北朝鮮外交の重鎮が体重20キロ減? 病気の可能性

【ソウル聯合ニュース】先ごろ北朝鮮を訪問した元欧州議会議員のボルフガング・ノバク氏は20日、ソウルで韓国統一部の洪容杓(ホン・ヨンピョ)長官と会談し、北朝鮮の朝鮮労働党で国際部門を統括する姜錫柱(カン・ソクジュ)書記が病気のため体重が20キロ近く減少したと明らかにした。

 ノバク氏は「姜氏の具合が非常に悪かったことに驚いた。彼は病院から出てわれわれを迎えた」と説明。姜氏の体重が20キロ近く減ったように見えたことに衝撃を受けたと述べた。

 姜氏は今月14日、ノバク氏ら欧州の政治家の代表団と会談したとされる。また、北朝鮮の朝鮮中央通信は、姜氏ら北朝鮮代表団がキューバ訪問を終え2日に帰国したと報じていた。

 韓国政府筋は姜氏の健康状態について「最近の写真を見ると健康に異常がある可能性が大きい」とした上で、「ただ、最近キューバを訪問したことなどから、業務は正常に行っていると推測される」との見方を示した。

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