので北太樹との立ち合いそれほど右四つに執着せずに左4つを作りました。
そのほうが手っ取り早いので。
本来は右四つに組みたいんですが差し手争いするよりは胸を合わせてしまったほうが力が出るということなんですね。
相手十分になって胸を合わせて、それからゆっくりと攻めようという感じなんです。
旭天鵬のほうは相手が出てくる力も利用した形になりました。
胸合わせてますししかし、北太樹元気ないね。
少し心配になるような3勝7敗どうしです。
旭天鵬も少し必死さが出てきましたね。
なんといっても来場所も幕内を務めれば100場所となるという大きな目標もある旭天鵬です。
先ほど、中村親方にも伺いましたが当然土俵に上がっている力士を支えるのは稽古だと思いますが年齢を重ねていく中で稽古ができなくなっていく。
それでも勝負の場に立たなければならないという難しさが旭天鵬にはあると思います。
ベテランになると、そのことは皆、承知でしょうけれども若い力士はともかくやはり番数ばかりこなすだけが稽古ではないぞという昨今の風潮ですけれどもやっぱり若いうちは稽古をしないとだめですよ。
番数をこなして。
今の力士の2倍以上琴錦はやっていた。
若いうちはやったと自負していますよ。
北の富士⇒安芸乃島とか貴闘力の話を聞くとあの部屋は150番ぐらいやったというね。
北の富士⇒今の関取衆若い人に稽古をつけるということはないよね。
僕らときは下の者に稽古をつけて同等の者とやってそして上の者とやると三段階ぐらいで分かれて稽古の方法がもっと複雑でした。
ぶつかり稽古は長いしそして1人が胸を貸すのではなくて1人の力士に3人がかりぐらいで胸を貸すんですよ。
毎日ぶつかり稽古の時間になると死ぬんじゃないかと思うくらいやっていました。
力士が2人という中で出稽古で力をつけてきた鏡桜が8勝1敗です。
白鵬を追いかけるという状況6勝3敗の阿夢露もこのところの稽古ができるようになって力をつけてきました。
阿夢露の勝ち、鏡桜敗れました。
張って右を差す、手順よくいったようにも見えましたが阿夢露得意のまわし阿夢露、勝って勝ち越しまであと一番。
鏡桜、8勝2敗首をひねります。
鏡桜が自分の形をというところで逆に阿夢露にまわしを取られました。
この張り差しが失敗といえば失敗ですね。
長身の相手と対戦するんですから自分が頭を下げていくぐらいじゃないといけないんじゃないかと思います。
自分は左のまわしを取れずに逆に取られてしまうという結果になりました。
稽古の話でいいますと阿夢露という力士は膝のけがで、いったん序二段まで下がったんですがそこからできることに取り組んでこの名古屋場所の前に関取衆と稽古ができるようになったんです。
僕はけがして下に落ちたことはないから分からないけれどもこれは精神力の問題でしょうね。
よほど忍耐強い人じゃないといったん、序二段そしてまた上がってくるというまして、けがを克服しながらこれは大変なことだと思います。
今は関取衆と稽古ができるようになって毎日が楽しいという話をしています、阿夢露です。
勝ち越しまであと一番としました。
さて、ではここで毎場所恒例関取を目指す幕下15枚目以内の力士を紹介します。
東の2枚目の大翔丸が5戦5勝としています、返り入幕に向けて好成績になりました。
東の4枚目、旭大星5枚目の朝弁慶それぞれ勝ち越しを決めています。
旭大星は北海道出身です。
6枚目から10枚目東の8枚目のことが琴太豪が網膜剥離で休場となっています。
東の14枚目の琴恵光が勝ち越しを決めています。
入江は5番目の相撲で右膝のじん帯を痛めましてきょうすでにきのう取組を終えて東京に戻ったという情報でした。
3勝として勝ち越しまであと一番としていました。
はたきました、時天空の勝ち。
長い腕で距離を取っておいて相手が出てくるところをとらえました。
時天空、勝って5勝5敗。
誉富士、3勝7敗となりました。
向正面の中村さん張り差しで組み止めようとしたんだと思いますが張りは空振りだったように記憶しています、このあと回転の速い誉富士の突っ張りに対してしっかりと手を伸ばして距離を保とうとするんですよ。
突っ張っている誉富士もいつ引いてくるんだろうということは頭に入っていると思うんですが一発一発の伸びがいいものでついついこういうタイミングがはたきがきまってしまうんです。
伸びということは空間ができてしまうわけですね。
いつ引こうかというタイミングをねらっているんですね。
一瞬起こしておいてうまくひねって回り込んでのはたきが決まりました。
ベテランの時天空も稽古量が落ちているわけですけれどもきょうは距離感をつかみながら相手にとっては怖い力士ですよね。
やりづらいと思います。
帰り入幕、時天空が星を五分に戻しました。
土俵に大砂嵐が登場しています。
6勝3敗の成績休場明けで左の肩にテープをして初日から登場していましたがそのテープはおとといから外してきています。
嘉風がこの相撲勝ち越しをかけます7勝2敗です。
過去5対1と大砂嵐が大きくリードしていますが春場所で嘉風が初めて大砂嵐を破っています。
嘉風が勝ち越しを懸けるということで嘉風と同じ部屋の中村親方です。
いつも相撲の速さというのは定評があるんですがこの場所については、むだな動きがないように思います。
1人でばたばた動いて自滅することが多いんですが、しっかりと動きの中で勝機を見つけて潜り込んでいるような気がします。
支度部屋ではずっとストレッチをしていたり集中していたり支度部屋からもこの一番にかける気持ちが伝わってくる力士ですね。
去年、太ももをけがして稽古が十分できていなかったんですが、ことしに入ってからは稽古を重ねてきましたので自信にもつながっていると思いますし心技体が充実しているのではないでしょうか。
本人も上位との対戦圏に早く戻りたいと言っています。
押し倒し、大砂嵐の勝ちバランスを崩してしまった。
嘉風きょうの勝ち越しはなりません。
大砂嵐は取組が終わりますとどうしても肩に痛みが走る。
取組前は集中しているのであまり気にならないんですけれども、という話をしています。
中村さん、嘉風が相手の様子を見ながら攻めていたようにも見えましたが。
中に潜りたいのは分かりましたね。
何度かもぐりかけましたのでただ大砂嵐の横からの張り手ですよね。
これでどうしても怖がってしまって潜り込めないんですよ。
相性が悪いというのは序盤確かにかち上げを食らってしまいまして勝てない時期がありましたけど最近はこの張り手が邪魔になってしまうんです。
大砂嵐も相撲はめちゃくちゃなんですけれどもどうしても張り手で挑発に乗ってしまって今も張り返した場面もありましたよね。
かっとなってしまう部分もあるんですよ。
ここは冷静に下からはね上げて入れればいいんですけれども。
大砂嵐の相撲、時には武器になってくる張り手です。
押し倒しの勝ちとなって大砂嵐は勝ち越しまであと一番となりました。
大砂嵐、嘉風どちらも勝ち越しを懸けての相撲ということになります。
きょうは稽古の話題にも触れながらお伝えしています。
北の富士さんが育てたもう稽古で知られる横綱北勝海ということになります。
北の富士さん、指導のもと横綱になっても千代の富士の胸を借りて強くなった北勝海ですけれども八角親方に聞きますともっともっとやらなければならない体だったんで横綱は勝てなかったら終わりですしだめならやめるしかないということで目いっぱい悔いのない稽古を引退までしようと横綱に上がったときにそう決めたということなんですね。
若い北の富士さんです。
これ、俺。
ぶつかり稽古は引退するその日までやっていたんではないでしょうか。
新弟子で来たときからもういいかげんにせいというくらいやっていました。
八角親方自身も北の富士さんからもっとやれと言われた記憶はないと言っていました。
言ったことはないと思います。
いろんなことでも注意らしい注意というのはこの力士はなかったです。
むしろ言われるのが嫌なタイプだということが北の富士さんが分かっているのではないかというふうに思います。
寄り切り豊ノ島の勝ちです。
豊ノ島が勝って3勝7敗です。
新入幕の英乃海、あとがなくなりました。
この1年ほど、豊ノ島はけがで苦しんでいるんですけれどきょうは徹底したもろ差しにこだわって攻めていきました。
今のはいかがでしたか?この2人の力は豊ノ島が弱ったとはいえだいぶ力が違いますからね。
うまく取られてしまいますね。
英乃海としては右四つが得意ですけれど左から攻められて最後は引いてしまいました。
豊ノ島は踏みとどまりました。
西の7枚目で3勝7敗です。
この成績は意外な感じがしますね。
ちょっと寂しいですね。
横綱、大関とあたってほしいですね。
まずは、けがなども治して稽古をして番付を戻してもらいたいと思います。
土俵は、臥牙丸と佐田の富士です。
上に上がってもがんがん稽古をするという意味では照ノ富士の師匠の伊勢ヶ濱親方も大関に上がっても照ノ富士に引き続き稽古をさせるといい意味で泣かせるんだと言っていましたね。
実にいいですね。
師匠しだいかもしれませんよ。
やはりしっかりと。
やっぱり厳しくよく言ってくれる師匠は必要だと思いますよ。
若いと、いろんなことを考えてしまいますからね。
私生活の面でも稽古のことでも。
だから、うるさい人が誰かいないといけないんですよ。
八角さんの場合は稽古に関しては厳しくいうということはなかったということですけれど照ノ富士は間垣部屋から伊勢ヶ濱部屋に移籍してきて細かい技術指導や日馬富士や安美錦誉富士といった、力士がいて強くなってきましたね。
やんちゃなところもありますから師匠は気を遣っているんじゃないですか。
今までと同じペースで稽古をしていけば照ノ富士はさらに強くなってきますね。
どんな力士になっていくかということも楽しみです。
土俵が時間です。
4勝5敗の臥牙丸と、5勝4敗の佐田の富士です。
寄り切り、佐田の富士の勝ちです。
6勝目です。
6勝4敗。
大型力士どうしの対戦は佐田の富士が勝ちました。
臥牙丸は4勝6敗です。
突き押しが得意でどちらも左四つで相撲を取れるんですけれどほぼ今のような形になります。
向正面の中村さん、臥牙丸の上手なんですけれど早い段階で取りましたか。
取りましたね。
でもすぐ放してしまいました。
そのあともう一度一枚まわしでしたか。
一枚まわしを取りました。
一枚なので前に出られなかったんでしょうね。
押し相撲どうしのわりには四つで組むことが多いですよね。
なんでなのか分かりませんが。
臥牙丸に言わせると相手が差してくるんだと言っていました。
お互いに大きい者どうしですから直線的な寄りというのが魅力ですけれど横に振ったあげれば軽く出られるんですけれどね。
上手からでも下手からでも下半身から崩すことができますからそれをこの両力士が覚えればもっともっと上位で苦しめることができると思います。
直線的に重い相手にまともにいこうというところが強すぎるということですね。
技術面がないということですね。
きょうの十両の取組幕下上位から振り返ります。
きょうは1敗力士の2人、北はり磨と新十両の御嶽海この2人が敗れました。
十両は2敗力士北はり磨、御嶽海です。
3敗力士が蒼国来と朝赤龍です。
敗れた臥牙丸のリポートです。
泣きそうな顔で右の前まわしが欲しかったいつも相手もまわしをねらってくるからということで最初から組むつもりだったようです。
そこへ対応して策を打ったんですが逆に上手が切れてしまいました。
臥牙丸です。
土俵上は豪風と玉鷲です。
幕内前半最後の相撲です。
突き落とし。
玉鷲の勝ちです。
勝ったのは玉鷲です。
玉鷲4勝6敗豪風戦3連敗で連敗を止めました。
向正面、中村さん部屋の豪風、先ほどの先ほどの相撲と違って横から崩そうとしましたね。
攻め方はよかったですよ。
最後は足が滑ってしまいました。
関取の持ち味は十分出せたと思いますよ。
引いておいて体勢を立て直して突き返してまたいなす基本左からいなすんですけれどいなして泳がせて攻めたてる今の部分見てしまいましたね。
本来見てすぐ、詰め寄らなくてはいけないんですけれど見てしまったことが一気に押し出せなかったところかなと思います。
あそこで勝機を逃してしまったんですね。
決まったと思ったんじゃないですか。
いなしがですね。
見てしまったので玉鷲いい体勢を整えられてしまいました。
悔しそうな豪風です。
名古屋場所十日目幕内前半の取組がすべて終わりました。
注目は8勝1敗新大関の照ノ富士きょうは魁聖との対戦です。
ここのところ魁聖が2番続けて勝っています。
鶴竜と宝富士前回は宝富士が勝ちました。
結びは勝ちっぱなしの白鵬に栃煌山が挑戦します。
栃煌山はきのう鶴竜を破りました。
白鵬と栃煌山圧倒的に白鵬がリードしています。
栃煌山は4年前の秋場所はたき込みで勝って以来、白鵬には勝っていません。
いちばん近いところで、先場所白鵬が栃煌山を破った相撲を振り返ります。
実況
ちょっと近づいた栃煌山差し手争い上手投げ。
白鵬、栃煌山を退けました、これで5勝1敗、二日目から5連勝。
太田⇒この相撲に象徴されるように決して立ち合い栃煌山が悪いという感じではないんですけれど対応でやられてしまっていますね。
白鵬はこの相手に対して絶対的な自信を持っているようなどっちをつかまえてもいいし横に動いても前に落ちやすいしね。
余裕を持って取っていますよね。
だからなかなか勝てない。
ただ今場所の栃煌山もちょっと違うぞとおっしゃっていましたね。
今場所の栃煌山はあたりがまずいいですし前に出る出足がいいですね。
もろ差しになっても出ながら差しますから差したときには相手が上体が浮いてますね。
きょうも立ち合いのあたりがその勢いで差したら1歩2歩出られたらおもしろいね。
出ていけば横綱の反応にもついていけるし。
きのうの鶴竜戦でも差したらすぐにかいなが入って万全の形でしたね。
あの形になったら勝機はありますね。
立ち合い踏み込むこと、そのあと1歩2歩。
ニュースをお伝えします。
東芝は、会計処理の問題について調査していた第三者委員会から、報告書を受け取ったことを踏まえ、これから田中社長が、記者会見を行います。
東芝本社の記者会見場です。
東芝は会計処理の問題について、まもなく記者会見を始めます。
当社の対応につきまして、ご説明を始めさせていただきます。
本日の当社側の出席者をご紹介申し上げます。
取締役会長、室町正志でございます。
取締役代表執行役社長、田中久雄でございます。
取締役代表執行役専務、前田恵造でございます。
申し遅れましたが、進行をします広報でありますはせがわでございます。
それではまず、田中よりご説明を始めさせていただきます。
田中でございます。
昨日7月20日、17時30分過ぎに、第三者委員会から、当社の会計処理問題についての調査報告書を受領いたしました。
第三者委員会からは、2008年度から2014年度第3四半期の間において、税引き前損益ベースで、1500億円を超える修正が必要とのご指摘を受けました。
また今回の会計処理に関わる問題を生じさせた原因として、経営幹部らの関与等に基づき、組織的に実行されたとのご指摘を受け、経営における適切な会計処理に向けた意識、知識の欠如、当期利益至上主義、目標必達のプレッシャーなどが認定されました。
かかる事態を生じさせたことを厳粛に受け止め、株主の皆様をはじめ、すべてのステークホルダーの皆様に対し、心よりおわびを申し上げます。
本件に対する重大な責任は、私をはじめとする経営陣にあり、第三者委員会からのご指摘を厳粛に受け止め、私は、その経営責任を明らかにするため、本日をもって、取締役および代表執行役社長を辞任いたします。
私の後任は暫定措置として、取締役会長の室町正志が兼任することとなります。
私は辞任いたしますが、会社として新たな体制を早期に構築し、信頼回復に向けて全力を尽くしてまいりますので、引き続き当社へのご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
それでは続きまして、室町から、今後の対応等についてご説明を申し上げます。
東芝による記者会見のもようをお伝えしています。
この時間は経済部、湯浅記者とお伝えします。
湯浅さん、5時から始まった田中社長による会見、まず冒頭で、その辞任を発表しましたね。
そうですね。
辞任しますのは、田中久雄社長が先ほど表明しました。
これに加えて、前の社長の佐々木則夫副会長、それにその前の社長の西田厚聰相談役も辞任することになっています。
いずれも東芝の第三者委員会の報告書の中で、指摘された3人の歴代の社長です。
田中社長、冒頭、今回、経営幹部の関与の下で、組織的にこうした不適切な会計が実行されたと。
株主をはじめ、すべての関係者に心よりおわび申し上げると陳謝しました。
その上で、重大な責任が私をはじめとする経営陣にあり、経営責任を明らかにするために、田中社長は、取締役および社長を辞任しますというふうに発表しています。
新体制の下で、早期に信頼回復を目指すという表明をしました。
東芝は140年の歴史を持っていて、大企業から中小企業まで、すそ野の広い取り引き先を抱える、日本を代表する製造企業です。
社長経験者は、歴代経団連など重要な公職にも就いてきました。
そうしたトップが、不適切な会計処理に深く関与していた今回の問題、きょう明らかになったように、衝撃的なものです。
歴代3社長辞任に至ったわけですが、なぜこのようになったのか、短くお伝えしてください。
今回、社長も今、言っていましたけれども、利益至上主義ということばを使っていました。
その上で、私が指摘しておきたいのは、経営陣の問題です。
東芝の経営者は、魅力的な経営者が多いんですけれども、経営トップどうしの確執、これも指摘する人もいました。
特に西田相談役と佐々木副会長の路線対立に端を発した不仲は、東芝社内では、公然の事実となっていました。
実際、それが表面化したこともありまして、佐々木さんが社長から副会長に退く際の記者会見では、お互い批判し合ったとしか取れないような発言も表に出ていました。
社長と前社長が激しく対立して、これに顔をしかめる社長経験者もいるほどでした。
直接的な原因ではないかもしれませんが、生字幕放送でお伝えしています名古屋場所十日目の愛知県体育館初日からの満員御礼が続いています。
幕内の後半の取組がすでに2番終わりました。
旭秀鵬と勢、徳勝龍と高安この2番続けてご覧いただきます。
はたき込みで旭秀鵬の勝ち。
小手投げで徳勝龍の勝ちです。
投げ捨てました。
旭秀鵬が勝って4勝目徳勝龍が勝って5勝目を挙げた相撲でした。
土俵は幕内後半3番目の相撲佐田の海と碧山4勝5敗どうしです。
西の筆頭の佐田の海が新三役をねらう今場所横綱、大関戦を終えて4勝5敗過去1回の対戦は佐田の海が勝っています。
佐田の海の境川部屋といえば関取5人います。
もまれて力をつけています。
部屋の稽古環境、自分の力がついてきた実感はどうでしょうか。
関取に上がってきたときはどれだけ稽古場の中で抵抗できるかということでやってきたんですが、なかなか力がついたかというのは稽古場では分かりませんでした。
場所にくると自分に少しずつ力がついてくるのが分かったということです。
師匠からは稽古場でできないことは本場所ではできないので稽古場と今は場所の差を埋めていけと言われていますという話をしています。
今は稽古場で少しでも自分の相撲が取れるように心がけています。
今、大関には全く通用しません佐田の富士関、豊響関と大体5割ぐらい自分の相撲が取れるようになってきたでしょうかと話しています。
北の富士さん、佐田の海という力士はぶつかり稽古大変スピードあふれる。
相撲ですね。
そういう相撲が出ていますね。
それはこの佐田の海の持ち味もっと磨きをかけてほしいですね。
速さもですね。
部屋の関取衆の中でもまれてじわじわと力を蓄えてきました。
体も少し大きくなってきた印象があります。
馬力の押し相撲の碧山との対戦です。
恵之助が合わせます。
腰が入ってしまいました佐田の海いなそうとした佐田の海でしたがまともに食ってしまいました。
勝ったのは碧山。
佐田の海、敗れて4勝6敗です。
西の前頭2枚目の碧山が勝って5勝5敗と星を五分に戻しました。
まともに強烈な突き押しを食らってしまいましたね。
あたりがまともに碧山のぶちかましを脳天で受けてしまいましたね。
頭のてっぺんで受けてしまいましたね。
ごん、という音がしましたね。
一気に。
体が大きいし威力があるんですね。
腰が入ってしまいましたね。
相当な圧力なんでしょうね。
あたられているんですよね。
踏み込まれています。
あたり負け。
碧山もこういう相撲が取れるんですからこういう相撲に集中して重点を置いて取るべきでしょうね。
西の2枚目このところ平幕で取っている碧山です。
横綱大関との対戦が終わりました。
5勝5敗で残り5日間です。
返り三役への挑戦です。
きょう終えて、あすからいよいよ終盤の5日間に入ることしの名古屋場所十一日目の取組です。
春場所照ノ富士が白鵬を破った相撲がありました。
勝ちっぱなしの白鵬と栃煌山の相撲があります。
あすは白鵬と1敗の照ノ富士好成績どうし、上位どうしのぶつかり合いが始まっています。
土俵は小結の妙義龍と平幕の隠岐の海です。
4勝5敗の妙義龍隠岐の海は6勝3敗です。
過去の対戦は妙義龍の4勝隠岐の海の5勝ときっ抗しています。
この1年は妙義龍がもろ差しの攻めを見せています。
この1年は1対1。
攻めきりました、妙義龍の勝ち。
寄り切りです。
速い相撲を取りました妙義龍勝って5勝5敗です。
星を五分に戻しました。
隠岐の海、敗れて6勝4敗です。
向正面は速攻相撲でならした元関脇琴錦の中村親方です。
きょうは前まわしを取る動きから妙義龍、速かったですね。
左前まわしねらいです。
右がさっと入りました。
隠岐の海のあたりは強いんです。
強いんですが上体が全く起きることなく下からすくって二本入りました。
右の押っつけが効いたんでしょうか。
右の突き左の前まわし、右手で突く構えでしたね。
ですから、それほど効いているというわけではないんですが、ちょっと軽く起こしてやってさっと入っているんですね。
やはり相手の上体を起こさないことには中にスムーズに入りません、絶妙なタイミングですよね。
それが妙義龍のうまさです。
スローの映像を見て思い出しましたが妙義龍が場所前に稽古場で先ほどの動きを稽古していました。
その相撲で中に入ることができました。
土俵下、照ノ富士新大関。
きのう稀勢の里を破って勝ち越しを決めました。
きのう勝ち越しを決めたあと本人は、優勝争いを千秋楽まで持っていくのが目標ですと話していました。
北の富士さん勝ち越しをしたことで精神面に何か変化があるかなと思いましたがあまりそういうことはなさそうな感じもしますね照ノ富士。
はっきり言って何を考えているんだかよく分からないという大物の風格がありますよね、照ノ富士。
春場所、夏場所と優勝争いをしています。
照ノ富士の性格を考えても極端にここからかたくなるということは考えられませんね。
むしろいいふうに作用するんじゃないですかね。
どんどん自分の力になっていくと思いますよ。
意外といっては魁聖に失礼ですが過去4対2でリードしているのは照ノ富士ですが、ここ2回は先に魁聖が上手を取って照ノ富士を破っています。
ちょっと驚いたんですよね先場所も。
番付の下の者にはねことばは悪いけど、少しなめてかかっていくところちょっと自信が過剰なところがあるかもしれないね。
ただ、2回やられているということは、きょうは引き締めてくるんではないかと。
そうですね、きょうはしっかり自分の相撲を取ると思いますよ。
あした白鵬戦も組まれています。
照ノ富士、もちろん格下相手に落とすわけにはいきませんね。
そのとおりです。
ここで負けては何にもなりません。
妙義龍のリポートです。
納得できたということばで帰ってきました。
太田さんが先ほど放送席で紹介した場所前、右手を出して左の前まわしをねらうという稽古前まわしは取れませんでしたが非常にいい形の相撲ができたと思いますと話しています。
1つ形を増やして、さまざまな動きを取り入れていきたいと場所前に妙義龍は話していました。
土俵、逸ノ城と栃ノ心3勝6敗どうしです。
制限時間いっぱいです。
このあとの照ノ富士、魁聖もそうですがこの2人も大型力士どうしの対戦。
過去は栃ノ心が3対1とリードしています。
一度、右四つの力相撲で栃ノ心が敗れて、そのあとは栃ノ心が頭をつける相撲を取って2回勝っています。
栃ノ心のほうが大きな逸ノ城相手に考えて相撲を取ってきているわけです。
玉治郎が合わせます。
拍手と歓声
栃ノ心はまわしの位置を少し前にしています。
拍手と歓声
逸ノ城、最後少し力を抜いてしまいました。
栃ノ心が勝って4勝目4勝6敗。
逸ノ城はなんと3勝7敗となりました。
こうしてこの相撲栃ノ心が頭をつけて逸ノ城に勝つという相撲でした。
3番続いたことになります。
がっぷり胸を合わせたらね重いんですけれども上手を取らせなかったということなんでしょう。
逸ノ城は立ち合い悪いんですよね。
引っ張り込んでしまいましたねきょう。
攻めてくるところを一度、下手投げで崩すところもありましたが、ほとんど攻める形にはなりませんでした。
下手投げはそれなりに強いんですがもうみんな分かっていますから。
北の富士さん期待を集めた逸ノ城が7敗ですよこの時点で。
上がってきたときのあの強烈な印象はもう薄れてきましたよね。
みんなにうまく取られて研究されたということもあると思うんですけれどもそれに対応して自分がこうして稽古をねやるとか研究するとかそういうことがちょっと足りないのではないかというふうに、みんなそのような見方をしていますね。
私もそう思います。
場所前、佐渡ヶ嶽部屋に行って琴奨菊の胸を借りたり一門外の連合稽古に参加するという姿もありました。
稽古量が少ないねという人がいても稽古量が豊富だねという人はいないね。
照ノ富士はよく稽古している力士です。
そうなんですよ。
ですからもっと気持ちを変えないともっと厳しく、育てるほうもねいかないといけないと大器が埋もれてしまうということもありますからね。
照ノ富士、魁聖4対2、照ノ富士リード初場所春場所、直近の2場所は魁聖が勝っています。
先に右の相四つの両者ですが魁聖の左の上手まわしを先に取って照ノ富士を破っています。
伊勢ヶ濱部屋で厳しい師匠のもと兄弟子にもまれて鍛えられて先ほどの琴錦の中村さんほどではありませんがそれでも連日40番から50番多いときは60番近く稽古をしてきました。
よく3年先の稽古ということばがあります。
北の富士さんこの人は入門してからまだ4年ぐらいですが、照ノ富士は超速のスピードで稽古をしてきましたね。
そういう才能を持っているんでしょうけれどもやはり猛稽古で鍛えてもらったおかげではないでしょうか。
落とせない魁聖戦で、やはりポイントは1つ上手ということになってきますか。
やはりどちらでもいいですから先に上手を取るということです。
本来、相四つです。
がばっと組みにいって体勢を先に魁聖に取られたくないですね。
身長で3cm、それから体重でも14kgほど魁聖のほうが大きいということになります。
時間いっぱいです。
上手投げ、照ノ富士の勝ち。
豪快に投げ飛ばしました。
照ノ富士、勝って9勝1敗魁聖は5勝5敗です。
そして、あす白鵬戦です。
北の富士さん、強かったですね。
きょうは最高の立ち合いでしたね。
照ノ富士、上手を先に取れましたね。
立ち合い、ずばっと取れたのは2回目か3回目ですね。
こうなると、照ノ富士は、力がいくらでも出てきますね。
魁聖は窮屈な姿勢です。
照ノ富士はいつ投げてやろうかという感じですね。
大きい体のわりには理詰めの投げでしたね。
下に引きずるように持ち上げるのではなく潰すように上手投げを打ちました。
圧力を下にかけますね。
これが振り回したらだめなんですね。
このあたりが伊勢ヶ濱親方が徹底して教えてる部分かもしれませんね。
親方自身がね大変相撲が上手な人でしたね。
その影響があるかもしれませんただ照ノ富士もすぐそうして何でもできてしまうという才能でしょうね。
あす白鵬戦が非常に楽しみです。
中村さんにも伺います。
中村さん魁聖上手まわしを取れませんでしたね。
全く届きませんでした。
それだけ照ノ富士が低く立っていましたね。
高さが全く違いました、立ち合いの位置です。
その分、照ノ富士の左の前まわしを先に取れたということです。
鶴竜は休場明け3場所ぶりの本場所できのう栃煌山に不覚を取りました。
きょうの相撲が大事だよね鶴竜は。
鶴竜はこのあと照ノ富士戦を終盤控えています。
過去長い相撲になっています。
リポートです。
照ノ富士は、いい前まわしが引けました。
あと投げるタイミングですがタイミングを見ながら投げることを考えていました。
風呂に入る途中にあすは?という質問を投げかけますとあすは頑張りますと言って、明るく風呂に入ってきました。
心臓の強さがうかがえますね。
いい意味でのふてぶてしさにも期待したいものです。
土俵には、琴奨菊、稀勢の里です。
この2人はきょうの対戦で55回目ということになります。
過去、琴奨菊の30勝。
対戦回数は2番目に多いということになります。
きょうで55回目。
琴奨菊、カド番で5勝4敗。
稀勢の里は6勝3敗ということで周りの力士の充実ぶりを見ると悲願の初優勝は遠のく、きのうの3敗目でしたね。
そうですね。
負けすぎですよ、本当に。
カド番の琴奨菊、あとがありません。
このあと、もちろん横綱戦が控えています。
琴奨菊、稀勢の里場所前の一門の連合稽古でも2日間にわたって稽古をしました。
このときは稀勢の里が琴奨菊を圧倒しました。
この1年の対戦で見ても稀勢の里が琴奨菊の立ち合いを組み止めて攻めかえすという相撲でこの1年4対2と稀勢の里がリードしています。
行司は式守勘太夫。
寄り切り、稀勢の里の勝ち。
きょうも組み止められてしまった琴奨菊。
稀勢の里が勝って7勝目、7勝3敗。
5勝5敗となった琴奨菊。
今場所カド番です。
琴奨菊の先輩ということになる中村さんに伺います。
稀勢の里戦、琴奨菊攻めるんですが、組み止められてしまいますね。
そうですね、追い詰めるまではいいんですがもちろん左の相四つということで組み止められてしまいました。
最近は特にそうですね。
圧倒的に分はよかったんですが左の肩を痛めているというのが原因の1つであると思います。
ですから、左が入ってもかいなを返すこともできなければ相手を持ち上げて起こすこともできません。
であれば、彼は右四つの形も非常にいいのであえて左に組みにいかないで、右四つで勝負してもいいのではないかと思うこともあります。
以前、北の富士さんも右の形のほうがいいとのおっしゃったこともありましたよね。
今でもそう思ってますよ。
ですから立ち合い右四つの構えで立ちますので右を差すことに集中してやったほうがいいのではないかと思います。
本人も稽古場で取り組んでる姿もありますが、しかしこのあと白鵬戦、鶴竜戦を控える中で琴奨菊きょうまで5勝5敗稀勢の里も初優勝に向けては厳しい状況です。
7勝3敗。
稀勢の里も白鵬、鶴竜との対戦を残しています。
花道の奥、栃煌山の姿があります。
きのう鶴竜を破って2横綱撃破を目指す栃煌山。
そしてこちら東の奥、白鵬きのうを終えて早くも単独トップに立ちました。
いよいよ楽しみな結びが近づいてきました。
北の富士さん、白鵬ファンには申し訳ないんですがこの相撲は栃煌山がどう取るかここがいちばんの見どころですか。
いかがですか白鵬、栃煌山。
そうですね。
いつもの場所よりも期待度は大きいです。
栃煌山に何か勢いを感じます。
仮に栃煌山が勝つということになりますと全勝力士がいなくなります。
そうしますと、栃煌山自身にもチャンスは出てきますね。
栃煌山にも優勝というのが案外転がり込んでくるかもしれません。
かつて旭天鵬と優勝争いまでいった経験もある栃煌山です。
そして、白星の数が2桁になりますと大関ということも見えてきますね。
まあ本人もそこまでは考えていないと思うけどね。
この一番にかける気持ちは大きいんじゃないですか。
支度部屋の様子です。
少し話を聞きました。
横綱とやるときは気合いが入りすぎたり横綱の気迫に飲まれてしまうことがあります。
きょうは普通に平常心で相撲が取れればいいと話していました。
最近の対戦では横綱が引いたあと反応のよさでやられている。
ですから中に入れればいちばんいいんですが横綱が何かやってくるだろうなと思いながら、それでも踏み込んで体が起きないようにいい距離で密着していきたい。
我慢して押していきたいと話していました。
なかなか難しそうですね。
そのことばどおりというのは。
確かに白鵬は反応のいい横綱です。
ここという大きな欠点というか死角というかここを攻めればいいというところがないんですね白鵬は。
ですから相手としては攻略のしにくいいちばん嫌な力士なんでしょうね。
体は柔らかいし。
向正面は上位キラーとしてならした中村さんです。
中村さん、今の栃煌山の話を聞いたうえでいかがですか。
先場所よりも白鵬自身がむちゃな攻め方をしていませんね。
慎重に取っているように思います。
ですから、逆に栃煌山もそこにつけいるチャンスがあると思います。
いつも白鵬に引かれて、ばたっというケースが多いんですが引かれたときにそこを速く攻めるということが栃煌山にもあります。
イメージどおり取れる可能性があるのではないかという中村親方の話でした。
土俵上、制限時間いっぱいです。
豪栄道、休場明け、なかなか本来の相撲が取れません。
密着して速攻なら豪栄道距離ができますと豪栄道、苦戦するケースが多くなっています。
豪栄道の勝ち。
豪栄道勝って6勝4敗。
まだ館内ざわめきが止まりません。
決まり手ははたき込み安美錦3勝7敗と変わりました。
中村さん、立ち合いの変化、大関よく残しましたね。
本当によく残しました。
この立ち合いは安美錦、よくやるんです。
それだけ、豪栄道はよく見ていたのかなと思います。
豪栄道の真下を向いて立ちましたね。
逆に安美錦のほうがそこに反応しようとしたところで足が流れてしまいました。
きのうも攻められながらではありましたが白星を手にしましたきょうも相手の変化に対応した豪栄道。
白星これで2つ先行です。
さあここから注目の結び2番です。
まずは横綱鶴竜が土俵に上がりました。
3場所ぶりの本場所初日から8連勝肩のけがの影響、あるいは土俵感覚なくなっているのではないかという不安を打ち消すような初日からの8連勝でした。
きのう栃煌山に敗れて1敗。
切り替えて臨みたいと横綱は言っています。
きょうの対戦相手は新小結の宝富士。
宝富士、新三役の場所1勝8敗、すでに負け越しが決まっています。
先ほど照ノ富士が、豪快な上手投げで勝ちました。
そしてもちろん横綱白鵬が勝ちっぱなしでいるということを考えても連敗は許されません鶴竜です。
もちろん、1敗の栃煌山もいます。
きのう栃煌山が鶴竜を破ってこの優勝争い動きました。
先ほど、北の富士さんの話では鶴竜がきのうの黒星を引きずるようなことはないのではないかという話がありました。
過去の対戦、宝富士戦4対1とリードしています。
しかし初場所、上手投げで敗れていますね。
左四つがっぷりになって引かれると、ちょっとやっかいですね。
しかし過去を見ると変化以外で負ける相撲は差し負けてるんですね。
鶴竜のほうが、差しは上手と思うんですが力が強いですからね。
時間いっぱいです。
宝富士も負け越しが決まったあとこれからが大事ですときのう気持ちを立て直していました。
前回、いいイメージで勝っているだけにどうでしょうか宝富士。
優勝争いに向けて連敗は許されない鶴竜。
はたき込み、鶴竜の勝ちです。
9勝1敗。
鶴竜、連敗はしませんでした。
宝富士、敗れて1勝9敗です。
宝富士を退けた鶴竜の相撲です。
どうしても、なかなか差させてくれませんね。
突き放して横綱は差そうとしていたんですか。
差したいんですよね。
まわしを探るような動きもありましたね。
宝富士もやっぱりやりにくそうですよね。
それは感じますね。
圧倒されていますよね。
一瞬引いたところで呼び込みかけました。
距離ができたところではたき込みをしました。
星を落とさないことが大事ですから会心の相撲ではありませんけれど勝ったことが大きいですね。
連敗はしませんでした、鶴竜。
番数も取り進みましたるところかたや栃煌山、栃煌山こなた白鵬、白鵬この相撲一番にて本日の結び!きのう鶴竜を破った栃煌山8勝1敗。
連日の横綱戦勝利なるか。
ただ1人勝ちっぱなし第一人者の白鵬です。
きょう勝てば平成19年の初場所大関時代から51場所連続のおよそ8年半2桁の白星を挙げているということになります。
過去は28対1と白鵬がリードしています。
栃煌山は3年前平成24年の秋場所はたき込みで白鵬が栃煌山に敗れています。
3年前は、とったりで白鵬が3勝するということがありました。
最近は栃煌山が踏み込んでも白鵬がさばくという相撲が続いています。
栃煌山のリポートが入りました。
きのうは逸ノ城を破って最後にだめ押しがありましたね。
かっとなるようなところがありました。
テレビを見ていました。
あれはやってはいけないことですけれどね。
やってはいけないんですよ横綱は。
ただ、あれは意味が違うなと思うんですよ。
擁護するわけではありませんけれどあれはあまりにも逸ノ城がふがいなかったと思うんですよね。
最後力を抜くようにしてそれでこのやろうと力を出せという感じで喝を入れたという。
そのように思ったんですよ。
喝を入れるにしてもあれは方法はいけないのでいけませんね。
両方に喝ですね。
審判長の藤島親方から見本になってもらいたいと言われて、反省しますということばがありました。
きょうは栃煌山コールがすごいですね。
たまにはこういうのもいいんじゃないですか。
これで横綱が勝ってしまうんですよね。
これまで何度も相手力士の応援がある中で横綱がその力を示す相撲がありました。
いらっとしてはいけませんよ。
ただ1人勝ちっぱなしの白鵬です。
2日続けて横綱を引きずり落とすことができるか栃煌山。
栃煌山の勝ち白鵬に土がつきました。
全勝がいなくなりました。
ことしの名古屋は混戦もようです。
栃煌山、2日続けての横綱戦白星!白鵬を引きずり下ろしました。
こういう決まり方もあったか。
白鵬が踏み込んだように見えましたね。
白鵬は飛び込みすぎたね。
いつもやれているやつをやられたもんね。
白鵬のほうに熱くなるようなものがあったんでしょうか。
やっぱり今場所の栃煌山の立ち合い鋭さからいっても、自分も相当突っ込まなくてはいけないとそういう勢いでいったんじゃないですか。
横綱が花道奥のモニターをのぞきます。
横綱が立ち合い、踏み込みました。
栃煌山が右手を出して白鵬は前まわし届きませんでした。
横綱は踏み込んで悪くなかったですよ。
ただ、この一瞬の隙を栃煌山がついて引くとその辺の勝負勘がすごいよね。
さえているんでしょうね。
入ったあとの2歩目出足が続くというところに注目したかったんですけれど栃煌山はいい反応を見せました。
一瞬のうちに動きが読めたんでしょうね。
苦し紛れというよりも。
白鵬に土がつきました名古屋場所十日目です。
2日続けて結びで横綱を破りました、栃煌山関です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
まずは喜び、伺います。
どんな気分ですか?本当に勝ててよかったです。
今、一緒にインタビュールームできょうの相撲を振り返りました。
自分でご覧になっていかがですか。
あたりは横綱のほうが強いので踏み込み負けています。
最初しっかり踏み込んでいたので横のいなしも効いたと思います。
きょうは我慢して押していきたいという話をしていました。
反応がよかったですね。
そうですね。
気持ちの余裕を持って出ましたと思います。
余裕を持って出ましたか。
平常心でいけたのでよかったです。
横綱の雰囲気に飲まれてしまったり気合い負けをするという話をしていましたきょうはありませんでしたか。
きょうはいい状態でいけました。
これで全勝の横綱に土をつけて1敗で優勝争いの先頭に並びました。
そうですね。
一日一日しっかりいい相撲で勝っていきたいです。
優勝という意識はどうですか。
まずあした、しっかり頑張ります。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
2日続けて横綱を破りました栃煌山関でした。
飲まれることなく取ることができたという栃煌山関でした。
白鵬を破って勝ちっぱなしがいなくなりました。
1敗力士4人と展開が変わっています。
白鵬、鶴竜、新大関照ノ富士今、白鵬を破った栃煌山です。
向正面中村さんはい。
いらっしゃいましたね。
親方、すごい相撲でしたね。
結びですね。
そうですね。
やはり北の富士さんがおっしゃったように好調だけに踏み込んでいかなくてはいけないという気持ちが強かったと思いますね白鵬のほうに。
栃煌山の反応はどうですか?これは考えていたかもしれませんね。
そう見えましたか?そのような気がします。
先場所の初日の白鵬、逸ノ城のような感じですよ、きょうは。
あのときも白鵬が踏み込みましたけれど逸ノ城が突き落としましたね。
あのように考えていたかもしれませんね。
栃煌山が見事に白鵬を破りました。
優勝争い照ノ富士が勝った相撲鶴竜が勝った相撲もそして白鵬が敗れて栃煌山が勝った相撲3番続けてご覧いただきます。
実況⇒照ノ富士が速く取りました。
照ノ富士が十分の形です。
上手投げ、強い照ノ富士の勝ち。
豪快に投げ飛ばしました。
突き放す、鶴竜左をねじ込もうという宝富士いなす鶴竜はたいたはたき込み、鶴竜の勝ち。
はたき込み、栃煌山の勝ち。
白鵬に土がつきました。
全勝がいなくなりました。
ことしの名古屋は混戦もようです。
太田⇒きょう名古屋場所十日目優勝争いが動きました。
全勝がいなくなりました。
1敗が4人。
2敗が1人です。
結びは驚きましたね。
驚いて声が出ちゃったけどね。
これでまた、おもしろくなりましたけどね。
優勝争い終盤戦おもしろいですね。
優勝争いがおもしろければいいんですよ。
あすそうしますと、1敗で白鵬対照ノ富士です。
まずきょうの相撲を振り返ります。
横綱の踏み込み決して悪くない、むしろいいですよ。
いいですよ。
ですから中村さんが言ったようにねらっていたかもしれませんね。
こうして見ると。
頭にはあったかもしれないね。
すぐに反応していますね。
このあたりは作戦面ですので胸の内はどうかという部分があります。
このあとの優勝争い最大の注目は白鵬、照ノ富士ですけれど栃煌山は2横綱を破りましたのであるいは残ってくる可能性もありますね。
あすは豪栄道戦です。
引けを取っていませんからね過去の対戦でも。
ただ精神的に場慣れしていませんからね。
4年前の優勝決定戦をして以来ですね。
中村さん、いかがですか。
この先はいかがですか?やはり最後まで2横綱に引っ張っていってほしいですね。
しっかり相撲を取ってほしいですね。
あとは新大関の照ノ富士もいます。
楽しみなこのあと残り5日間です。
「大相撲名古屋場所十日目」をお伝えしました2015/07/21(火) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲名古屋場所 十日目 ▽北の富士が語る 新大関・照ノ富士[二][字]
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)中村(元琴錦),【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英
詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)中村(元琴錦),【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜愛知県体育館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)中村(元琴錦),【アナウンサー】正面(幕内)太田雅英,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz
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