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首相 安保法案「参院審議で分かりやすく説明」
7月20日 19時18分

首相 安保法案「参院審議で分かりやすく説明」
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安倍総理大臣は20日、民放の番組に出演し、先週衆議院を通過した安全保障関連法案について、国民の理解を得るために、参議院の審議を通じて分かりやすく説明し、野党側の理解が得られるよう努力していく考えを示しました。
この中で、安倍総理大臣は、安全保障関連法案について、「国民の理解をまだ頂いていないということは、そのとおりだ。『戦争法案や徴兵制というのは間違っている』ということを参議院の審議を通じて分かりやすく説明していきたい。与党の質疑時間が増えれば、いろんな角度で説明するチャンスが増えてくる」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は、野党側との法案の修正協議の可能性に関連し、「民主党は『憲法違反だ』と言って協議に乗ってくる姿勢はない。維新の党に、一つの考え方を出して頂いた結果、議論もかみ合ってきたので、参議院に移っても当然、話し合いは続いていく。安全保障に関わる法律はできるだけ、一致点を見いだす努力をする責任が、お互いにある」と述べ、野党側の理解が得られるよう努力する考えを示しました。
一方、安倍総理大臣は、各種の世論調査で内閣支持率が下がっていることについて、「支持率だけを大切にするのであれば、安全保障関連法案を通そうとは思わない。支持率のために政治をやっているのではなく、支持をいただきながら、やるべきことはやっていきたいと思うし、私たちの先輩もそうだった」と述べました。
また、安倍総理大臣は、先週、東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新しい国立競技場の整備計画を白紙から見直す方針を表明したことに関連し、「最終的には私の責任だ。オリンピックまでに間に合わせ、新しい国立競技場で新たな感動を生み出す大会にする責任を果たしていきたい」と述べました。

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