LG有機ELテレビ、上半期の韓国販売1万5千台超

 LG電子は19日、上半期における韓国での有機ELテレビの販売台数が1万5000台を上回ったと発表した。前年同期に比べ10倍以上の増加となった。

 有機ELテレビは自発光する有機EL素材を使用したディスプレーを搭載したテレビ。バックライトが必要な従来のLED(発光ダイオード)テレビに比べ、画面が鮮やかで明るいのが特徴だ。2013年前半に初めて発売されたときは55型曲面有機ELテレビが1500万ウォン(現在のレートで約160万円)ほどと高価だったが、技術の進歩により最近では価格が300万ウォン(約32万円)台にまで下がり、販売が増えている。

 プレミアムシリーズの有機ELテレビ「ウルトラOLED TV」も5-6月に有機ELテレビ全体の販売の25%近くを占めるなど好調だという。

 LG電子韓国営業本部長の崔相奎(チェ・サンギュ)社長は「下半期には多彩なデザインと解像度を備えた製品を発表し、韓国のプレミアムテレビ市場でシェアを伸ばしたい」と話している。

朴淳燦(パク・スンチャン)記者
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