伊集院光

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20日放送のラジオ番組「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ)で、伊集院光が、森喜朗元首相の新国立競技場に関する発言に苦言を呈した。

この日、伊集院はザハ・ハディド氏がデザインした新国立競技場に言及。ザハ氏が、斬新すぎるデザインゆえに「アンビルドの女王」と呼ばれていることに触れ、「とんかつ屋が、『届かない出前』って呼ばれるようなもん」と皮肉な例えで笑いを誘うなど、トークを繰り広げていた。そのなかで伊集院は、森氏のある発言を話題に上げた。

森氏は18日に放送された「激論!クロスファイア」(BS朝日)で、新国立競技場のデザインについて「僕はもともと、あのスタイルは嫌だった」「生ガキをドロッと垂らしたようなデザイン」と言い放ったという。

これに対し伊集院は、「(森元首相が)一番面白い悪口を言うのは、ありなのかね?」と苦言を呈した。新国立競技場の形状に関しては、「あの形、変だなって思ってるよ、思ってる人いっぱいいる」と説明。その上で、伊集院は「世界的に斬新なデザイナーが作ったって褒め称えちゃった分さ、あの形がやべえって言えないところがある」と推察したのだ。

また、新国立競技場に反対しているコメンテーターでさえも「あの形は奇抜過ぎて、金がかかり過ぎるから、もっとシンプルにした方が良い」といった発言が限界だと、伊集院は持論を展開。

そんな状況下において、森氏が「生ガキ」と発言したことについて、伊集院は改めて「そこまで(悪口)言うの?急速に」と納得のいかない様子をみせていた。

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