韓国の聯合ニュースは21日、国際サッカー連盟(FIFA)元副会長の鄭夢準氏(韓国)が来年2月のFIFA次期会長選に出馬する意思を表明したと報じた。
鄭氏は、FIFAが「腐敗している」と指摘し浄化に取り組むと強調。「改革の対象者であるブラッター氏が来年2月まで選挙管理を行いながら改革案をつくるというのは、いまだにまともな考えができていない表れだ」と述べ、ブラッター氏や側近グループがFIFAの改革案をつくることをけん制した。
鄭氏は韓国最大の財閥だった旧現代グループの創業者、故鄭周永氏の六男。韓国国会議員7期目で、与党セヌリ党の前身のハンナラ党代表も務めた。2011年までFIFA副会長を務めた。(共同)