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【プロ野球】原巨人が奪首 沢村、イニングまたいでゼロ封2015年7月21日 紙面から
◇巨人2−0阪神巨人が連敗を4で止め、勝率を5割に戻し、首位に浮上した。マイコラスが7イニング無失点で6勝目。8回から継投も決まった。1回に坂本の適時打で先制し、9回に長野のソロで加点した。阪神は6、7、8回と得点圏に進めた走者を生かせなかった。 ◇ 勝利にかける執念が違った。巨人・原監督の必死の継投が実り、首位奪取に成功。後半戦の初戦を白星で飾り、勝率を5割に戻した。指揮官は「うちの今年の戦い方。特に驚いていない」と涼しげに振り返ったが、鬼のタクトで勝利を引き寄せた。 迷わず決断した。1−0の8回だ。好投のマイコラスを降板させ、リリーフ陣で逃げ切りを図った。山口、マシソンとつないだが、2死一、二塁とピンチが拡大。すると「ひとりの力で野球は勝つことはできない」と、今季初めて守護神の沢村を8回から投入した。 沢村はマートンを三ゴロに仕留め、ピンチを脱出。9回も無失点で締め、連敗を4で止めた。「毎試合大事だけど、今日は(後半戦開幕で)再スタートなので」と沢村。原監督の思いをきっちりくみ取り、遮二無二、腕を振った。 開幕前、原監督は今季から守護神に指名した沢村と、ひとつの約束を交わした。「成功しているクローザーを見てみろ。みんなポーカーフェースだろう。お前さんも鬼になろう。鬼は泣かないし、笑わないんだ」。“鬼魔神”沢村はこれで21セーブ。指揮官の期待に、しっかり応えている。 首位奪取の話題に「まだまだ。一戦必勝が大事になる」と手綱を締めた原監督。価値ある勝利を弾みに、後半戦は一気に突っ走る。 (佐藤啓) PR情報
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