きょうの料理 ほめられスイーツ「フルーツシロップ」 2015.07.20


言葉っていうのがとても大事な役割になってくる。
子ども同士の話し合いでどんな思いが飛び出すのか。
明日からは子どもの言葉に耳を傾けてみましょう。

(テーマ音楽)夏といえばかき氷。
今年は季節感たっぷりの自家製フルーツシロップで味わってみませんか?かわいくラッピングすれば夏のお土産としても喜ばれる事間違いなし。
夏のおいしさをギュギュッと閉じ込めたフルーツシロップを紹介します。
手軽に作れてプレゼントして喜ばれるお菓子作りのレシピを紹介している「ほめられスイーツ」。
今回は「フルーツシロップ」です。
教えて下さるのは渡辺有子さんです。
(2人)よろしくお願いします。
かき氷のシロップというとイチゴだったりメロンレモンあの鮮やかなシロップを想像しますけれども生の果物から手作りするというのはとても豪華ですよね。
そうですね。
昔ながらのそういうシロップももちろんおいしいんですけれども今日は季節の果物を使って甘さを自分で好みに調節しながら作れますし組み合わせも自在にいろいろ楽しめますので季節のフルーツのシロップをご紹介したいと思います。
教えて頂くお薦めのシロップこちらです。
果物の形を残した食べる感覚のシロップです。
パイナップルの甘酸っぱさとしょうがのさっぱりとした風味がかき氷とも相性抜群です。
こちらはキウイの酸味とミントの香りがすっきりと爽やかなシロップなんですね。
炭酸やお水で割って夏のドリンクとしてとてもお薦めです。
これはブルーベリーとラズベリーを使ったシロップです。
これりんご酢を少し加えてるんですけれども程よい酸味に仕上がります。
これは加熱をせずに漬け込むタイプのシロップです。
アイスクリームのソースなんかにぴったりです。
そしておしゃれで簡単な渡辺さんの「手みやげスタイル」も紹介しますよ。
まずは「パイナップル&ジンジャーシロップ」から教えて頂きます。
使うのはパイナップルとしょうがですね。
こちらはカットパインなんですけれどももちろん皮付きのものを使って頂いて切り出して頂いてもいいですね。
合わせるのがしょうがになります。
ちょっとこの組み合わせが面白いんですけれども甘酸っぱさの中にしょうがのピリッとした爽やかなスパイシーさが加わるととってもおいしいですね。
じゃ切っていきますね。
お願いします。
まずこれはですね大体1cmぐらいですかね切っていきます。
もうちょっと1cmよりも大きくてもいいんですけれどもこんなふうにザクザクと切っていって下さい。
割と大きめに切るんですね。
今日は食べ応えがあるような煮たあともフルーツを楽しめるように大きく切っていきます。
ゴロッとしてシロップの部分とこのゴロッとした果物とがちょうど合わさるととってもおいしいです。
こんなふうに切っていきます。
そして合わせるのがしょうがですね。
しょうがは2かけ使いますけれどもまず皮を薄くむいて下さい。
これもちょっと粗めにみじん切りしていきますね。
こちらも粗めなんですね。
そんなに細かくなくて大丈夫です。
こんなふうにちょっとザクザクとしていきます。
これぐらいで大丈夫です。
しょうがは2かけ分みじん切りにします。
結構たっぷり入ります。
そうですね。
さあそして…。
パイナップルですね。
まずお鍋に入れていきます。
そしてしょうがもここで加えていきます。
グラニュー糖です。
大体30%を目安にして下さい。
パイナップルの甘さにもよりますのでお砂糖の量も加減して頂いていいんですけれども。
このように全体グラニュー糖が行き渡るように混ぜていきます。
これで20分ほどおいてから煮ていきます。
煮る時に十分エキスを出してから煮るんですね。
それがシロップの液体の要素になりますのでここですぐ煮てしまわずに。
パイナップルから水分が出てグラニュー糖も溶けてそれを煮るという事なんですね。
水分が出たものがこちらになります。
だいぶ出てきてますよね。
みじん切りしたしょうがもね少し…。
なじんでますね。
こんな感じですね。
これを煮ていきます。
火にかけます。
まず弱めの中火ですね。
ちょっと初め中火にしていきます。
初めは少し混ぜながらフツフツしてくるまで。
まだグラニュー糖も残ってますので焦げないように全体をゆっくり混ぜながら煮ていきます。
渡辺さんはこのシロップ作りの中でフルーツを煮る時間というのがすごくお好きだそうですね。
シロップ作るのって食べる時よりも作る時の方が楽しくて作る事が楽しくて作っているという感じなんですけれども。
キッチンにいい香りが広がったり季節のものを使うんですけどそのあとも季節が終わってもまだまだ楽しめる。
シロップに閉じ込めておくという感じですかね。
それが楽しいですね。
ぜいたくな時間ですね。
いつごろからこのシロップ作りというの始められたんですか?20代ぐらいですかね。
仕事を始めてからなんですけれども季節のものを目にするようになってスーパーとか果物屋さんで季節のものがあると何かいいなと思って。
そのまま頂くだけではなくてこのようにして楽しむ事を始めたという事なんですね。
今ではいろいろあんまり基本にとらわれずに組み合わせいろいろで楽しんでます。
もう自己流?はいもう自己流です。
糖分もある程度保存のためには必要なんですけれども手作りならではなのですぐ食べてしまうのであれば糖分だいぶ控える事もできますので。
今日は基本の糖分にしてますのでちょっと甘めではあるんですけれどもここから全然減らしてもらってかまいません。
話してる間に…。
ちょっとフツフツしてきましたね。
フツフツしてきたら火を弱めます。
とろみがついてきますので20分ほどするととろみが…。
今まだシャバシャバッとした感じですけれどもとろみがついてきます。
冷めると更にトロンとしますのであんまり煮過ぎない事もポイントです。
冷まして保存の瓶に入れたものがこちらですね。
黄色が鮮やかで夏らしいですね。
ではこれはかき氷がとってもおいしいので作ってみます。
こんな感じでちょっと…。
どうですかね?シロップをたっぷりと。
これはたっぷりともうかけて。
白と黄色のコントラストもとってもきれいですね。
結構甘酸っぱいので氷とのほんとに相性がいいんですね。
是非食べてみて下さい。
ありがとうございます。
いただきます。
どうですか?う〜ん!甘すぎずこのすっきりした感じはしょうががやっぱり利いてるからなんですね。
しょうががいい働きをしてくれてますよね。
果実感がたっぷりあって食べるシロップですねほんとまさに。
おいしく頂けました。
ではおさらいです。
パイナップルはグラニュー糖を加えて十分に水分が出たところで煮るのがポイントでした。
清潔な保存瓶に入れて冷蔵庫で1週間ほど保存できます。
では続いては「キウイ&ミントシロップ」教えて下さい。
使うのはキウイとミントです。
この組み合わせは?この組み合わせもキウイの甘酸っぱさとそこにミントの清涼感というんですかね?スーッとする清涼感が加わる事でドリンクにとってもよく合うシロップになります。
では切っていきますね。
お願いします。
キウイはどちらかと言うと完熟したものがシロップには向きますのでちょっとおうちでね冷蔵庫に入れずに部屋でキッチンで追熟させてから使って下さい。
その方が甘酸っぱさが引き立ちますので。
やわらかくなりすぎない程度ですか?そうですね。
でももうやわらかくなってしまってちょっと生で食べるにはどうかなっていう時でも。
そんな時もいいですね。
皮をむいて今縦半分縦に4等分にしましたね。
横にも4等分でちょっとこれも大ぶりです。
こちらは結構溶けやすいのでちょっと大きめに切っています。
16等分にしましたね。
1つを大体16等分ですね。
ではこちらも…。
まずお鍋に入れていきます。
結構たっぷりですね。
そうですね。
そしてグラニュー糖ですね。
ちょっとキウイ甘酸っぱさとか…ちょっと酸っぱかったらもう少し増やしてもいいと思いますけどやはりこれも目安で。
こちらも先ほどのようにグラニュー糖を全体にまぶしていきます。
先ほどのパイナップルの時と全く同じ手順ですね。
そして20分煮て冷ましたものがこちらですね。
煮てこれはしっかりと冷めてます。
ちょっとこうとろみが出てますね。
こんなふうにとろみが出てます。
ここにミントです。
熱いうちに加えてしまいますとミントの色も変わってしまいますしせっかくの香りがなくなってしまいますのでしっかり冷めたところに手でちぎって加えて下さい。
包丁を使わない方がいいんですね。
包丁を使うと切った断面がまた黒ずんできたりしますのでこんなふうにラフに手でちぎって。
ちぎると香りがしますね。
ミント全部で2gですね今回。
結構たっぷりと入ります。
これで全体をやはりミントも全体に行き渡るようになじませて。
よく混ぜて保存瓶に入れたものがこちらです。
黄緑色も見た目涼しげですね。
ミントがそして爽やかですから。
そして先ほどからもお話ありましたけれどもドリンクに。
もうこれはドリンクぴったりですね。
炭酸がいいと思います。
という事で用意して頂きました。
ミントの葉もちょっと浮いていて涼やかですね。
ちょっとこうキウイを潰しながら。
ストローで潰しながら飲んで頂いて。
いただきます。
フフフッ。
詰まっちゃいました?あっ口の中全体にこのミントの清涼な香りというのが広がって夏にほんとぴったりですね。
ちょっと疲れた時なんかにさっぱりと気分が変わるかと思います。
そしてドリンク以外にもお勧めの使い方があるそうですね。
ご紹介しますね。
これクラッカー。
これは甘くないクラッカーなんですけどこれにサワークリームを塗ります。
そこに少し…。
ミントを添えて。
ちょっとこうオードブル的なおつまみにもいいですね。
おしゃれですね。
朝食なんかにもいいと思います。
ではちょっと頂いてみます。
いただきます。
う〜んおいしい!サワークリームのこの酸味と甘酸っぱいキウイの組み合わせが絶妙ですね。
これはほんとおつまみにぴったり。
手軽につまめますね。
ではおさらいです。
ミントは色を生かすためキウイが冷めてから加えるのがポイントでした。
こちらも清潔な保存瓶に入れて1週間冷蔵庫で保存できます。
その時期一番おいしい果物をシロップにしてはお友達にプレゼントしているという渡辺さん。
そんな渡辺さんお薦めの「手みやげスタイル」を教えて頂きます。
まず用意するのは…。
瓶とポリ袋ですね。
まず袋に大さじ1と1/2ぐらいを目安にシロップを端っこの方に寄せて加えて入れていきます。
全体に広がらないように入れて下さい。

そしたらこの端っこを使ってキュッと閉じてクルクルクルッとビニールを巻いていきます。
空気を入れないように抜きながら縛るという事ですね。
これで1つシロップカプセルが出来ました。
余分な部分の袋はハサミでカットして下さい。
円すい型で愛らしいね見た目ですし。
この透明な瓶に入れていくんですね。
この瓶がプレゼントにも向くんですけれどもこれはですねこんなふうにシロップを1つ1カプセル入れて氷も入れて。
瓶に氷が入ってカプセルを入れて。
お水とか炭酸とか好きなものを加えてこんなふうに。
もうこれがコップの代わりに。
わ〜!へえ〜。
贈り物として使った瓶渡す時に使った瓶がコップ代わりになるというアイデア教えて頂きました。
さて続いて「ベリーシロップ」を教えて下さい。
こちらは加熱をしないシロップなんですけれどもこのまま漬け込んでいくんですね。
火を入れない。
それはまたうれしいですね。
ブルーベリーが150gラズベリーが150g同量ですね。
こちら今ミックスされてますけどよく洗って水けはちゃんと取っておいて下さい。
グラニュー糖からでした。
グラニュー糖をまず瓶の中に加えていきます。
今回はブルーベリーとラズベリーを合わせた重量の80%のグラニュー糖240gを使っています。
その3/3を今入れましたね。
大体使う果物の80%を目安にして頂いてもっと甘い方がよければ同量でもいいですしもう少し控えたい時は少なめにして下さい。
保存する容器そのものに入れていくんですね。
フルーツは1/3今入りましたね。
こんなふうに順番に。
グラニュー糖が全部に行き渡るように何回かに分けて加えていきます。
ムラなく行き渡るようにという事で。
漬けてる間に全体に行き渡るようにするんですね。
ベリー類は3回に分けてそれからグラニュー糖は4回に分けて。
層になるように重ねて今入れていっています。
こういう作業もちょっとね楽しめますよね。
また最後に入れてしまいますね。
この季節火を使わないというのはまたうれしいですよね。
待ってる時間がとっても楽しいですよ。
最後にグラニュー糖で蓋をします。
こちらですねりんご酢です。
これ果物との相性もいいんですね。
酸味がやわらかいんですけれどもこれを少しですが加える事でちょっと甘すぎず酸味の程よいシロップが出来ます。
りんご酢60m加えました。
これを冷蔵庫で保存するんですけれどもこの時期暑いですので冷蔵庫がいいんですけれども1日2日おきにちょっと振ってあげて様子を見て下さい。
全体になじむようにおいしく出来てねというふうに様子を見てあげて下さい。
瓶を振る事で早めに漬かっていきますので砂糖が全体的に溶けます。
ちょっと振る事を忘れずにして下さい。
そして10日間漬けたものがこちらですね。
わ〜きれいな赤い色ですね。
ラズベリーからだいぶ色が出てやわらかく実がなってますね。
とっても鮮やかなんですけれどもこれドリンクにとてもお薦めです。
その他には朝のヨーグルトとかあとアイスクリームのソースにもこれはもうとてもおいしいです。
という事で今回はアイスクリームに。
これは結構濃厚なバニラアイスですね。
そこにこの甘酸っぱいベリーのシロップをかけていきます。
たっぷりとかけて下さいね。
何か色もかわいいですね。
きれいですね。
こちらが出来上がりです。
バニラアイスと合わせたベリーシロップです。
じゃちょっと一口頂いてみます。
う〜ん!ちょうどいい甘酸っぱさに仕上がってますね。
りんご酢が結構いい仕事をしてますよね。
酸味が加わって。
果実のプチプチ感っていうのを手軽に味わえますねおいしく。
バニラアイスに混ぜ込んでもう一度冷やし固めてもいいですね。
そういう時にクッキーちょっと砕いて入れたりとかそんなアレンジもいいですね。
かけるだけじゃなくて。
そういった楽しみ方もできるという事です。
ではおさらいです。
ベリーシロップは漬け始めて10日目ぐらいが食べ頃だという事です。
りんご酢を加える事で殺菌効果も高まり冷蔵庫で2週間から3週間保存する事ができるという事です。
その季節ならではのおいしい果物を使って贈り物にすると季節感まで何か届けられそうですよね。
そうですよね。
もうそれ手作りならではですよね。
自分で作ったシロップを渡す時はもう我が子をこう…。
みんな友達同士でシロップも行き来するんですけど。
物々交換みたいに。
ええそうなんです。
そんな時はいろんなおうちのシロップが味が楽しめてそんな楽しみもあります。
それが刺激になってまた新しいアイデアが生まれたりもしそうですよね。
他にもこの夏の季節のお薦めの組み合わせだとか果実っていうのありますか?今の季節でしたらプラムとかプルーンなんかも出てきますのでそういうものとあとスパイスを。
今日もしょうがだったりミントだったりっていうスパイスとかハーブのものを使いましたけれどもそういうちょっと果物にプラスすると奥行きが出て…。
甘すぎないしすっきりもするしという事なんですね。
組み合わせを考えていくのもほんとに無限にありますから楽しそうですね。
是非皆さんも試してみて下さい。
今日は渡辺有子さんに教えて頂きました。
(2人)ありがとうございました。

(テーマ音楽)2015/07/20(月) 11:00〜11:25
NHKEテレ1大阪
きょうの料理 ほめられスイーツ「フルーツシロップ」[字]

果物にハーブ等を組み合わせた自家製のフルーツシロップを紹介。かき氷にかけたり、炭酸で割ってドリンクにしたり、ヨーグルトにかけたり様々に使え、お土産にもぴったり。

詳細情報
番組内容
自家製のフルーツシロップは、フレッシュな果物の食感を生かせるだけでなく、ハーブなどと組み合わせてオリジナルの味を作ったり、甘さを調節できるのもメリット。かき氷にぴったりの「パイナップル&ジンジャーシロップ」は、パインの甘さにしょうがのさっぱり風味をプラス。「キウイ&ミントシロップ」はミントの香りがドリンクにぴったり。「ベリーシロップ」はヨーグルトやアイスに。おしゃれなラッピングアイデアも紹介する。
出演者
【講師】料理研究家…渡辺有子,【司会】高橋さとみ

ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
趣味/教育 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0x0808)
EventID:16061(0x3EBD)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: