GEAR戦士電童

生活感が滲み出ている背景で申し訳ありません(笑)
これは2000年から2001年にかけてテレビ東京系で放送されていた「GEAR戦士電童」のガチャポンです。
これを撮影するために家捜しして見つけたんですが所々で部品がなくなっててショック。
これ、絶対今じゃ手に入らないと思うんですよ。だってガチャガチャをバラで売ってるお店に行ってもまず見ないですからね。もし見かけた方はご一報くださいまし。とりあえず写真撮る時にいろいろごまかしてます(笑)
ちなみに左から、レオサークル・ユニコーンドリル・電童・キバ・凰牙・ガトリングボアです。一応フルコンプ。
さて。この「GEAR戦士電童」というアニメは小学生二人が電童というギアファイターを操ってナゾの宇宙生命体ガルファから地球を守るというお話です。
監督が今をときめく「ガンダムSEED」の福田監督です。音楽もSEEDと同じ佐橋俊彦氏でございます。
だから、最初SEEDみた時に演出とか音楽とかが電童っぽいなあ…と思ったものです。
電童というのは地球で作られたものではありません。アルクトス星という所から17年前に突然降ってきたロボットです。で、動力源が電池(笑)二人乗りのためにパイロットが二人同時にいろいろな動きをしないといけなくってまるでシンクロナイズドスイミングのようです。
で、脚と腕についているタービンが特徴的。回転させてキックやパンチ!
が、それだけじゃ完全ではなくって、データウェポンという電子生命体をギアコマンダー(電童を動かすためのリモコンのようなものです)にセーブするとそれを武器として使用できるようになります。
同じような装備が凰牙にもあるのですが、こっちは一人乗り。ただそれだけの違いかな。
乗ってるパイロットの技量で最初はすっごく強かったなあ。
データウェポンは全部で7体いるのですが、7対目は一番最後にしか出てこない。
残りの6体は地球で見つかりました。
レオサークル・ユニコーンドリル・ドラゴンフレア・ガトリング・ボア・バイパーウィップ・ブルホーン。
最初の4体は電童に、後の2対は凰牙につきました。
先ほど電池で動くと書いたのですが、ハイパーデンドウデンチというでかい単三電池(笑)が2本いりますが、ファイナルアタックを使うとあっという間にエネルギー切れになるのです。
それを補うために電池換装機「セルファイター」を導入して電池が切れてもすぐに電池交換できるようになって、ファイナルアタックを沢山打てるようになったのです。
次は登場人物の紹介です。
まずは出雲銀河君。そこらにいるガキんちょですね。あの栗のような頭の形がなんともいえない(笑)
頭で考えるよりまず行動するタイプです。
彼は母親の影響で拳法を習っているのでそれが電童の操縦に生かされています。
C-DRIVEというアイドルグループのユキちゃんの大ファンで、実はメル友になってます。
最初電童に乗るのに結構弱気だったんだけど、戦っていくうちにだんだんとみんなを、地球を守らないといけないという使命に目覚めて頑張るようになります。
草薙北斗君。彼が星見町に引っ越してきたところから物語は始まります。サッカーが好きなんだけど頭脳派。
考えなしで行動する銀河を抑える役目もあるのかな。
この子がバカヤローって叫ぶと突然鳳凰が現れて何かやってくれます。
なんかこのシーンってSEEDの種割れシーンじゃん…って思ったらやっぱり監督一緒だしね(笑)
後半で凰牙に乗ります。洗脳もされて捕らえられます。電童のヒロイン(笑)は北斗に決定ですね。
ベガさん。仮面をまとったナイスバディの美人さん(だと思う)で、GEARの副指令でもあります。
ナゾの人物で神出鬼没。ワルキューレというバイクであっという間に戦地に赴いて銀河と北斗にアドバイス。
素手で凰牙に挑む姿はまるで女東方不敗です(爆笑)
その正体はアルクトス星の王女さまでアルテアの妹だったのです!そして北斗のお母さんです。
若いお母さんですねえ(笑)正体がわかった後に基地で銀河に「おばさん」って言われてがくっってなったところに親近感が沸きました。
エリス・ウィラメットちゃん。
GEARアメリカからデータウェポンの研究をするために日本にやってきた少女。銀河と北斗と同級生になるのですが、すでに大学を卒業しているらしい。めちゃくちゃ天才なんだけど、隠れ蓑で小学校に通っています(笑)
頭がいい分運動音痴のようです。すでに大人の中で対等にやりあっているのでちょっと自信過剰なところもあるんだけど、銀河と北斗は普通の同級生として接しています。最後の方では影が薄くなってしまって可哀想でした。
アルテア。
Sanaイチオシのキャラ。最初は太陽の塔のような鉄仮面をかぶって登場。まさしくロボットアニメでお約束の仮面男です。しかもめちゃ強いし。ガルファの戦士として地球にやってきて、データウェポン争奪戦を繰り広げます。
で、ベガさんが自分の妹だとわかったあとはアルテアも実は洗脳されていたことがわかってその洗脳が解けると見事GEARの仲間入り〜。剣を使ったアクションは素敵です〜vvでも地球に戻ってきた後に死んだと思ったのに実は生きてました。紛らわしいなあ、もう。でも生きててよかった。
吉良国進。きらくにすすむと読みます。
こんなふざけた名前の男性、実は本当なら電童に乗ってたはずの人なんですが、銀河と北斗の「バカヤロー」によって電童が起きてしまい、二人をパイロットにしてしまったためにヒーローになりきれなかった可哀想な人です。
でもセルファイターに乗って「ハイパーデンドウデンチ、シュート!!」とか「ブラストオフ!」とヒーローらしい(?)セリフが言えてよかったねえ、吉良国さん。
途中で同じGEARの隊員・浅野愛子とお見合いしたりしてます。最後死んだかと思ったのですが生きててよかったです〜!!
渋谷長官
GEARの最高司令官。今まで私が見てきたアニメの中でトップクラスのいい長官(笑)
でもあのサザエさんヘアは笑えました〜。みんなのお父さんみたいな存在ですね。
何気に秘密を抱えていて、ベガの正体やらどうしてGEARが作られたのかとかいろんなこと知ってます。おそらく。
ドクター井上
まだ若いのに額が光り輝いています…。この人はメカニック担当なんですが、元々は玩具メーカーで働いていた人らしい。いろいろな小物を作ったりもしていますね。銀河と北斗のリストバンドとか。
とにかくメカが大好きな人です。
螺旋城の3バカ(笑)機獣(アブゾルート・グルメイ・ウィッター)
最初に侵攻してきた螺旋城にいる3人(単位がわかんないのでとりあえず人ね)なんですが、地球の情報をさぐろうとチップを地球に送り込み、そのチップが人間の姿を取り込むんです。
オカマとハゲおやじと工事現場の兄ちゃん。で、さぐりを入れては螺旋城に出撃命令を出して攻撃させるんですけどことごとく失敗。電童復活の手助けまでする始末。アルテアにもバカにされてます。
螺旋城がやばくなった時に一人ずつ出撃して一人ずつ死んだはずなのに、チップが生き残っていたんですよ!不思議すぎる(汗)
出撃する時に本体に吸い込まれたはずなのに!
結局彼らはゼロにも見捨てられたのでGEARで働くようになりました。世渡り上手だ・・。
スバル
アルテアの弟としてガルファに育てられた少年。でも実はアルクトス星の生き残りの女性の子供である。アルテアがガルファの元を去った後、自分が凰牙に乗るために北斗をさらって仲間にしようとしたんですが、あえなく失敗。自分でケリをつけようとするが部下(?)のゼロの裏切りで死に掛けた所を北斗に助けられてそのままGEARに。
ガルファと地球のあまりの環境や習慣の違いに戸惑いますが次第に仲間達と打ち解けていきます。
ゼロ
ラスボス(笑)いわゆるガルファ本体の分身みたいなものです。スキンヘッドで白スーツ(笑)だけどめちゃくちゃ強くってどんだけやっつけても生き返る人(?)です。
最後は自らも機獣になってフォームアップしました。
うーん、こんなところかしら。
個人的に一番すきなのはアルテア。特に仮面取れて味方になったあたりから萌え。
それまでは吉良国さんでした。裏切り者といわれたことが(笑)
あと、紹介はしてませんが、銀河のパパもいいですねー。外国かぶれというか、なじみすぎというか。
カンが鋭いらしいが、そうは見えない(笑)でも銀河の事をすごく思ってくれているいいパパなんですよね。速水奨さん大熱演(笑)
この作品のいい所はとにかく死人が出ていないこと。
アルテアや吉良国さんは死んだか?と思われていたら実は生きていたのですごくうれしかったですねえ。ゼロに関しては元々「人」じゃないし。3バカ機獣たちにしても、敵のはずなのに何故か最後はGEARにいるし。
ロボットアニメって死んじゃうキャラいっぱいいるんですけど、死人を出さないというのはなかなか素晴らしいことだと思います。
もうひとつ、データウェポンについて。
彼らは先ほど述べましたが全部で7体いるのですが、7体目は最後の最後にようやく実体化します。
銀河と北斗がお互いがお互いを信じあう心が7体目を呼び出しました。
ここで一人ナゾの少女が出てくるのですが、水色の髪の少女はあのベガさんの幼い頃の姿。
電童・凰牙を勝利へと導くカギとなる存在かな。
この少女こそが、7体目の仮の姿。実際はフェニックスなんですが。
フェニックスより前に「超獣王輝牙(きば)」というユニコーンドリルとレオサークルが合体した姿のデータウェポンも登場。
実はこの少女が出てくるときにはキーワードがあったりします。
電童が大ピンチでどうしようもなくって「バカヤロー!!!」って銀河と北斗が同時に叫ぶと現れるんですよ(笑)
残りの6体・・・というかファイルセーブした6体は銀河と北斗のお友達状態になってますね。
逆に戦う意志を失うとお友達じゃなくなってしまうという。あっさりしてます(笑)
最後はスタッフや出演者について。
福田監督は先ほど言ったとおり。
キャラデザインの久行宏和さん!この人のキャラすごく好きです。丁寧ですよね!絵が!
今放映中の「舞 Hi-ME」で活躍中ですvvできたらSEEDのデザインもこの人の方がよ・・・ごにょごにょ。
北斗役の進藤尚美さんはこの作品で初の主役かな。新人さんだったそうです。
今はカガリ役が超有名ですね。
スバル役の鈴村健一さんは種Dのシン役。ベガ役の三石琴乃さんはマリュー役。
吉良国進役の野島健児さんは種Dのユウナ・ロマ役。
こんなとこですかね。
この作品はレンタルではあまり見かけないんで気軽に見てくださいって言えないのがツライんですが、とにかくオススメなんですよ〜。
ガンダムSEED作った人が作ったって感じにはあまり見えないかも。
というわけで無理やり終わってみます。
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