エイジハラスメント #2 2015.07.16


現代社会はハラスメントに溢れている
(大沢百合子)本当にあなた嫌われバイ菌まき散らしすぎなの。
セクハラパワハラモラハラまだまだある
だが日本には昔から存在しながらもあまり表面化されてこなかったハラスメントがある
女性を年齢で差別しあざ笑う
(野田ミカ)あいつが入ったせいで辞めさせられたようなもんだよ。
(高橋心音)許せない。
(高山徹太郎)若い子が好きなんだそうだ。
長く生きて円熟味を増す事が評価されず美しい若さばかりをもてはやす
あなた若さ以外にスキルある?
(田中春佳)吉井さんなら何か変えられるかも。
そうエイジハラスメント
略してエイハラ
言ったでしょ?お茶出しも大事な仕事なのよ。
(吉井英美里)テメエ…五寸釘ぶちこむぞ。
そんなに大事な仕事なら課長やってください。
(浅野誠)そんな言い方ないでしょ?エイハラパワハラモラハラオールハラのデパートでどこにも引き取り手のない次長に言われたくありません。
うっ…。
あとでゆっくり吉井君の話は…。
話しておくから謝っておくから了解を取っておくから考えておくから…。
部長はあとであとであとでとその場しのぎだけじゃないですか!
これはハラスメントと闘う総務の女の物語である
私会社辞めます。
総務の仕事を好きになろうと頑張ったつもりですが私には無理です。
私ここで若い時間を無駄にしたくないんです。
もし別の部署に移してもらったとしても上司を怒鳴って異動を勝ち取った女だとなって仕事がやりにくくなるでしょうし誰も別に私と本気で関わりたくはないと思います。
だったら何か新しい仕事を探したいと思います。
(ミカ)辞めるしかないよ。
あれだけ言いたい事言っちゃ。
(平本大輔)いやでもいなくなると寂しくなるよな…。
せっかく掃きだめに鶴…。
すいません!
(阿部真理亜)悪かったわね私ら掃きだめで。
辞めるだろうな…。
残ったって針のむしろだし。
(真理亜)だけど次の仕事なんてなかなか見つかんないですよ。
ましてやこんな一流企業の正社員なんか。
今日で辞めるみたいね。
退職願の書き方。
(ため息)
(ノック)誰?お父さん!
(吉井高男)よう。
えっどうしたの?突然。
ええ今朝来たんだわ。
寄る気なかったから土産もなくてごめんな。
いいけど飛行機代大丈夫?格安エアラインだよ。
飛行機代使ってでも昔の友達やなんかから金借りなきゃっていう状態になってさ。
いや〜でも誰にも言い出せなかった。
金貸してくれって。
なんか作ろうか?ナスしかないけど。
ああいいいい。
おい母さんが昼飯用に持たせてくれたんだけど食う時間なかったからこれでいい…ほら。
ドーン。
じゃあお茶いれるね。
温かいのと冷たいのどっちがいい?冷たいの。
いや〜でもな会う奴会う奴みんな言うんだ。
「娘さん帝都物産に入ったんだって?」。
「大したもんだね。
あんだけ美人で一流大学出て帝都に入る娘。
先が楽しみだね。
俺もあんな娘欲しいよ」。
「吉井さん勝ち組だね」って。
一人残らずみんな言うんだわ。
はい。
あっありがとう。
でもなそこまでお前の事をうらやましがられて金貸せって言えねえべ。
でも店の事みんな知ってるんでしょ?50で会社辞めて郷里で居酒屋始めたって事はみんな知ってるべ。
けど2年で潰れたって事は誰も知らねえべ。
みんな店はどうだ?って聞くからさあんな小洒落た店は北海道にはねえから大繁盛よって答えといた。
ハハハ…。
何金借りねえんだからバラす事ないでしょ。
現実には5000万の借金があるってのにね。
でも金貸してくれって言わなくてよかったわ。
そんな事言ったら最後友達関係おしまいだべ。
冷静になるとよくわかるわ。
でも嬉しいもんだな。
フフ…。
娘が褒められるってのは。
こんな辞め方をする事申し訳なく思っております。
今の話あなたの願望として聞いておくわ。
会社を辞めたいという願望。
何かを決める時熱い状態で決めては絶対に駄目。
あなたが辞めたがってる事部長にも次長にも誰にも言わないでおく。
熱くなってる今決めちゃ駄目。
(高男)ハア…。
なんだよ?心配すんなって。
今までだってなんかあるたんびに「テメエ五寸釘ぶちこむぞ!」って腹の中で叫んで乗り越えてきたんだから。
お父さん3万円くらいなら今渡せるよ。
いいいい。
いいからもう。
今月分はもうもらったから。
いいって。
いやでも。
いいから。
肉でも食え。
なっ?ほら。
うん。
あっお母さんにおにぎり美味しかったって。
うん。
言っとく。
父は東京タワーが出来た日に生まれた
世界一高い男になれとつけられた高男という名前
(高男)東京はなとにかく変な奴が多いからな。
気をつけないと駄目だぞ。
わかった。

(社員)あっあの子だよ。
部長たちを…。
ああ怒鳴り飛ばしたって子。
きれいじゃん。
あの子ですよさっき話してたの。
あっえ?なんで来てるの?よく来れる…。
すごい。
権藤常務だ!おはよう。
君何か面白い事やったらしいね。
いえ。
おはようございます。
思ったとおりにやりなさい。
女性が輝く会社のためにどんどん風穴開けて。
ハハハ…。

(ドアの開閉音)着替えてないという事は…。
謝るためです。
辞めません。
反省しました。
今度こそ総務課員として精一杯やります。
課長には本当にお詫び申し上げます。
よかった。
今度こそよ。
はい。
今度こそ。
でも1つ罰がある。
罰?8月8日社員家族夏祭りがあるでしょ?それやってもらう。
はい。
あなたが最も嫌う雑用の山総務がやって初めて動くってわかるわ。
はい。
やります。
まったく辞めると思ってたよ。
シャラッと謝って回るもんね。
ツラの皮厚すぎ。
派遣の私としてはわかる気もする。
こんだけのお給料もらってて正社員だもん。
辞められないよ。
いつも薬飲んでますけど体調悪いんですか?まさかサプリメントよ。
その努力の積み重ねが美肌や若さを作るんですね。
ねえ。
桂子さん見てると実感する。
何言ってんの。
私47よ。
前からずっと思ってたんですけど中里さんって平気で年言いますよね。
そうそう。
隠す人多いのに。
書類で年齢非公開って書く人とかあと外国では年言わないとか言う人いるじゃない?かっこ悪い。
年を気にしてる証拠。
はい私は47です。
はい見えません。
でも吉井さんの前に出たらちゃんと47に…。
はい?あっ…いや〜私はほら自然が一番っつってなんにもやらないんですよ。
とにかく辞めないでくれてホッとしたわよ。
夏祭りの雑用で人手が足りないんだから。
(保科晶彦)それに新入社員に手間ひまかけて金かけてるのに4カ月かそこらで辞められちゃ百合子の失点になるもんな。
そうよ。
別に大きく育たなくていいの。
嫌がらずに雑用をちゃんとやれる子になってくれりゃいいのよ。
それが総務だもんな。
今馬鹿にした?してないしてない。
総務がなんでもやってくれるからこっちは仕事出来るんで。
お疲れさまでした。
お疲れさまでした。
あっお父さん?やっぱり3万円振り込んどいたから。
うん?大丈夫だって。
課長が私に期待してくれてるの。
うん。
うん。
だから頑張る。
お母さんによろしくね。

(井川)ええ盆踊りなど遊びの準備も模擬店の準備ももうほぼ出来ていますが今ならまだ間に合います。
他に何かアイデアありますか?はい。
(井川)あっどうぞ。
私資料だけ読んできたんですけどゆるキャラを作ったらどうでしょう?おお!
(心音)間に合うわけないでしょ。
これからデザインとかして着ぐるみ作れるわけないじゃない。
頭に被るお面みたいなものを紙で作ったらいいかと思ったんです。
テイトちゃんって名前にして。
ああそれ子供喜ぶかも。
親もペアで被って。
(伊倉)広報に頼めば至急デザインしてくれるとこあるんじゃないかな?もう一つパパやママの職場を案内するのはいかがでしょうか?これはやってる会社も多いようで。
商社なんて案内したって何もないじゃない机と椅子だけで。
子供喜ばないよ。
ここでパパは仕事してるんだって見るだけでなんか誇らしい気持ちにならないでしょうか?
(平本)うん…それ絶対ウケると思いますよねえ。
ウケるけど総務の仕事どんどん増えますね。
私派遣なのに。
(平本)あっすいません。
いいんですよ派遣に謝らなくても。
(平本)いやすいません!
(伊倉)俺もウケると思うんだけど各セクションが当日説明役を出せるかみんなで確認してそれからだね。
(真理亜)やっぱりどんどん増えますね仕事。
私もやりますから。
じゃあ吉井さんまず野田さんと高橋さんと広報行ってゆるキャラのお面交渉してきて。
はい。
みんなどんどん増えます仕事。
(北田浩一)急すぎる…。
けど英美里ちゃんには来年の入社案内の表紙を強引に頼んだ手前断れないよな。
本当ですか?嬉しいです。
(有川修)よう!英美里ちゃんどうした?夏祭りの事でお願いがございまして…。
ほ〜う英美里ちゃんの言う事なら聞くから。
(北田)英美里ちゃん課長自らこう言ってますから。
ありがとうございます。
(有川)毎年色々考えて総務も暇だね。
(ミカ)暇ではなく社員同士の交流を深める事が総務の大事な仕事ですから。
早くも英美里ちゃん見上げた総務魂だ。
いえ…それは私じゃなくて…。
(保科)総務の大沢課長から連絡あってな夏祭りで家族に職場を見せるんだってよ。
(増田正則)へえ〜。
繊維の説明役やってよ。
え?俺がですか?
(保科)ああ。
各部から1人ずつ出すんだって。
なっ?わかりました。
よろしく!何をやってんだよ!アベヤマ電機にまだ礼状出してないだろ?先方から届きましたか?って連絡があったぞ。
昨日の午前中に届きましてすぐに礼状を出したので明日には届きます。
電話かメールで少しでも早く礼を言うのが普通だろ!使えないな…ったく。
礼状ですからきちんと封書の方がいいと思いまして。
遅けりゃなんの意味もないんだよ!もういい!夏祭りの盆踊りの準備でご多忙の中難しいお仕事をお願いしてすみませんでした!申し訳ありません。
ああっ!いいお店ですね。
吉井さん希望してなかった総務で何かと面倒な奴らと大変そうだからほんの慰労会。
ってこれセクハラになんのか?いやパワハラか?でも俺パワーないからな…。
フフフ…。
大丈夫ですよ。
長く病気で休んでたって伺いましたけどお酒いいんですか?うん。
適量ならね。
今日の礼状の件もしメールで出してたら部長絶対怒鳴ってますよ。
馬鹿野郎!メールで済ます奴があるか!そんな事もわからねえでなんのために年食ってんだ。
サンドバッグだから俺。
なんであんなにいじめるんですか…。
会社ってとこは能力のある人間ほど自分に苛立つようになってるんだよ。
自分が持つ能力だけでは日の当たる場所に行けないからね。
運が大きい。
どうにもならない運ばかりは。
だから苛立つ。
サンドバッグが欲しくなる。
ハラスメントやる。
伊倉さんサンドバッグやられてどうして会社辞めないんですか?辞めたら食えない事もあるけど病気して生死の境さまよって奇跡的に生還してふっと思った。
人って生きてるだけで得してるんだって。
俺すごい得したなって。
そしたらなんだかサンドバッグ部長もハラのデパート次長も言う事聞かないうちの息子もみんな面白くなってさ。
苛立つ事は?全然ない。
得してるんだから。
(井川)入り口こちらです。
はーい。
あとで盆踊りもありますのでぜひご参加ください。
(井川)どうぞー!ハア…疲れた。
あれ?風船は?井川君に任せた。
ちょっと…ちょっと待って。
はいどうぞ。
取れたねー。
おめでとう。
盆踊りの時はスタンドマイクはその辺に。
おっうまいねー。
ああ…お持ちしますよ。
(平本)冷たい!冷たい…ああ…。
顔はやめて。
顔は…なんで顔ばっかり…。
ご苦労さん。
(高山京子)あなた。
あなた。
おお来たか。
あっやっといた。
女房。
えっ若っ。
(京子)こちらこそ高山がお世話になっております。
あっこちらこそいつもよくしてもらってます。
いえいえ。
あっ…あのこれつまらないものですが…。
わざわざありがとうございます。
とんでもございません。
あの…今後ともどうぞよろしくお願い致します。
皆さんぜひうちにも遊びに来てください。
高山が育てたハーブで美味しい料理作ってくれますから。
ねっ?部長はご自宅でもお優しいんですね。
とっても。
じゃあ私はこれで。
うん。
気をつけてな。
じゃあ失礼します。
おばちゃんどいて!おばちゃんも!おばちゃん?お姉ちゃんこっち。
ガーン。
子供ってはっきりしてるよね。
おばちゃんとお姉ちゃん一瞬で認識するのね。
なーんちゃって。
職場説明の役を言われたからしょうがなくて来たけどこんなイベント本当迷惑だよなー。
今日はよろしくお願い致します。
女房子供連れてさ。
総務は他に仕事ないのかって思うよ。
こっちは忙しいのに。
ご家族に楽しんで頂ける事が総務の仕事ですから。
そうですか。
わっ!
(増田ひとみ)ごめんなさい。
こらっさやか!ああ…大丈夫。
大丈夫です。
よくもずぶ濡れにしてくれたな。
ただじゃおかんぞ〜!
(笑い声)僕もかけて。
おばちゃん僕にも水かけて。
おばちゃん?ごめん。
ああ中里さんはスーパーボールすくいなんかじゃなくて水のないところに回してもらえば?ほら冷えはおばさんの大敵だぞ。
なんちゃって。
ご配慮ありがとうございます。
いやいや君は若いんだけどうちの娘みたいな格好されててもやっぱりイタいっていうか。
これ親心だぞってか。
(真理亜)ハハハハ…。
高橋さん先にお昼行くからここ代わって。
あ…はい。
行きましょ。
(真理亜)はーい。
やばくね?えっ俺?教えてほしいの。
直すから。
私のどこがイタい?え?別に。
あなたさっきの笑いは同意したからでしょ?直したいの私。
どこがイタい?いや…別に。
じゃあなんで笑ったの?え…イタいと思ったからでしょ?私のどこがイタい?わ…笑ったのは単におかしかったからで…そんなに傷つけたなら謝ります。
それに派遣の分際で社員さんの事をイタいなんて笑えませんよ。
なるほど。
心ではいつも笑ってたって事ね。
私はね心ではいつもあなたってイタい人だなって思ってた。
フフフ…。
あなたみたいな年の取り方はしたくないなって。
イタいってミニはいたり若作りしたりして頑張ってでも顔がその若作りについていけなくてでも本人はいい気で頑張る。
普通そういう中高年の事を言うんじゃないですか?私は何もやってませんから。
まんま私って事ね?本当にイタい女はね自然体と不精をごっちゃにしてる中高年よ。
肌の手入れも体のシェイプもせず毛穴開きまくりの二重あご三段腹でナチュラルが好きなの。
ちゃんちゃらおかしい。
それは不精っていうの。
一番イタいおばさん。
まんま私の事ですね。
ふう…なら私派遣クビになってもいいからお教えします。
イタい女の特徴。
(真理亜)イタい女は年を隠さないんです。
(真理亜)隠さない裏にはその年には見えないでしょっていう自信があるんです。
ちゃんちゃらおかしい。
見えますよ十分47歳に。
なのに見えないと思う自信で若作りに励むからイタいんです。
ちょっと!何サボってるの?どうでもいい事で揉めないで。
今日の一大イベント総務は失敗出来ないのよ!申し訳ありませんでした。
つい…。
私も…。
課長私クビにしてください!熱い時に言わないで冷静になってから決めてください。
そのとおりよ。
早く現場に戻って。
イタいって言葉昔なかったよね…。
いい年と呼ばれる女性たちが若々しくなってからよね。
私の母親の時代は当たり前に悪あがきせずに年を取ってたのにいつの間にか若い事が何より大切何よりもてはやされるってなっちゃって…。
私…言いにくいんですけど…。
中里さんは独身だから言われる気がします。
課長みたいに家族を持っていて子供もいる人は…。
イタくない?はい。
変に頑張ってる感じがしないですから夫や子供がいる人は。
じゃあありがた〜いうちの夫と子供を紹介するわ。
はい。
(大沢直哉)ほら出来た!
(大沢麻衣子)あっママ来た!新入社員の吉井英美里さん。
夫の直哉と娘の麻衣子6歳。
どうぞよろしく。
こんにちは!こちらこそよろしくお願い致します。
ママ一緒に帰れる?ママ後片付けとかあって帰れないの。
あ…私たちでやりますよ。
麻衣子ちゃん5時まで待てる?そしたら一緒に帰れるよ。
じゃあどこかでお茶飲んで待ってるよ。
いいいい。
まさか課長が職場放棄して帰れないでしょ。
そりゃそうだな。
あ…吉井さんそろそろ職場案内お願いします。
はい。
(増田)こちらでーす。
はいどうぞ〜!
(増田)はい。
どんどん入ってくださいね。
はい。
こちらが皆さんのパパが働いている繊維という部門です。
僕もここで働いています。
(増田)今日はね土曜日でお休みですが人がこうやっているのはみんな海外とやり取りをしているんです。
(健斗)あっパパだ!
(母親)行っちゃ駄目!パパお仕事中。
ね?いいよ!中入って。
みんなパパのところ行きな。
(子供たち)やったー!
(母親)すみません。
あちょっと!
(健斗)パパー!
(父親)よく来た健斗!ほら。
すごいところで働いてるね。
パパすごいよこれ!
(父親)すごいだろ?繊維第1志望だったんだって?はい。
でも今は総務が面白いです。
暇だから?忙しいですよ。
またまた〜。
言っちゃえ言っちゃえよ。
誰にも言わないからさ。
本当です。
(増田)本当に?ハア〜くたびれた夏祭り。
片付けまだやってるんだろ?みんな早く帰してくれた。
家族が待ってるだろうって?ハハ…悪い奴だな。
今日若い子に課長は家庭があるからイタくならないって言われたけど私…家庭以外の時間があるからイタくないんだと思う。
家庭は女をきれいにしないからな。
まあ家庭もなく男もなく自分だけできれいになろうと頑張る女が一番イタいけど。
私は?自信持っていい?いい?25以上は女じゃないってそう思ってる俺が付き合ってるんだから。

(浅野)ご苦労さま〜。
これで全部終了だね?はい。
あらっ!ほうき持ってる22歳はシンデレラみたいだね。
47歳は…ほうきに跨って飛んでいく魔法使いのおばあさんみたいだね。
なーんちゃって。
(桂子)私本気でコンプライアンス委員会に訴えますよ。
訴えて当然です。
あんたは黙ってて!もう本当冗談通じないんだから〜。
今日は部屋で打ち上げやるからみんな出席してね〜!
(電話)はい高山です。
ええ総務部長ですが…。
あっ!え?何があったんですか?いや…今繊維の保科課長が来てから。
保科?うん。
何か…?遅れてすいません。
出がけに増田の奥さんから僕にも電話がありまして。
(ノック)失礼します。
吉井さん…。
何があったんですか?繊維二課の増田君知ってるよね?昨日職場案内してくれた。
はい。
彼の奥さんから僕に直接連絡があってね。
おたくの吉井っていう人とうちの夫が…不倫してるって。
えっ!?昨日の夏祭りで初めて会ったんですよ?うん…。
申し訳ありません。
総務部長にまでご迷惑をかけて。
あの…まだ増田には何も話してないんですが奥さんは間違いないって相当思い詰めてます。
私困ります。
何もないって事はわかるんだけど誤解される君も悪いよな。
いや吉井さんは何も悪くないですよ。
実は奥さんのほうが8つ年上で結婚当初はよかったんですけど年を重ねるうちにだんだんコンプレックスになっていってるらしくて…。
増田に望まれて結婚したんですから自信持てばいいんですが…。
自分だけが40の大台に乗ったら夫が30代前半というのがこたえてるんでしょうね。
ふ〜んそんなもんかね…。
とにかく吉井とは何もありませんから保科課長増田君ときちっと対応して。
わかりました。
まあ…彼には女の気配しませんから。
いや〜わかんないよ〜。
不倫なんてものは隠れてうまくやるからね〜。
意外な奴らがホテルでこっそり会ってたり路チューとかやったりしてるんだよ〜。
フッフッフッフッ…。
ハハ…。
酒女金…。
サラリーマン人生はこのどれか1つで終わる。
それと今はハラスメントか。
(保科)はい…。
とにかくあの奥さんをこれ以上逆上させないでくれ。
わかりました。
おっとっと…。
フフ…。
あ〜。
吉井さんごめんね。
心配しないで。
お疲れ。
お疲れさまです。
(ミカ)お先に失礼しまーす。
(心音)失礼しまーす。
打ち上げちょっと出て帰れよ。
急ぎの用があって。
すいません。
私も。
(佐田)いや乾杯だけでもさ…。
私はほうきに跨って消えま〜す。
ガン!え?どういう事だよ?
(浅野)いやいやいや…。
あっ吉井さんは残ってね。
ほら課長が会議から戻ってきて女性がいないんじゃあれだからさ。
ね。
(佐田)どうぞどうぞ。
では私もこれで。
えっ帰るんですか?帰れ帰れ!辛気くさい奴が一緒にいるとビールもまずくなるからな。
ハハハハ!ひどいな俺も。
失礼します。
お疲れ!
(浅野)お疲れさまでした〜。
(井川)はいじゃあ乾杯します?
(平本)あっあっすいません!ではお疲れさま。
(浅野)お疲れさまです!お疲れさまでした。
(拍手)あ〜!しかし課長よく働きますね〜。
昨日もお面かぶって会場中回ってね。
それで中里さんとアヴェマリアの揉め事の仲裁にも入ったんですからね〜。
なんだよ?揉め事って。
なんかイタい女だとかイタくない女だとか…。
ねえ?吉井さん。
いや…私はよく知りません。
今ね男もイタいのいますよ。
いい年になってるのに昔の自分みたいな服着たり体作ったり。
いるいる!いますね。
イタいって言葉は年寄りにはきついよな〜。
若くあろうと頑張ってる人間を惨めにさせるよ。
だから陰で言うんですよ。
その人の前でイタいとは絶対に言いません。
ね?さあ?私はわかりません。
(浅野)僕ね課長がイタいと思うんですよ。
いやまあ陰だから言うんですけど女で一番お面が似合わなかったの課長だよね。
(平本の笑い声)お面は仕事ですから。
(佐田)俺も中里さんやアヴェマリアより課長がイタいと思ったな〜。
(浅野)ねっ!他の人と自分は違うという自信が見えてイタい。
他の人と全く違わないのにってか?フフフフフ!かわいそうだよそれは。
頑張ってるんだから。
まあそうですね。
僕ねイタく見える年齢のライン発見したんですよ。
えっなんですか?それ。
(井川)風邪とか花粉症でマスクつけるでしょ。
そのマスクのひもの痕がなかなか消えない年齢は頑張るとイタい。
(平本)ハハハハ…!うまい!ハハハ…。
ハハハハ…。
(佐田)そうなったらもうあれだね。
アハハハ!いや…。
あっ…。
会議終わられたんですか?部長たちみんなまだ打ち上げやってます。
あなた…私をイタいって言ってたわね。
え?言ってません。
私じゃありません。
じゃあなんで笑ったの?それは課長の事じゃなくて…。
私のどこがイタい?直すから教えて。
どこがイタい?あなたの事は随分カバーしたつもりだったけど裏で馬鹿にしてたとは…。
大したご恩返し頂いたわ。
笑ったのは…。
私が中里さんと真理亜さんの仲裁に入った時も腹の中で笑ってたんでしょ。
一番イタいの自分じゃないの?って…。
おめでたいわ…。
イタいなんて言葉私とは関係ないと思い込んでたんだから。
あなたも家庭がある人は違うとかうまい事言うし…。
私みたいなおばさんはイタいって言われるのが一番の屈辱なの…。
教えて?どこがイタい?直すから若い人の目線で教えて?私…。
課長の事イタいなんて思った事ありません!お先に失礼します。
今日さ…うちのある社員の年上女房から電話があってさうちの旦那が吉井と不倫してるって。
(2人)えっ!?いや電話ならまだしも直接怒鳴り込んでくる奥さんとかいますからね。
不倫されて自分はもう女の現役じゃないと思ったんでしょうね。
課長遅いっすね。
すいません自分…やっぱ女の課長駄目っす。
すいません!自分が体育会系で筋肉人生歩んできたからだと思うんですけどやっぱ女に叱られたくないっす。
すいません!若いのに情けねえ差別だなあんた。
(平本)すいません。
でもなんでだろう?叱られてる男の部下よりも叱ってる女の上司のほうがイタくないっすか?頑張りと自信が見えるからですよ。
おい。
そういう事絶対外で口にしちゃ駄目だぞ。
総務は輝く女社会の旗振る場所なんだから。
年齢も能力も関係なく女と見たら誰でも立てとけ。
(井川)わかりました。
(浅野)井川ウイスキーあったろ。
あっ…申し訳ないですけどそろそろ俺…。
いやいやいやいや…まだこれからっすよ?子供の延長保育ちょっと迎えがもうギリギリで…。
申し訳ない。
帰れ帰れ!女房と家庭は立てとくが平和。
すいません。
じゃあお先に!お疲れさまでした。
(平本)お疲れさまでした!
(浅野)お疲れさまでした。
でもあれは…イタいっていうかイタイタしいよね。
限度まで育休取って今でもなんだかんだ子供の用事だっつって遅刻するわ早退するわでしょう。
(井川)子育ては夫婦でするものですよ。
佐田さんのやってる事は当たり前です。
正直当てになんないんだよ!突然休んだりさいきなり早退されたりしちゃ!今の男へのマタニティーハラスメントですよ部長。
(平本)あっ!
(浅野)そうだ。
あっ!お前に「あっ!」って言われたくないよ。
やってらんねえっつうんだよこっちは!ねえこっちとこっちどっちが年相応に見える?ん?こっち頑張りすぎ?あ〜…かも。
あ…こっちはいい?うん。
ねえ。
私…イタい?え?どこかケガしたのか?痛いんなら早めに医者行けよ。
俺さ前からメマトイの研究してるだろ?小さいハエの仲間でさ。
メマトイって動物の涙に集まってくるんだけどねこれが面白いんだよ…。
おはようございます。
おはよう。
誤解を解きたくてお待ちしていました。
あの…。
おはようございます。
(権藤)おはよう。
夏祭り盛況だったそうだね。
お面似合ってたって聞いたよ。
テイトちゃんはいいよ。
誰のアイデア?うちの吉井です。
ふ〜ん。
大沢君も乗りなさい。
はい。
(ため息)誤字脱字チェックして。
はい。
(浅野)これ確認してくれる?あなた今朝はどこからご出勤ですか?はい?
(ひとみ)ちょっと…。
あっ…。
(浅野)あの…。
繊維二課の増田の妻でございます。
ああっ!
(ひとみ)昨日はお電話で失礼致しましたがお話がございます。
はい。
増田が帰ってこないんです。
あなたのところにいるんでしょ?私増田さんは夏祭りまでお名前も存じ上げませんでした。
そんな嘘妻の勘ですぐにわかります。
増田を返して頂きたくて部長にお願いに上がったんです。
お恥ずかしい話です。
ですからお電話でお話ししたとおりの事でございまして…。
あなた!総務の皆さん何の関係もないのに本当にご迷惑かけました。
(増田)おい。
なんで会社になんて来るんだよ?夫婦の問題をなんで会社にぶちまけるんだよ?だって他に方法が…。
40にもなってその程度の頭か?会社にぶちまけりゃ俺がどれだけ恥かいてますます家に帰らなくなるってわからない幼稚な頭か?だって…。
(増田)若い子ぶって若作りしてお前イタいんだよ。
来るなよ…。
俺が恥かくんだよ。
(増田)まったく…若い格好して。
40なら40らしくしてろっての。
ハア…。
もうイテえなあもう…。
(桂子)直したいの私。
どこがイタい?おばさんはイタいって言われるのが一番の屈辱なの…。
(浅野)課長がイタいと思うんです。
(佐田)他の人と自分は違うという自信が見えてイタい。
(増田)お前イタいんだよ。
40らしくしてろってのもう…。
教えて?どこがイタい?テメエ…。
五寸釘ぶちこむぞ。
あなた…やっぱり誰か若い子と…?うるせえなあ!いますよ付き合ってる若い子。
イタ〜い…古女房よりずっといい。
イタいのはあなたですよ。
またキレた…。
あなたこそいい年して脳みそ垂れ流してる馬鹿よ。
だから同じように脳みそ垂れ流しまくりの若いだけの馬鹿女としか付き合えないの。
若い女が好きだって言う男は100パーセント馬鹿。
100パーセントって事は…。
100パーセント。
いい年して若い子としか付き合えないのは頭が軽いからです。
はい。
奥様増田さんが誘えば少し脳みそが残ってる若い子でもみんなついていきますよ。
夫は…モテるんです。
モテるからじゃないです。
若い女が年の男についていくのは美味しいものをごちそうしてくれるから。
それだけ。
食べたら帰ります。
増田さんいつでも誘ってください。
私イタリアンがいいです。
吉井さん!美味しいものをたかられてモテる気になって若い馬鹿女を追いかけてるいい年の男一番イタいです。
え?馬鹿にしてた総務に世話になってこんなイタい馬鹿見た事ない。
ケッ!私…別れます。
待ってください。
熱い時に決めちゃいけないです。
返事は明日にしてください。
あなたって学習出来ない人ね。
申し訳ありません。
(桂子)女の子に手が早くて有名だけど…。
(山川壮太郎)かわいいね〜。
ここ払っとけ。
平本さんがクビになっちゃうんじゃないかって。
あなたは考えが浅くて出しゃばるから絶対に動かないで。
あなたがやってる事はパワハラです。
2015/07/16(木) 21:00〜21:54
ABCテレビ1
エイジハラスメント #2[字]

企業内にはびこるあらゆるハラスメントに立ち向かう、ひとりの総務OLの物語!▽“反逆の女王”英美里(武井咲)に不倫疑惑の危機…!!年上女性の「痛い女」論争も勃発!!

詳細情報
◇番組内容
総務部主導の社内イベント「社員家族夏祭り」の担当になった英美里(武井咲)。イベント当日、繊維二課の増田(高橋光臣)と会話をしているところを、浮気を疑う増田の妻に目撃され、夫妻の不倫騒動に巻き込まれてしまう…!一方で、総務部内では「痛い女」をめぐって、総務課の美魔女・桂子(麻生祐未)と派遣社員の真理亜(宮地雅子)が対立。2人の激しい言い争いは英美里VS百合子(稲森いずみ)にも飛び火する!
◇出演者
武井咲、稲森いずみ、瀬戸康史、要潤、大倉孝二、内藤理沙、原幹恵、杉本哲太、吹越満、浅野和之、麻生祐未、竹中直人、風間杜夫、小泉孝太郎
◇原作・脚本
内館牧子『エイジハラスメント』(幻冬舎文庫)
◇演出
小松隆志(MMJ)
◇音楽
沢田完
◇主題歌
花岡なつみ『夏の罪』(ビクターエンタテインメント)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】内山聖子(テレビ朝日)
【プロデューサー】中川慎子(テレビ朝日)、浅井千瑞(MMJ)、神通勉(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/age/
☆Twitter
 http://twitter.com/ageharassment

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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