プロ野球中継「阪神タイガースVS読売ジャイアンツ」 2015.07.21


実況
真夏の祭典、オールスターゲームも終わり、昨日から勝負の後半戦が始まっています。
首位・巨人から最下位・中日までのゲーム差は、わずは3.5ゲーム、空前の大混戦となっているセントラルリーグ、阪神の先発はメッセンジャー、巨人の先発は杉内です。
現在4回の表、巨人の攻撃中。
両チームとも得点はありません。
昨日連敗を4で止めて、首位に返り咲いた巨人。
ヤクルトと並んで3位タイの阪神。
舞台は聖地・甲子園での伝統の一戦です。
首位巨人と2位DeNAとの差は0.5ゲーム。
最下位中日までも、首位巨人からは、3.5ゲーム差です。
打席は村田。
先頭打者の阿部がヒットで出塁しています。
巨人がチャンスを広げています。
解説は阪神一筋19年、阪神OB会会長の川藤幸三さん。
PL学園時代は、甲子園に5期連続出場の桑田真澄さん。
川藤さん、桑田さんのKKコンビでお伝えしてまいります。
序盤はお互いにミスがあって得点ができない状況でした。
川藤
4回の表になって両投手が先頭打者を抑えとったのが出しましたね。
そこで村田が三遊間でつないだ。
このイニングというのは中盤に入る中で主導権取りの展開になっていますのでここは多分バントだと思いますが、バントを成功させるか、しないか、こういうところが見所になってきます。
実況
4回の表、0アウトランナー2塁1塁。
打席は今日スタメンマスクの加藤です。
まず変化球。
ボールになりました。
中盤に入って最初のポイントを迎えていますね。
桑田
メッセンジャーは今日、立ち上がりから非常に調子がいいのですが、負のスパイラルといいますか、エラーが出たり、紙一重なんですよね。
ここで気持ちを切らずに、投げて行ってもらいたいですね。
実況
ヒッティングにしました。
4−6−3の併殺で2アウト3塁と場面が変わります。
送ってきませんでしたね。
川藤
タイガースにとってはありがたい。
やっぱり加藤とメッセンジャーの相性がいいといってもゲームの流れに逆らうようなことをすると、こうなるという表れじゃないですか。
実況
2塁ゴロ併殺になりました。
ただランナーは3塁に進んでいます。
打席は投手の杉内。
バッテリーにとっては最高の結果ですね。
桑田
メッセンジャーが強い気持ちを持っていましたね。
投手は弱気になりやすいんですが、弱気になると、バットが折れてもヒットになったりします。
実況
打席は杉内です。
桑田
あとはここをしっかり抑えきることですね。
実況
甲子園球場から伝統の一戦、阪神・巨人の16回戦です。
セントラルリーグが大混戦です。
首位巨人から最下位中日までは3.5ゲーム差です。
川藤さん、桑田さんとともにお伝えしていきます。
とんでもない展開ですね。
川藤
面白いね。
最後までやってほしいな。
桑田
皆さんも楽しんでもらいたいですね。
選手は意外と楽しめると思います。
一番嫌なのは首脳陣だと思います。
実況
昨日から後半戦が始まりました。
巨人が勝って、DeNAが敗れたので巨人が再び首位に浮上しています。
巨人の先発は杉内。
タイガース打線を3回まで0に抑えています。
巨人の先発は杉内。
中6日での登板です。
今シーズン、ここまで6勝5敗。
今日の杉内はどうですか?桑田
普通ですね。
杉内君クラスは普通でいいんです。
これ以上、力まないようにしてもらいたいですね。
杉内君のバロメーターは、投げ終わった後に右足一本で立てるかどうかです。
投げ終わりが、3塁ベース寄りに倒れていくとボールもばらついてきます。
バランスだけ注意してもらいたいですね。
実況
阪神打線は序盤、杉内から積極的に打って行きましたよね。
川藤
今日だけはどんなことがあっても勝たなきゃいかんという強い思いがあります。
とにかくバットを振るんだというものがそこに出ていると思います。
実況
まずは絶好調の福留。
スイングアウトの三振です。
1塁側
関川バッティングコーチは桑田さんとまったく同じ表現です。
今日の杉内はいつも通り普通かな。
配球にも、これまでと変化はない。
センター中心に浮いてきたボールを積極的に打っていくこと、ここまでうちの打者は、いい感じで振れていると話しています。
3塁側
加藤に聞くと、杉内に対するリードに関してストレートや変化球、何かに偏るというのはやめておこう。
バランスをしっかり考えながら組み立てて行きたいと話しています。
実況
ゴメスは12試合連続ヒットになりました。
今日は普通という杉内が今の状態をはかるには好調クリーンナップ、タイガースのクリーンナップをどう迎えるかですね。
桑田
練習通りに試合でも投げるというのが大切だと思います。
今日は普通ですから練習通りに投げきるというのが、抑えるコツですね。
実況
長野は打球を追いながら球が戻っているかもしれません。
これが甲子園です。
ライトからレフトの強い浜風です。
桑田
風を味方にするのが大事です。
メッセンジャーは首を振って何を投げるか見ていると、右打者なら外のストレート、ちゃんと風を計算して投げています。
実況
杉内は2アウトまで来ました。
2アウトランナー1塁です。
タイガースは3回に2アウトランナー2塁1塁というチャンスがありました。
失礼しました。
2アウトランナー2塁ですね。
ただホームにランナーをかえすことができませんでした。
そして去年、杉内と対戦成績が良かった新井良太です。
川藤
ただ去年の良太と今年の良太はね、微妙に違うんですよ。
良太も久しぶりのスタメンですんでね。
今日は打席がある限り積極的に行ってもらいたい。
良太の特徴というのは少々のボールでも巻き込もうというものです。
実況
基本的に杉内さんのストレートを待って実況
昨日、首位に返り咲いた原監督は、ダッグアウトで腕組みです。
和田監督は座ったまま腕組みです。
タイガース5勝、ジャイアンツ10勝で迎えた16回戦です。
巨人は、3回り目です。
1番の立岡からの攻撃。
川藤
このイニングは警戒したほうがいいですね。
打順もありますが、その前にね、タイガースの4回裏のあのあっさりした攻撃というのが気になるんですよ。
せっかくゴメスがヒットを打ちながらマートンが初球ポコでしょ。
これなんてね、何やっとんねんというふうに流れやすいんです。
それだけに立岡のこの打席っちゅうのがポイントなんです。
実況
メッセンジャーの球数は70球を超えています。
原監督も1番・立岡が入ったことで、他の選手が落ちつくようになってきたと話しています。
桑田
ジャイアンツは戦力がありすぎるので困りますよね。
なかなか育てる、我慢するというのがしにくい球団ではあります。
3塁側
川相ヘッドコーチに聞くと、立岡は簡単に終わらないという姿勢、球に向かっていく気持ちが非常にいい。
アウトの内容も上がってきていると評価しています。
実況
今日は、まだ2打席ヒットがありません。
満員の甲子園球場です。
近畿地方、昨日は梅雨があけました。
いよいよナイターシーズン到来という甲子園球場です。
上空は曇り空。
今日は最高気温も30度を下回りました。
比較的涼しい甲子園球場です。
これもファウル。
川藤
打席の粘りは一番大事なこと。
投手はボールにくらいつかれるのは嫌でしょう。
3塁側
昨日のヒットについてもっと楽に打ちたいと話していた立岡です。
桑田
いい打者になってくると追い込まれてからでも粘れますよね。
実況
これはショートゴロでした。
1アウトです。
メッセンジャーが粘られましたが、立岡をショートゴロに打ち取りました。
川藤
今はうまくショートゴロを捕ったな、ショートゴロでしたよね。
大きな緩急のカーブで、だから最後まで立岡はボールを見とるんですよ。
合わせるときが精一杯なので、うまいカーブを投げたな、さすが、よう分かっとるなという印象を受けましたね。
実況
2番の井端は2塁ゴロ。
昨日に続いて立岡、井端の1・2番です。
7番までは昨日とオーダーが変わりません。
今日のスタメンマスクは相川ではなく加藤です。
タイガースは上本が2番に上がりました。
杉内に相性のいい新井良太が6番スタメン。
7番はルーキーの江越です。
今日、2打数2安打の坂本を迎えます。
メッセンジャーは今日はまだ三者凡退のイニングがありません。
川藤
だけど冷静にきちんとした投球をしています。
まぁ、ヒットの1本や2本、打たれるのはしょうがないですよ。
実況
初回も2アウトを取ってから坂本のライト前ヒットがありました。
ここから鳥谷のエラー、ぼてぼての内野安打があって満塁となりましたが、得点はありませんでした、ジャイアンツです。
昨日も2安打1打点でした。
坂本の状態は良くなってきましたね。
桑田
坂本君は3番で固定したほうが成績は出しやすいと思います。
僕は坂本君は1年間3番を任せたほうがいいと思いますね。
実況
坂本は今シーズン、4番を実況
5回の裏が始まっています。
タイガースの先頭打者は久しぶりのスタメン、ルーキーの江越でしたが、杉内の前にスイングアウトの三振。
江越は今日、2打席連続三振です。
去年はシーズンで、阪神戦7試合、クライマックスシリーズ、1試合と合計8試合投げました。
今シーズンは阪神戦、初登板の杉内です。
打席は8番捕手の藤井。
第一打席はセンターへのヒットでした。
今シーズンの杉内、どうなんでしょうか?桑田
調子が良かったり悪かったりがはっきり出ますね。
力んで投げている試合はまず打たれる確率が高いです。
年齢を重ねてくると軽く投げているつもりでも若いうちはボールがいきますが、年齢がいくとボールも行かなくなってきます。
球速を出そうと力むとコントロールがブレますのでその分だけ捉えられやすくなります。
今日のようにリラックスして投げるといいですね。
杉内君の場合はキレとコントロールで勝負するタイプです。
135キロ前後でいいんです。
コントロールさえ間違わなければ、そうは打たれません。
球速を求めると体を振るのでコントロールがその分、悪くなってしまうんですよね。
スピードを求めるとコントロールがブレるということです。
実況
今シーズン6勝5敗、防御率は4.00です。
藤井はショートゴロ。
タイガース戦、今シーズン初めてというのは、ちょっと意外な気がしますね。
川藤
今年は、ポレダとマイコラスが多いでしょ。
ルーキーの高木。
そういうローテーションの関係もあったんでしょうね。
実況
タイガースにとってはホークス時代から杉内には、かなり押さえ込まれていました。
川藤
一時的には天敵のようなかたちで結果も出ませんでしたね。
実況
去年まで3シーズン連続の二桁勝利を挙げている杉内です。
それでは今日ここまでの試合をハイライトでご覧ください。
実況
上空に月が見えるようになってきました。
少しずつ雲も晴れてきた甲子園球場です。
注目の他球場はどうでしょうか、山本アナウンサーです。
山本
まずは横浜スタジアムの2位のDeNA対3位タイのヤクルトの対戦です。
先制はヤクルトでした。
しかし現在4対2。
ヤクルトは2点のリードです。
マツダスタジアム、5位の広島対最下位・中日です。
先制は中日、3点を先制しました。
広島エルドレッドのツーラン本塁打が出ました。
現在5対4です。
実況
甲子園球場は6回に進んでいきます。
首位・巨人から、最下位・中日までは3.5ゲーム差。
現在、下位のチームがリードしている状況です。
大混戦のセ・リーグです。
近畿地方は昨日、梅雨明けしました。
過去10年間のセ・リーグの優勝チームです。
過去9年間、中日と巨人だけがリーグ優勝してます。
いずれもドームを本拠地としている球団です。
桑田
チーム力というのもあると思います。
戦力、戦術ですよね。
プロ野球全体を考えると、まんべんなく、いろんなチームが優勝したほうがいいんですけれどね。
僕は現役時代はそんなことは考えませんでした。
もちろん自分のチームが優勝したいと思っていました。
実況
タイガースは球団創設80周年です。
川藤
数字なんていうのは、どうでもええんです。
毎試合とにかく、どこのチームも勝とうと思ってやっています。
最低限度のしょうもないミスだけは、やらないことですよ。
そうすれば、あとは勝手についてきます。
タイガースは80周年とか何とかかんとかよく言われますが、そんなもんを意識してやるわけではありません。
100年先も続くプロ野球があるかぎり戦いもあります。
一つの節目であるだけで、そんなもんにこだわる必要はありません。
実況
ポイントは、どんなところになりますか?過去50年間でオールスターの段階で首位と最下位とのゲーム差が一桁というのは、これだけしかありません。
最も差が詰まっている今シーズンです。
史上初、すごいシーズンだということですよね。
桑田
コンディショニングですよね。
実況
4番亀井はセンターフライ。
センターは、ルーキー江越です。
桑田
選手はベストコンディションに近い状況で毎試合を迎えるという意識に集中したほうがいいと思います。
高校時代もそうなんです。
猛練習をせずに、とにかくベストの状態でとコンディショニングをいつも考えていました。
今、練習したからといって、すぐに上手にはなりません。
シーズン中は体調管理に集中する。
そのほうがいいと思います。
実況
打席は5番の長野です。
昨日は9回、原監督が、のどから手が出るほど欲しかったという2点目、追加点が長野のバックスクリーンにたたきこむソロホームランでした。
これで2アウト。
今年は大混戦で夏場を制するもの、夏場を制するチームがペナントレースに一番近いチームになりそうですね。
川藤
夏場をどういうふうに自己管理をしていくかが大事でしょうね。
実況
打席は阿部慎之助です。
川藤
今の時代の選手は、みんな賢いから、結構そういう面では、摂生しているでしょうね。
暴飲暴食というのはないでしょう。
桑田
昔は分からなかったことがスポーツ理化学の発展で分かってきています。
それをみんな取り入れているということですよね。
1塁側
平田ヘッドコーチは、この試合は後半戦の重要なゲームになる。
昨日、落としたので、今日は先発がメッセンジャー、とにかく絶対に落とせないと話しています。
桑田
今日のメッセンジャーは、いいですよ。
あとは要所要所に集中して投げるだけですね。
実況
去年のセ・リーグ最多勝、奪三振王と2冠のメッセンジャーです。
川藤
三振は取ろうと思ったら取れるんですが、そういうことよりも、今日は、とにかく点をやっちゃいかんのやという思いをね、力を込めてやっています。
アウトさえ取りゃいいやんという気持ちです。
それが全てじゃないですかね。
実況
今シーズンの開幕投手でしたが、5月の中旬は、ファーム落ちを経験しました。
戻ってきてからは、去年のようなメッセンジャーとなって、熱い夏、大好きな夏を迎えています。
カーブで決められません。
四球。
今日、与えた初めての四球になりました。
今日はここまで、許したヒットは6本です。
1塁側
中西ピッチングコーチは今日はストレートの走りはいい、ゾーンが全体的に高い。
スライダーがやや抜け気味で滑っていないという表現をしていました。
ゾーンを下げて丁寧に投げてほしいという中西投手コーチです。
桑田
まだちょっと、ツキがメッセンジャーにないだけです。
気持ちを切らさずに投げることですね。
こういう展開になるとジャイアンツの持ち味は一発です。
大きいのだけ注意しながら投げていくということですね。
実況
ショートゴロ。
実況
得点は0対0。
どちらのチームが均衡をやぶるのでしょうか。
タイガース、6回の裏は1番の鳥谷からの攻撃です。
鳥谷、上本の1・2番です。
メッセンジャーと杉内の投げ合いで0更新が続いている伝統の一戦、甲子園球場です。
杉内の球数はまだ54球です。
対するメッセンジャーは、ちょうど100球。
序盤、阪神打線が今日は負けられないという思いの中で積極的にバットを振っていきました。
何とかこのイニング、タイガースは、きっかけを作りたいですね。
川藤
メッセンジャーが必死こいて投げているので、お前ら野手、ええかげんにせいという気持ちでいると思います。
やっぱり最近、ローテーション投手がね、いいピッチングをしているのに点が取れへんのでね。
だからこのイニングはええかげんにせい、こら、鳥谷、行かんかいという思いで、みんな阪神ファンは見ているんじゃないですか。
実況
阪神は連続無得点イニングが26まで伸びています。
満員の3塁側アルプススタンドにファウルボールが入りました。
川藤
鳥谷が出ることによって足も使えるし、バントもできる、ヒットエンドランも使える、そういう流れを作ればね、点が入りやすくなります。
まずは鳥谷が出るか出ないかが大きいです。
実況
これでフルカウント。
苦笑いの杉内です。
川藤
和田監督の性格からいったら、バントが8割9割、ちょっと色気を出せばヒットエンドラン。
まず単独盗塁ということは、このイニングはないと思います。
実況
ジャイアンツの内野陣がマウンドに集まりました。
タイガースにとっては、この試合、初めて先頭打者が出ました。
上本はバントの構えです。
桑田
1球、様子を見ましたね。
和田監督がどういうサインを出すのか、楽しみですね。
上本君は何でもできます。
桑田
投手は大きく足を上げて、けん制するほうがいいんです。
そのほうが打者とランナーのサインを見破りやすいんです。
実況
バントしました。
タイガースが形を作りました。
1アウトランナー2塁です。
そして交流戦以降、状態の上がってきたクリーンナップ、福留、ゴメス、マートンを迎えます。
川藤
もうここは福留に任すしかないです。
余計なことは何も言わんとね。
この位置におるのは福留の力といっても過言ではありません。
それくらい今一番頼りになる選手です。
桑田
点が取れない時というのは、たくさんヒットを打つ必要はないんです。
ここぞという時の一本が大事だと思います。
福留君とゴメスの打席が、今日の試合をうらなうといってもいいですね。
桑田
風を考えての配球ですね。
実況
引っ張って、高く上がりました。
ライトの長野がおさえました。
ライトへのファウルフライ。
ジャイアンツサイドにとっては、絶好調、福留を抑えました。
大きなポイントですね。
桑田
風が逆でしたら大きな当たりになっていましたね。
実況
チームの中でも、一番打率がいいゴメスを迎えます。
2アウトランナー2塁。
川藤
甲子園の浜風がジャイアンツに全ていい流れを作っていますね。
立ち上がりからね。
この強い風がどっちに向くかなと思っていたら、ここまではジャイアンツのほうに向いていましたね。
実況
ゴメス、今シーズンの本塁打は12本。
外のボールから入ります。
完全なボール球要求でしたね。
桑田
見せ球といいますか。
様子を見るということです。
実況
今度はインコースへのスライダー。
杉内とメッセンジャー、両先発の投げ合いです。
得点なく6回まで来ました。
3ボールになります。
桑田
歩かせるかもしれません。
実況
次のマートンは今日、2打席連続ライトフライです。
夏休みに入って、小さな野球ファンが甲子園にも大勢、駆けつけています。
桑田
このケースは、四球を出してもいいケースです。
無理してはいけないケースですね。
実況
ここは1塁を埋めました。
ゴメスは四球で2アウトランナー2塁1塁。
斎藤ピッチングコーチがダッグアウトから出てきます。
迎える打者はマートン。
大事な局面になりました。
抑えるか、打つか。
川藤
昨日といい、今日といい、ここ一番での運も確かにありますけれどマートンは過去2打席、簡単に初球打ちをしています。
あまりにも簡単に行き過ぎますね、この打席、1ストライク目が勝負だと思います。
実況
交流戦をあけてから、ようやく去年のようなマートンが戻ってきました。
杉内対マートンです。
変化球をまずは投げこんできました。
今年は長いイニングをなかなか投げられていません。
安定したピッチングをしたいと話した杉内です。
6月13日のロッテ戦以来、2回目のコンビを組む加藤です。
引っ張って、打球は、しかし浜風にのって大きく切れていきます。
ここまで風が後押しする、今日の甲子園球場です。
桑田
あそこは見送ってもボール。
打ってもファウルという計算で加藤君もサインを出しています。
カウントの取り方は見逃し、ファウル、空振り、3種類あります。
実況
ジャイアンツバッテリーが追い込みました。
実況
外に1球、外します。
間違いなく大きな山場ですね。
川藤
マートンの打席でのリズムを見ていました。
いつものような感じじゃないんですよ。
結構、落ち着いてますよ。
実況
引っ張って、ファウルです。
川藤
マートンは集中している打席とそうでない打席が今年の場合は極端です。
この打席は結構いい集中をしているなと思って見ています。
実況
2アウトランナー2塁1塁。
桑田
2−2だから絶対ストライクという考えは持たないほうがいいです。
そのくらい余裕を持って行きたいですね。
ストレートを投げるなら四隅を狙って投げます。
実況
引っ張って、完璧にとらえた打球は、どうだ。
フェンスに当たった、鳥谷ホームイン。
ゴメスも戻って来る。
マートンの先制タイムリー。
2塁打が出ました。
浜風にのって、スタンドオーバーかと思いきや、フェンスに当たりました。
亀井がラバーに激突して倒れています。
阪神に先制点が、ようやく入りました。
昨日はスーパープレーを見せた亀井ですが今日は及びませんでした。
内角高めのボールです。
川藤
入るに越したことはないけれど、よくぞきちんと捉えた、そういう表現で、ええんじゃないですか。
実況
亀井も打球を最後まで追いかけましたが、及びませんでした。
伝統の一戦。
さぁ、均衡が破れました。
実況
マートンに先制のタイムリー2塁打を打たれて原監督が杉内を交代させました。
レフトオーバーの2点タイムリー先制2塁打になりました。
これで原監督は交代させましたね。
桑田
今日は球数も少ないので、僕でしたら投げさせますね。
杉内君は今日だけの投手ではありません。
後半戦も軸になってもらいたい投手の一人です。
実況
73球で杉内を降ろしました。
2番手は笠原です。
2アウトランナー2塁。
外野は、さほど前進守備はしいていません。
笠原は15試合目のマウンドです。
実況
杉内に相性がいいということで、今日は久しぶりのスタメン。
7月1日のヤクルト戦以来のスタメンです、新井良太。
今日3打席目です。
原監督は早い交代をしました。
タイガースのネクストは関本です。
実況
甲子園はマートンのタイムリー2塁打が出て、阪神が先制しています。
山本
横浜スタジアム、2位のDeNA対阪神と3位タイのヤクルトです。
ヤクルトが2点を追加、現在6対3。
ヤクルトが3点をリードしています。
マツダスタジアム、中日対広島、5対4。
中日が1点のリードです。
実況
下位チームがリードしています。
大混戦のセ・リーグです。
試合は7回表。
先頭打者の加藤はスイングアウトの三振です。
ようやく、この試合1つ目の三振を奪いましたメッセンジャー。
去年の奪三振王のメッセンジャーですが今日、初めての三振をこの場面で取りました。
球数は100球を超えています。
笠原に代わって代打は堂上です。
前回、東京ドームではメッセンジャーからタイムリーヒットを放ちました。
川藤
メッセンジャーはこの回、ものすごく大事ですからね。
先頭はどうかなと思って見とったけど、冷静に真っすぐフォークできちんと三振、取りましたね。
実況
三塁には今成が入りました。
新井良太に代わって今成が入りました。
7回の裏はメッセンジャーに打順が回ります。
川藤
メッセンジャーは、この回までだと思いますね。
桑田
阪神は後ろがしっかりしています。
ここはギアを上げて全力で抑えに行きますね。
この回は全力です。
実況
堂上はジャイアンツに育成で入団しました。
一打席一打席、必死のシーズンが続いています。
桑田
四球だけはいけません。
実況
センター江越がおさえました。
これで2アウト。
下位打線ではありますが、8番、9番までアウトを取りました。
2アウトランナーなし。
打順はトップにかえって、立岡です。
川藤
3ボール2ストライクから高めのボール球、堂上が出るか出ないかの配球、むちゃくちゃ大きいですよ。
あの1球の選球眼っちゅうものが、どれだけ大切かメッセンジャーは、ものすごく楽になりましたね。
実況
大事なメッセンジャーにとっての7回のマウンド。
3人でしとめました。
これから甲子園球場は7回裏の攻撃前のジェット風船の打ち上げです。
メッセンジャーはおそらく、この回まででしょう。
桑田さんにとって甲子園は5期連続出場されましたね。
思い出の球場だと思います。
野球ファンにとってはジェット風船の打ち上げは楽しみです。
甲子園球場での解説はどうですか?桑田
すばらしい球場だと思います。
実況
2対0。
ようやく均衡がやぶれました。
タイガースが先制しました。
阪神ファンは気持ちよく、ジェット風船を打ち上げられるでしょう。
今日のハイライトをご覧ください。
初回、2アウト満塁のチャンスをつかんだジャイアンツ。
しかし、先制できませんでした。
タイガースもチャンスを作りました。
3回、2アウト3塁1塁。
しかし杉内から得点できません。
6回裏、マートンの先制タイムリー2塁打。
2対0。
原監督はマートンに打たれて杉内をマウンドから降ろしました。
桑田
杉内君はいいピッチングをしていましたので悔しいと思います。
球数もまだまだ投げることができました。
次の登板までストレスがたまりますね。
今日は不完全燃焼です。
亀井君も、あと一歩でしたね。
右足首をちょっとひねっているように見えるので心配です。
実況
平田ヘッドコーチも今日の一戦、大事だと話していました。
メッセンジャーで落とすわけにはいかないと語っています。
川藤
それはマウンドからよく感じましたね。
実況
タイガースの最近の成績です。
27イニングスぶりの得点になりました。
7回の裏、阪神は7番の江越からの攻撃です。
ジャイアンツの3番手は宮國です。
ショートゴロ。
江越は3打席ヒットがありません。
1塁側
平田ヘッドコーチは昨日の巨人の戦い方を挙げて1位イニングに、山口、マシソン、澤村を投入しました。
あれだけの執念を見せられて阪神が今日、連敗することは絶対にできないと話しています。
実況
ネクストにメッセンジャーが出てきました。
川藤
メッセンジャーの技術、気迫、体力、もう1イニング行けという思いじゃないですか。
それはそれで別にいいですよ。
完封をやってこいというものでもいいと思いますね。
実況
これで2アウトです。
メッセンジャーは142球が今シーズンの最多投球です。
和田監督が話していたのはこれから、あつい夏場はベテランの福原、このあたりをうまく使っていかないと勝負の夏場を乗り切れないというのがあるのでしょうか。
川藤
後半始まって2試合で昨日、負けとるだけにこのゲームをひっくり返されるわけにはいかんのですよ。
今日のこのゲームの流れを重視したいのではないですか。
勝ちきらなきゃいけない、そういう意味もあると思います。
実況
メッセンジャーは打つ気満々です。
川藤
ここは打たんでええねん。
ランナーおったら別。
実況
メッセンジャー、続投です。
打席は2番の井端です。
メッセンジャーの球数は113球。
4回まで6本のヒットを打たれました。
打たされました、井端。
先頭打者を打ち取りました、メッセンジャー。
センターは江越に代わって大和が入りました。
まずは大事な先頭打者を打ち取りました。
ジャイアンツはクリーンナップです。
今日はメッセンジャーの前に序盤のチャンスを生かせなかったジャイアンツ。
中盤以降は抑えられていますね。
首位巨人。
そのジャイアンツが連勝すれば、少しずつ抜け出していきます。
ここまで2点ビハインド。
メッセンジャーのエンジンがまたかかってきましたね。
川藤
ここで、エンジンを止めるようならアカンやろ。
ここまで来たらわしに任せと言うて、多分、上がっとるはずなんやから。
実況
少ない球数で、この回を切り抜ければ9回も見えてきますね。
川藤
9回も行かすつもりじゃないんですか。
実況
ジャイアンツサイドとしては今後も対戦がありますからね。
引っ張って、3塁ゴロ。
これで2アウト。
桑田
投手にとって一番苦しいのが7回です。
それをギアを上げて乗り切りました。
勝っている時は8回からは投手は楽しいんですよ。
マラソンでも、そうですよね。
先が見えてくるので楽しくなってきて、力も入れやすくなります。
投手の中でどの瞬間が一番楽しくて、うれしくて、ハッピーかというと、2アウト、あと1人を打ち取るとゲームセットという時、この時間がたまらないんです。
完投は100試合以上させていただきましたが、あの瞬間が何とも言えない時間でした。
最後の打者をアウトに取った瞬間、これは最高の喜びですね。
何ものにも代えがたい喜びです。
実況
152キロが出ています。
桑田
体は疲れてくるんですが、それを上回る精神力、気持ちが出てきます。
実況
球数が120球を超えました。
桑田
ランナーズハイ、無心になれる、そういう心境ですね。
川藤
リリーフはいらんやろ。
桑田
僕なら最後まで投げたいですね。
実況
任されたマウンドは自分で投げきりたいという話をメッセンジャーは、よくしています。
桑田
できるだけ少ない球数で最後まで投げることができたら、最高ですよね。
そのためにはコントロールが必要です。
実況
振り逃げになるんでしょうか。
三振ですが記録は三振ですが振り逃げ。
2アウトからランナーが出ました。
一発が出れば同点です。
メッセンジャーの奪った三振は2つ。
捕手・藤井の要求とは中に入って、それました。
球が大きくそれました。
川藤
ワンバウンドのボールを捕るのは藤井はうまいんですがどこから水が漏れるか分からない。
体は動かしてもらいたいですね。
実況
昨日、甲子園のバックスクリーンに本塁打をたたき込んだ、長野が打席です。
桑田
ひざの手術もありましたね。
実況
ジャイアンツは一発で同点の状況になりました。
メッセンジャーが踏ん張るのか。
右打者にとって、引っ張った打球はフォローの風になります。
川藤
僅差の勝負というものは1球でころっと変わります。
実況
この直前に、ゴメスがファウルフライを落球していますよね。
その後に出た昨日の本塁打でした。
川藤
1球の怖さというものがいくつもあったでしょう。
桑田
そうですね。
そういう体験が頭をよぎるんです。
それをいかに、かき消して自信を持って投げきるかですね。
実況
カーブが決まりました。
カウント2−2。
球数は次が129球目です。
桑田
次で勝負したい。
実況
8回までジャイアンツ打線を0に抑えたメッセンジャー。
和田監督は、どうでしょうか?オ・スンファンがブルペンでゆっくり投球練習を始めました。
川藤
用意はせなアカンけど、メッセンジャーの顔を見とったら、ほっとしたような顔になっとるから。
今から監督に電話をして聞くわけにはいかない。
実況
マウンドは宮國です。
この表情はもしかしたら、ここまでだよという感じでしょうか。
桑田
投手は一度、気持ちを切ると立て直すのは難しいです。
そういうふうに見えていたら投手交代かもしれません。
数との兼ね合いもあります。
気持ちは行きたいですよね。
実況
球数は129球です。
和田監督はどうするのでしょうか。
打席は上本です。
今日は第1打席ヒット。
先ほどは送りバントを決めています。
宮國は今シーズン、中継ぎでの登板が続いています。
本人も今のポジションで結果を出して、何とか先発ローテーションに戻りたいと話しています。
桑田
彼がローテーションに入ってくれると。
実況
ジャイアンツは新戦力が台頭していますよね。
桑田
投手はフォームが大事です。
安心して任せられるフォームというのがあるんです。
小手先の投げ方とか結果だけ残しても僕は中長期的に見て先発ローテーションには入れないと思います。
ですから、このオフの過ごし方が非常に大事になると思います。
宮國君は190センチ近い身長がありながらメッセンジャーのように角度は出せません。
角度を出す投げ方を身につけてもらいたいですね。
実況
打席は今日、3打席ノーヒットの福留です。
メッセンジャーは9回のマウンドに行くのでしょうか。
川藤
もう終わったという顔をしている。
実況
ジャイアンツは9回の表は6番の阿部慎之助からです。
阿部、村田、加藤という下位打線です。
和田監督の頭の中はどうでしょう?ここで、ランナーを出しました。
福留は四球。
メッセンジャーは連敗中です。
タイガースがリードを守りきれば、メッセンジャーは今シーズン6勝目になります。
メッセンジャーは、ここまで2つ負け越しています。
川藤
そのためにもゴメスがね、ボールをとらえれば今日の風やったら行くんだからね。
実況
捕手の加藤がマウンドに向かいました。
宮國は腕を思いきり振れる位置を探して今の位置に至っていますと話しています。
母校の糸満高校は沖縄予選、決勝で敗れてしまいました。
桑田
腕を振れる位置といいましたが、自分で振ろうとして振っている位置はダメなんです。
腕が勝手に振られる位置を見つけなければいけません。
実況
村田は2塁に送る。
実況
他球場の情報です。
DeNA対ヤクルト。
現在、6対3。
ヤクルトが3点リードしています。
5位の広島対最下位中日。
7回の裏、田中のタイムリー2塁打が出て、5対5の同点です。
甲子園は2対0。
阪神が2点リードしています。
和田監督はメッセンジャーからオ・スンファンにリレーしました。
俊介がレフトに入っています。
打席は阿部慎之助。
東京ドームでは前回3戦目、オ・スンファンが出てきて阿部慎之助に一発本塁打を浴びました。
甲子園ではどうでしょうか。
右中間へ。
阿部慎之助は1塁を回ったところでストップ。
先頭打者を出しました。
そして1塁側から鈴木尚広が登場です。
代走のスペシャリスト、その地位を築きましたね。
川藤
目立たないピンチランナーというところ、鈴木が出るだけで敵のベンチがソワソワしてしまう。
この存在感たるや全然違います。
見事に自分自身で作り上げましたね。
3塁側
鈴木尚広は初めてのオールスターに関して楽しかったです。
もう一回出たいですと話していました。
実況
川藤さんと同じく19年目で、初めてオールスターに出た鈴木尚広です。
川藤
本来であれば、2点差ではなくて、1点差。
その時のほうが鈴木の存在の大きさが分かります。
実況
しかしバッテリーが追い込みました。
桑田
村田君も走るのではないかと思って2球、待ちましたよね。
鈴木君の話ですけれど、野球は可能性のあるスポーツです。
足があればこうやって19年ですか、19年もプロの世界で生きていけるわけです。
鈴木君のあとを追う選手に出てきてもらいたいですね。
実況
自分のリズムに相手を合わせるんです。
と鈴木尚広は話していました。
受け身になると、どうしても後手になる。
盗塁のスタートも打席と一緒なんですよと話していました。
川藤
攻めるほうが強いですよ。
投手もそうです。
投手の特権は自分が投げないとゲームが始まらないわけですから。
逃げとったんでは話になりません。
実況
大和が手を上げました。
風は逆風です。
今日の甲子園。
川藤
甲子園でタイガースの投手は、あそこへ打たしてもどうってことない。
実況
ジャイアンツ原監督は、代打の切り札、高橋由伸を告げました。
ちょうど1年前、去年のこの甲子園でもオ・スンファンから9回裏、同点本塁打を放っています。
その試合は、延長12回裏。
福留が最後に本塁打を放った試合でした。
初球から振ってくる高橋由伸ですが、初球を見ました。
桑田
いいボールでしたね。
オ・スンファンは堂々としています。
打たれても抑えても堂々としている。
そういう立ちふるまいの投手は必要です。
心の中は恐怖心との戦いです。
それを表に出すか出さないかですね。
実況
常に集中しているので表情が変わらないように見えるだけですとオ・スンファンは話していました。
追い込みました。
桑田
投手も打者も不安や恐怖心との戦いです。
それに負けないで自分を信じてプレーしていく、それが、いい選手になる秘けつでもあります。
実況
今シーズンからコーチ兼任、40歳になった高橋由伸。
相手はタイガースの守護神、オ・スンファンです。
並行カウントになりました。
川藤
今のは藤井が、どっしりと構えたほうがよかった。
桑田
今のは普通に捕っていたら審判の手が挙がったかもしれません。
実況
空振り三振。
オ・スンファン、ここは落としてきました。
メッセンジャーの6勝目まであとアウトカウント1つです。
原監督が代打の相川を告げました。
表情は変えません、オ・スンファン。
スタメンマスクを外れた相川です。
今シーズンの打率は3割とんで5厘。
バッティングでもいい成績を残しています。
ランナー、スタート。
相川はファウルボール。
ここで初球からスタートを切った鈴木尚広です。
甲子園球場は、あと1人コールがわき起こっています。
川藤
1塁がベースにつかないでしょ。
こういう中で走るんですよ。
実況
ランナー、スタート。
捕手・藤井は投げません。
鈴木尚広は8つ目の盗塁です。
今は、公式記録では盗塁が記録されません。
甲子園球場は、あと1球コールです。
昨日、敗れたタイガース。
完封負けでした。
昨日と同じスコアは2対0です。
超満員のスタンドに入ります。
勝利のジェット風船。
打ち上げ準備の甲子園球場です。
今日は4万1661人のお客さんが入りました。
わずかにボールのコール。
1936年から築き上げてきた、阪神・巨人、伝統の一戦。
昨日やられて、そっくりそのままやり返すか、タイガース。
フルカウントです。
オ・スンファンは、カウント負けして慎重になりすぎてランナーを出すことが多かった。
後半戦はもっと大胆に行きますと話していました。
三遊間を抜けました。
鈴木尚広はゆうゆうかえってきました。
ジャイアンツ、1点差。
代打・相川のタイムリーヒットで1点差に詰めよりました。
そして、代走は松本哲也が送られます。
メッセンジャーの表情が少し、こわばったようにも見えました。
中西投手コーチがマウンドに向かいます。
原監督は、まず代走・松本哲也がアナウンスされました。
1番の立岡に代わって中井がスタンバイです。
27個目のアウトを取るというのは難しいのですね。
桑田
バッテリーは慎重に行きすぎましたね。
相川君は捕手ですから、それを読んでいました。
読んで打たれたという結果です。
川藤
そうですね。
2−3になるボールに力がなさすぎた。
決めたいんだけれど慎重というものを感じましたね。
実況
代打は中井です。
同点のランナーが1塁にいます。
川藤
ここも走られたら嫌やなと思うけれど、打者を打ち取ったらええやないかと開き直ることも大事なんです。
実況
打ち上げました。
試合終了。
メッセンジャー6勝目。
タイガースはジャイアンツに対して昨日の雪辱を果たしました。
マートンのタイムリー2塁打がありました。
メッセンジャーは8回まで0点に抑えました。
最後はオ・スンファンが抑えました。
この後はダッグアウトで試合を振り返ります。
メッセンジャーが6勝目を挙げました。
今日の試合を振り返ります。
阪神の先発はメッセンジャー。
初回2アウト満塁のピンチ。
阿部をライトフライに抑えました。
均衡がやぶれたのは6回。
ワンチャンスを生かしてマートンのタイムリー2塁打で2対0。
杉内は、これでマウンドを降りました。
メッセンジャーが8回を0点に抑えました。
オ・スンファンは1点を失いましたが代打・中井をセンターフライに打ち取って、2対1。
阪神が逃げ切りました。
山本
DeNA対ヤクルトは6対3。
ヤクルトがリードしています。
広島対中日は5対5の同点です。
実況
またゲーム差がなくなるわけですね。
混戦を抜け出すにはどうしたらいいですか?桑田
チームらしさを出していくしかないと思います。
選手はコンディショニングを整えるということです。
川藤
まだまだ、だんご状態が続きそうですね。
夏場にどれだけ自己管理をするかでしょうね。
昔の選手のようにアホみたいにバカバカ飲んで、遊ばないようにそれだけ気を付けてもらいたいね。
実況
時間が許す限りヒーローインタビューをお届けします。
聞き手
ナイスバッティングでした。
マートン
おおきに。
メッセンジャー
最高の気分です。
ジャイアンツを相手に勝てた時は最高の気分です。
聞き手
今の気持ちは、どうですか?マートン
めっちゃいいですね。
ありがとう。
2015/07/21(火) 19:00〜20:54
読売テレビ1
プロ野球中継「阪神タイガースVS読売ジャイアンツ」[字]

次の瞬間、熱くなれ。THE BASEBALL2015「阪神タイガースVS読売ジャイアンツ」甲子園球場

詳細情報
出演者
【解説】
川藤幸三
桑田真澄
【実況】
尾山憲一
番組内容
大混戦のセ・リーグ。勝負の後半戦は伝統の一戦で幕開け!
3連戦第2ラウンド
虎のクリーンアップ福留・ゴメス・マートンでG倒なるか!!
対するG打線も復調ムード。第2ラウンド打ち勝つのはどっちだ?
おしらせ
※雨天の場合、途中番組変更、中止の可能性あり

ジャンル :
スポーツ – 野球

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
ステレオ
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